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中年おじさんの散策part2-3

東京都内・海外の散策を楽しんでいる叔父さん。いろいろなところを散策し記憶として記録しています。よろしかったらご覧ください

散策(案内)112 「東京中心部南 595」 甘泉園(かんせんえん)公園

2021-05-13 06:26:11 | 東京中心 南

このブログは「中年おじさんの散策」3の継続版です 

この企画は 私が引率します sosamu@ya2.so-net.ne.jp

参加したい方はご連絡ください。090-3436-8532 ネットでカルチャー(散策・グルメ) https://blog.goo.ne.jp/sosamu25

 

甘泉園公園について

「甘泉園公園」(かんせんえんこうえん)は日本の歴史公園100選にも選ばれている新宿区の公園。新宿の区立公園としては唯一の回遊式日本庭園で、そのルーツは江戸時代・明治時代に遡ります。

江戸時代の中頃には徳川御三家・尾張徳川家の領地で、1774年に清水徳川家初代・徳川重好(清水重好)の下屋敷に。明治維新後まで清水家の邸宅でしたが、その後は旧岩城中村藩主・相馬家(相馬子爵家)の所有に。その後、早稲田大学や東京都の所有と変遷を経て現在は新宿区立公園となっています。(昭和44年に開園)

「甘泉園」という名の由来は、この庭園の湧水がお茶に適していた――という所から。現在隣接する水稲荷神社の敷地もかつては甘泉園の一部で、神社の境内に江戸時代後期に作られた甘泉園の名前の由来が刻まれた石碑が残されている――とのこと(未チェックでした…)。相馬子爵邸だった明治時代や、昭和の終わりに庭園の改修が行われているそうですが、「甘泉園」という庭園や池泉回遊式庭園の基礎は江戸時代から残るものということになる。

何度か訪れている感じでは近隣の『肥後細川庭園』(神田川を挟んですぐですが、向こうは文京区)と比べるとも少し地元の人の憩いの公園という雰囲気。都内の大名屋敷ルーツの公園でよく見られる台地の斜面を活かした回遊式庭園になっていて、冬には雪吊り、春にはツツジ、サツキ、そしてノムラモミジがきれいだった。2018年は『早稲田燈源郷(甘泉園ライトアップ2018)』というイベントも開催されていたようです。

なお同じく徳川家⇒相馬子爵家と所有が移った場所に残る新宿区立の公園というと、高田馬場駅から程近い『おとめ山公園』もそう。相馬家はここからおとめ山公園に移ったということかな。

(2014年2月、2016年4月、2019年6月訪問。以下の情報は訪問時の情報です。最新の情報は各種公式サイトをご確認ください。)

 

 

 

20151119  東京北・紅葉
東京都新宿区早稲田
        甘泉園公園
 甘泉園公園(かんせんえんこうえん)は、東京都新宿区西早稲田にある新宿区立の公園である。
元々当地は徳川御三卿の一つ・清水家の下屋敷があったところで、当公園は屋敷にあった回遊式の大名庭園であった。当地から湧き出ていた湧き水がお茶に適して評判であったことから、「甘泉園」と呼ばれていた。明治時代には相馬子爵家の邸宅になったが、昭和13年に近隣にある早稲田大学の施設となった。戦後は東京都に売却されて都立公園となったが、1969年に新宿区の管轄となって現在に至る。
 名の由来となった湧き水は枯れているが、現在でも大名屋敷の回遊式庭園の面影を多分に残した日本庭園を主体とした公園となっている。冬になると雪吊した樹木を見ることが出来る。

 

 

 

 

 

 

20151119  東京北・紅葉
東京都新宿区西早稲田
        水稲荷神社
 水稲荷神社(みずいなりじんじゃ) は、東京都新宿区西早稲田に鎮座している神社。
  旧称「冨塚稲荷」と命名されたが、元禄15年(1702年)に霊水が湧き出し、現社名の「水稲荷神社」と改名された。眼病のほか水商売および消防の神様として有名である。
また甘泉園公園に隣接しており、境内にある「高田富士」(戸塚富士あるいは富塚富士とも)は早稲田大学拡張工事の際に、同大学の構内にあった江戸中最古の富士塚を移築したものである。普段は登拝できないが、7月の海の日とその前日に催される「高田富士まつり」の際に一般の登拝が可能となっている。

 

 

 

 


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