のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

2023.07.29のお稽古(花月)

2023-07-29 14:55:57 | 茶道

花 矢筈薄・宗旦木槿・秋海棠・唐糸草・下野

花入 宗全籠

茶通箱付花月・貴人清次花月・菓子付花月をします。

先月と同じ課目ですが、確認のために再度の稽古です。

 茶通箱付花月

菓子 抹茶うば玉(京都 井津美屋)

菓子器 義山 木の葉

 貴人清次花月

菓子 白桃半月(鎌倉五郎丸)

菓子器 竹細工

 菓子付花月

菓子 二人静(両口屋是清)

菓子器 梅花盆

菓子付きは、茶巾で折据を回して折据を留め置くと同時に「月・花」と名乗り、月は菓子を頂き、亭主は茶を出して「松」と言います。

 昼食後に「陸の宝珠」(源吉兆庵)を焼き締めの菓子器で。

熱中症警報が出されている中、良く通って来て下さいます。

感謝です。 

 


2023.07.22のお稽古

2023-07-23 23:57:31 | 茶道

花  矢筈薄・雁皮・河原撫子・木槿・唐糸草

後炭手前の後、全員が名水点の稽古をする。

この時期しか出来ない葉蓋の稽古も全員で。

梶の葉が無いので、秋海棠の葉で代用します。

合わせて洗い茶巾の稽古も。

琉球塗の平棗と茶杓

楽の馬盥茶碗

酷暑の点前は年に一回なので、忘れてしまいます。

何年も繰り返すことで身に付きます。


2023.07.15のお稽古はお休みしました。

2023-07-23 21:41:11 | 茶道

7月12日から15日まで、九州に住む妹の元に「博多祇園山笠」の見物に夫婦で行って来ました。

中州は祭り一色になるという姪の前説があったが、正しくその通りでした。

「博多座」近くのホテルが取れたので、そこを拠点に4日間を過ごすことが出来たのは、ラッキーでした。

1日から準備をして、12日は「追い山ならし」文字通り15日の「追い山笠」のリハーサルです。

ホテルに荷物を預けて、中州川端通からコースの下見にでかける。

川端通に飾られた飾り山笠です。

電気が普及する以前は、15・6mの飾り山笠を曳いていたそうで、現在は「引き山笠」と分けたということです。

櫛田神社

13日は、朝から柳川の川下りと鰻のセイロ蒸を賞味する。

帰って来てから「集団山見せ」

この日に限り、地名士が台上がりを務める。

八台の山笠が勢揃いして、人形師などの紹介がある。

14日は、日本三大稲荷の一つ「祐徳稲荷神社」へ

奥の院まで歩いて上りました。

夫と妹はエレベーターで本殿に。

奥の院はあきらめる。

本番前日の「流曳き」

最終調整するとともに、未熟な曳手にとっては山笠が曳ける最後のチャンスだとか。

小さな幼児までも、褌を締めた姿はなかなかなもので、老舗の蕎麦屋が店を閉めて「山」に詰めているのもうなずける。

四年ぶりの本格的な開催に、町全体が活気に満ちていて、観光客の多さに驚く。

特に外国人が多かった。

15日「追い山笠」

未明の4時59分に大太鼓の合図とともに、一番山笠から「櫛田入り」、その後4キロのコースを懸命に曳きゴールまでのタイムを競います。

廻り止めに見物場所を移し、姪の案内で、混雑を避けた絶好の位置で堪能することが出来ました。

夕食には、妹の子・孫が勢揃いして賑やかな会食を楽しむ。

九州には何度も訪れましたが、いつもレンタカーでドライヴするのが常でしたので、今回は公共交通機関を駆使して、ゆっくり観光しました。


2023.07.08のお稽古(四か伝)

2023-07-08 16:34:19 | 茶道

花 矢筈薄・半夏生・木槿・桔梗・雁皮

花入 宗全籠

初炭手前(K)

風炉 眉風炉

釜 筒釜(敬典)

炭斗 蛍籠

羽 姉羽鶴

香合 琉球塗、ハイビスカス蒔絵

菓子 京のおまんじゅう「八重」(俵屋吉富)

   練り切り「七夕」(松江市 三栄堂)

   水蜜桃

茶通箱(I)  唐物(O) 台天目(K)

四か伝の後、小習です。

夏の点前が稽古出来るのは、今月だけです。

名水点

熊野(ゆや)の清水

千葉県長生郡長南町の湧水で、日本の名水百選に選ばれているようです。

総礼の後、名水の所望をします。

亭主は、道具を清めて茶巾を釣瓶の蓋の左に乗せて、蓋を開け水を差し上げます。

(茶巾摺を消してって、無いんですね?)

打ち物・糖玉 京里の味「志ば味噌」(俵屋吉富)

干琥珀「氷室の露」(俵屋吉富)

菓子器 ヘギ目八角(これは炉用ですね)

木地釣瓶の水指で洗い茶巾の点前(I)

拝見を請われて、柄杓・蓋置を飾ります。

琉球塗ハイビスカス蒔絵の尻張棗

琉球塗ハイビスカス蒔絵の茶杓

楽の馬盥

花三嶋の平茶碗

思わず「美味しそう!」の声があがります。

来週は福岡に、祇園山笠を見物しに出かけるためお休みです。

 

 


2023.07.01のお稽古

2023-07-01 20:07:20 | 茶道

待合の短冊

蝉の画 「枝上一蝉吟」(しじょうに いっせんぎんず)

花 宗旦木槿

花入 高取耳付

 今日は花月の稽古です。

私も参加しての稽古で、写真を撮り忘れました。

茶通箱付花月

 菓子 「水無月」(喜多家)

貴人清次花月

 菓子 カステラ(文明堂)

休憩 メロン

菓子付花月

 菓子 出雲銘菓「薄小倉」

花月は種類も多く、何度稽古しても「あれっ!」の繰り返しです。

正に、「花月百騎朧月」のとおり何度も稽古を重ねることが肝心です。