花 射干(しゃが)
花入 唐銅鶴首(真)
薄板 矢筈板(真)
七事式の稽古ですが、初炭を「盆香合」で入れてもらいます。
● 盆香合(K)
香合
型物香合番付西二段目の前頭、呉須周茂叔
盆 真塗四方盆
七種香合(しちしゅこうごう)
型物香合のうち、祥瑞の蜜柑・瑠璃雀・瓜・瓢箪、古染付の牛・屏風箱、呉須の周茂叔をいう。
●茶通箱付花月
菓子 菜の花金団
席入り後、折据を回して「月」「花」と名乗ります。
月が先の濃茶、花が後の濃茶を練り全員で順服します。
後の濃茶を送った後に続けて折据を回し「花」のみ名乗って薄茶三服を点てます。
一の花は、中水一杓さします。
先の茶入・仕覆を拝見に出して薄器を清めます。
茶碗が戻ったら二度すすいで清め、薄茶を点てます。
二の花は、後の茶入と薄器を置き換えて二服目の薄茶を点てる。
三の花は仕舞花ですので残った道具を拝見に出します。(四つ出し)
● 無言投込み花月
菓子 焼モンブラン
点前座
透き木釜 山雲棚 萩水指 弦付き(四滴)
薄茶四服を点てます。無言で、投込み花月をおこないますので、誰かが動き出すまで役に当たった人が分かりません。
汗ばむような陽気で、点前座に座ると汗が吹き出します。
水揚げが難しい「蔓日日草」がしっかりしていたので、射干に足してみました。