花 木五倍子・菜の花・眉間尺(ぽい)
花入れ 備前焼の筒花入れ(側面に般若心経が彫られている)
開花するとこんな感じでそ。
円能斎好みの吉野棚です。
桐材春慶塗の一重棚。
京都島原の名妓吉野太夫が好んだ二畳の「遺芳庵」を高台寺に移築した際、円能斎によって献茶式が行われ、
それを記念して好まれました。
客付きの円窓は、この席の円窓、吉野窓から意匠されたものです。
勝手付きには障子や葦戸をはめることができるようになっていて、勝手柱には竹釘があります。
薄器は桜材の中次、茶杓も同材で角館を旅した折に求めました。
茶碗は松香作の山桜
自服の茶碗は、和香(わこ)作の仁清写しの桜絵です。
女性らしさが感じられて好きな茶碗です。
雲龍釜の蓋の掻き立て鐶は向こうに倒して茶巾を乗せて、仕舞うときに戻します。(忘れがち)
四カ伝の後は、小習い事から流し点・入子点・薄茶棚点前でいただきました。
主菓子 菫金団
他に、桜餅と秋田の諸越です。
終了後に、「柏の葉公園」に花見に出かけました。
日曜日は花散らしの雨と風になると言うので、4人で私の運転で15分位。
暖かく、風も無く、やはり日本人は花見が好き。
八重紅枝垂桜です。