つつみその子のはぐくみ日記

毎日を大切に、心と縁をはぐくむ日々に。

イッセー尾形ができるまで1

2005-07-18 | Weblog
ワークショップ一日目。

「はい、話して」というところから始まる。
皆混乱する中なんとか言葉を紡いでいく。
リアルな感覚やニュアンスがあるかどうかが試される。
感覚の弱いものは「ためて」ととめられる。
次に「話して」と言われた時には全く違う感覚のものを求められている。

自己主張や考えの発表をしようとすれば何もさせてもらえなくなる。
でも、「ずっと駄目なわけじゃない、きっと分かる時がきて、そのしがらみを脱げるよ。早く慣れちゃおう。」と森田さん。
「つまらない、嘘、君は向いてない、それはきっかけ台詞でリアルな関係じゃないから可能性なし。」などなど。
厳しい言葉の飛ぶなか、恋愛や経済にまで話が及ぶ。

見て分かることもあるし、やってみなきゃわかんない、さあ、どんどんいこう。
と、組み合わせをかえてやってみる。
その二人で空気を作れていなければ即交代。

私は森田さんに「同じ調子じゃつまんないよ、そこで泣け、そこで鼻歌、台詞言え!」と言われて何だか勝手に心が動く。最後に「自分でうまく行ったり方針が決まったら全然違うことしなさいよ!そう言うことだよ。」と言われた。

懐の深く厳しい稽古場。
素直な気持ちで挑戦してみようと思う。