のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

2024.03.23のお稽古(花月)

2024-03-23 18:12:28 | 茶道

花 貝母・寒芍薬(クリスマスローズ)

花入 青磁耳付(真)

薄板 矢筈板

 生憎の雨の中、皆さんようこそ。

花月の稽古です。

炭手前が無いので、床は諸飾りになります。

 香合 染付隅田川

●茶通箱付花月

 菓子 そば餅(福井市)

 点前座 

 薄器(桜樺細工中次)

●貴人清次濃茶付花月

 菓子 桜ごのみ(熱海のお土産)

 点前座

●四畳半花月

 菓子 桜ふわふわ(福井市)

 点前座

 棚の左にあるのは、替え茶巾です。

複雑な付きもの花月。

頭の体操になりました。

 


大学のお稽古(2024.03.21)

2024-03-22 20:39:46 | 茶道

花 貝母ユリ・卜伴椿(月光)

 午前中の大きな地震に驚く間もなく、台風並みの強風の中大学に向かう。

昨日は卒業式で、校内は静まり返っている。

●今日が最後の稽古となる四年生。

薄茶の運び点前、棚点前(拝見付)と進んできました。

誰よりも熱心に稽古を繰り返し、五か月でこのお点前です。

卒業後も続けて欲しいと願っています。

最後に「楽しかったです」と言ってくれました。

「お菓子をどうぞ」

●薄茶運び点前

 茶筅通し

 上手に茶筅を抜いています。

 膝に置いた手にも神経が行き届いています。

●棚点前

 棚点前の拝見無しにも挑戦します。

●四年生最後のお点前(男子です)

 なかなかお稽古に参加出来なかったのですが、お茶が大好きです。

最後に来てくれて有難う。

部長さん、安定のお点前です。

新学期に向けて、新入部員の勧誘を頑張ってくれるそうです。

学園祭参加を目標に、意気込みが心強い限りです。

 

 

 


2024.03.16のお稽古(四カ伝)

2024-03-16 17:31:54 | 茶道

自宅での稽古です。

花 山茱萸・寒

芍薬

花入 瀬戸の鶴首

 今日は四カ伝の後に後炭手前(写真忘れました)です。

桜の練きり(春霞)・栗蒸羊羹・リンゴ

●台天目(I)●盆点(O)●和巾点(K)

後炭手前の後は小習です。

●貴人清次薄茶点前

貴人様の菓子

のし梅・抹茶八つ橋

お次の菓子

お次の茶碗は、建水と共に持ち出し勝手付きに仮置きます。

他に

●入子点(O)

●濃茶棚点前 ●薄茶棚点前替え茶碗付

をいたしました。

朝から暖かかったのですが、昼過ぎには汗ばむほどの暖かさです。

先週の貝母ユリが開いたので、玉の浦椿を足しました。短くても可愛いものです。


大学のお稽古(2024.03.14)

2024-03-15 22:04:06 | 茶道

大学のお稽古です。

菓子は「桜」ですが、良い銘を考えましょう。

初桜・春霞・花曇り・花暦など

翌日に卒業式を控えて、忙しい中を稽古に来てくれました。

安定のお点前です。

一心に、美味しいお茶を差し上げようという思いが伝わります。

美味しそうです。

盆略点前。間違えると、悔しがります。

大丈夫、繰り返しで身体で覚えましょう。

大分良い感じになってきました。

四年生。

明日は卒業式です。

いよいよ、来週が最後です。

きれいに点てられました。

会議が終わって二度目のお点前。

替え茶碗つきです。

建水を持つ手は、肘を伸ばします。

美味しそうです。

お替えも。

この後、自服でもいただきました。

人数が少ないので、二回点前が出来ます。

恵まれています。

 

 


2024.03.09のお稽古(小習)

2024-03-10 20:00:53 | 茶道

花 貝母ユリ・玉之浦椿

花入 備前耳付

待合の短冊

「桃花千歳春」(とうか せんざいのはる)

弥生の設えは、釣釜です。

初炭手前

釜 雲龍釜

香合 染付の隅田川

通常鐶を掛けるタイミングで、鎖を三つ上げます(小上げ)

釜を引いた後、初掃きの前に鎖を五つ上げます(大上げ)。

常の通り炭をつぎ、後掃きの後に大下げをします。

釜を掛けて、鐶を外すタイミングで小下げをして後退し「ア掃き」をします。

釜の蓋を切って下がります。

主菓子 「菜の花金団」

小習の「長緒」

茶入・茶筅を流す位置

湯柄杓の正しい持ち方。

貴人清次で、拝見に出す時の仮置いた道具。

拝見に出す位置

薄茶の菓子 「万葉」(熱海のお土産で浮島)

点前後の飾り付け

雪月花棗 (土居義峰作)

茶杓 桜材(角館にて購入)

 棗の中のお茶は、右上四分の一が削れているのが理想です。(この写真では、左下になります)

入子点です。

入子点は拝見は無く、仕舞の時に茶碗を拭いてから茶巾を畳みなおして総飾りとする。

水次も省略するので、帛紗を畳んで水指の蓋手前に乗せて、建水を持って下がる。

小習だけでも前後十八か条もあり、応用点前八種も合わせると覚えきれません。

でも、点前の所作は確実に美しくなっています。

それが喜びで、80歳は元気を頂いています。