HAPPY GO LUCKY!

平凡な毎日がとっても幸せなんだよね

オーロラチャンス 最終回

2008-12-28 21:34:04 | 旅行
部屋で転寝していましたが、
強風の音で何度も何度も目が覚めました。
夕方ごろTVをつけると、
NEWSで低気圧通過でfinland中に被害が出ている模様。
ヘルシンキでも
屋根が飛んでいたり
トラックが横転している映像が。
こっちも大荒れ。
風が唸り、雪も巻き上げられているのが部屋からも見える。

そんな中、夕飯の買出しに行かなきゃならなくって。

5時過ぎにもそもそ起きだして、出掛ける準備をし始めました。
寒いところって、部屋が暖房ガンガンに効いている分、外出時の準備が大変っ
もっこもっこに着込んで(でもちょっと部屋で汗かいて。)
極寒の中に出なきゃならない。寒い地域に暮らす人達の苦労は大変
しかもここの地域は間もなくカーモス(太陽の昇らない時期)。
太陽が恋しくなるでしょうね。

部屋をでたら、階段上のソファーで何人か宴会タイム。
帰ったら入れてもらおうって考えて、スーパーまで買出し。

日は完全に落ちていて、風はびゅうびゅう。
雪も横から流れてる感じ。
途中すれ違ったスオミのおじさんと目が合って
寒いね~、凍えるね~
とお互い挨拶。そっか地元の人も寒いのか~(笑

帰ってきて、ソファのところの皆さんに混ぜていただいて軽く夕食。
お酒もちょっと回ってきて良い感じだけれども、
今夜のことを考えてセーブしなきゃ。
9時過ぎ頃から、じゃあオーロラハンティングだ、
最後のチャンスだと言う事で支度をし始め、10時過ぎから徹夜覚悟で観測体制。
今日も寒さ対策ばっちり。
残っていたカイロをこれでもかって思うくらいに
足、ふくらはぎ、腰、お腹、肩にと貼り付ける。

今日も行動はF田御夫妻、N瀬さん、私。
ディナーのオプションに参加していたK野さんは少し遅れて合流。
天気はまだ曇り。
でもK野さんの気圧計付きの腕時計はぐんぐん気圧があがっています。
それを証明するかのように、雲はどんどこ流れて行きます。
これは晴れるっ!そう確信しながら、
焚火小屋(自由に使える)で薪に火を着け、
N瀬さんのoutdoorセットでコーヒーを飲み(今日も感謝っ)、
外の晴れ間を確認しつつ、
撮影ポイントを数往復し…と、深夜にチョコマカ動き回る私達…
日付はすでに25日になっています。

2時30分すぎてからでしょうか
はるか向こう、山の向こうに雲の切れ間から薄い緑色の光が見え始めました。
オーロラが出てきました!
急いでそちらにレンズをむけて、撮影開始。
写真に撮ると、はっきりとオーロラの光が見えます。

目の良いN瀬さんは、揺れてるー!動いてるー!って言っていましたが
視力の悪い自分は全然わかりません。
眼鏡を持ってくるんだったなー。

K野さんに色々教えてもらいながら、写真を撮り続け・・・
雲も無くなってきた時には、真上にオーロラが来てくれました。
ただただ、口をあんぐり空けて眺めていました。

5:30に撮影終了。
200枚は撮れたんですが、
やっぱり難しいですね。納得のいくのはなかったけれど
前回・イエローナイフの時よりは満足です。

ホテルでみんなでビールで乾杯
本当に最終日、粘って粘ってオーロラを見ることができて
幸せでした。





11月24日

2008-12-10 11:39:49 | 旅行
今朝は昨日の天気を引きずって、荒れ模様
今晩こそ晴れて欲しい。
だってチャンスは今日が最後。

今日の午前はトナカイソリツアーに申し込んであります。
10:00にツアーオフィスに集合。

オフィスで防寒着を渡され、
防寒ブーツと靴下とミトンも渡される。
すべて自分で着て来た、服の上から着る。
手袋も2重、靴下については3重履き(笑

ロボコップみたいな動きしかできません。
しかも借りた防寒着は相当サイズがおっきくて、だぶついています。

送迎の車がやってきて、みんなで乗り込み約10分くらい走って郊外に行きます。

到着すると
トナカイは既にソリに繋がれて準備万端。
ソリにはトナカイの毛皮がひかれ、そこに横並びに二人ずつ座り、
その上から毛布を掛けられて
いざ出発
先頭のソリから延々とロープで繋がっているので
とりあえずは勝手にどこかに行ってしまうということはありません。
後で聞くと、一番前のトナカイがリーダーで
落ち着いて、スタッフの言うことを聞けるということ。
で、その後についていくのが
まだまだ勉強中のトナカイ達なんだそうです。

私たちは、
林を走り、凍った池の脇を走り
途中、林の向こうに数頭のトナカイの群れも見つけ・・・

だいたい、30分くらいのソリに乗っていました。
引っ張ってくれるトナカイのおしりというか、シッポがキュートでしたよっ
空を見ると雲が所々切れていて
青空が見えました。
今晩はきっと大丈夫オーロラ見れるよね~って
みんなと話していました。

ソリから降りたら、ロッジに案内されて
そこでコーヒーブレイク
ふわふわのパウンドケーキみたいなのも出してくれました。
美味しかった
コーヒーのカップが、こちらの先住民が使うカップで、
白樺の木でできているものでした。
お土産屋で売っているんだけれども、結構高くて
(だいたい60ユーロ前後。小さいのでも、40ユーロぐらい。)
でも、今思えば自分用に買ってくれば良かったかな~

そこで、トナカイの説明を色々話してくれました。
冬に角があるのはメスだとか
角がはえる時は、中に血管があり
一日に2cm伸びて
最後は、硬くなる。(その時に血管はなくなる)
などなど。
英語解説だったから、どれくらい自分が理解できていたかは不明(笑

その後また、ホテルまで送ってくれて
大体12時頃、戻ってきたかな?

その後は、部屋で
夜に備えて、昼寝と決め込みました。



オーロラチャンス 3回目

2008-12-06 16:24:33 | 旅行
今日も夜からオーロラハンティング。
カウニスパの丘に行こうと話に賛同してくれたのは、
F田御夫妻、K野さん、N瀬さん。
10:30頃にタクシーをよんでカウニスパの丘まで行きました。
街中でも風が強いなと思っていましたが、
丘に登り、タクシーを降りると
何この風っってくらい吹き荒れています。
丘の上のレストランは夜は営業していない・・・
風が止むのを信じて、
風を避ける場所で待機していましたが
・・・・今晩も駄目かも。
寒い中、N瀬さんがレストランの外のテーブルの上で何か準備はじめる。
荷物から取り出したのは
ガスボンベ
紙コップ

ヤカン
なんと、暖かいコーヒーが飲めるなんて
そんな準備しようなんて、私の頭には無かった。
(もし一人で来てたら、凍えてただろうな。)
アウトドアなN瀬さん、本当に感謝です。
で、みんなでコーヒー飲んで一息ついて




撤収(笑



すみません。この計画に賛同してくれたのに。
地吹雪ツアーになっちゃった。

帰りは、歩いて下山。
所々、既に吹き溜まりができていて足が沈む。
不安。。。
でも少し下って、周りが木々に覆われると
風はうそのように止んで、ほっとしました。

そんなわけで、今日はデジイチの出番が一度も無く終了しました。

11月23日

2008-12-06 16:08:35 | 旅行
今日は朝から、ロヴァニエミ・サンタクロースツアーに参加。
朝6:30にウェイクアップコールで起こされ、眠い顔で朝食を食べ
オーロラ見た人がいて、やられたーって思っちゃいました
F田さんにお会いしたので、今夜の計画(カウニスパの丘に行こうという計画)があることをお話しました。
参加してくれるといいなっ
朝8:00に出発
31人を乗せたバスは、南に走ります。
途中朝日が昇ってきて、綺麗だなって思っていたら
トナカイとバスがぶつかってしまい
骨折したであろう、トナカイは立ち上がれない。
フィンランドでは、日常的らしいのですが
私には、非日常。
ここは、早く楽にさせてあげるって事で
・・・・
・・・・
ご想像にお任せいたします。
私は、見ていません。
見れません。

ブルーになりました。
涙堪えました。

しばらくして動き出したバスは
ちょっと重い空気でした。

気を取り直して、(いやなかなか無理だったけれど

まず、ロヴァニエミの街に到着
ここで小一時間のフリータイム。
いつもどおり朝食でお腹を満腹にしてしまったので、何にも食べたくありません。

で、ショッピングモールでブラブラして
PENTIKと言うお店で、クリスマスツリーのガラス製オーナメントを買いました。
その後、CAFEでまったりしてました。
ここのCAFEもやっぱり北欧家具で、とてもセンスがいいです。
シンプルなんだけれど
落ち着くんだけれど
やっぱりソファは明るい。
こういうセンス、見習いたいなぁ。

フリータイムの後、次は待ちに待ったサンタクロース村


まず向かったのは、郵便局。
ここにはクリスマスカードが沢山おいてあります。
私も切手とカードを買って、妹と友人に投函しました。
ポストの口は二つあって、ひとつは今日発送、もう一つはクリスマスシーズンに届くように発送されます。
友人は今日、妹にはクリスマスに届くように投函してみました。
そこで一人でツアーに参加していた、N瀬さんとお知り合いになりました。
そして、知りあってすぐに申し訳ないかなと思ったけれど
カウニスパの丘に行くのを誘ってみました。

次に外に出て、北極圏線上にて写真を取りました。
ここはちょうど北極圏のラインにまたがって施設があるので
こっちは北極圏外、こっちは北極圏という、面白い写真が撮れます。

そしてそして、サンタさんに会いに~
ドキドキして通された部屋には
サンタさんだぁ

もう何だか舞い上がって緊張して
つたない英語で話そうと思ったけれど、言えなかった・・・
でも、本当にうれしくて自分の顔がずーっと笑顔でした。
写真撮って、A4サイズに印刷されたこの写真は一生の宝物

その後もあちこち散策して、スーベニアショップを覗いたり
おそいランチを取ったりしました。

このサンタクロース村に約3時間滞在し、そしてもう暗くなってしまった北極圏の道をひたすら北に走って帰るのでした。

ホテルに戻ったのは19:30くらいでした。