
先月末からの大型連休、そして誕生日関連が一息付いたところ、例年通り静岡県は静岡市で開催される「第57回静岡ホビー ショー2018」に今年も出掛けてきました。


静岡駅行きのバス便予約が始まった瞬間に早い時間から即完売するほど参加者多数なのは分かっていたものの、中々思い通りにはいかないのが実情。
妻には面倒をかけましたが、今回もバス便と宿泊先の予約をお願いしたところ、宿泊先はリーズナブルで好立地なホテルに決まって気分上々



で、旅のはじまりは…
一昨年の開業以来、引っ切り無しにピストン運行を続ける新宿駅南口の高速バスターミナル「バスタ新宿」。
これまで駅周辺に分散されていた高速バス乗り場が収束されて一段と便利になりました。

▲車窓から富士山を拝むことができましたw
新宿から静岡駅までは3時間強の予定でしたが、少し遅れて到着したのは正午頃だったでしょうか。
最近は車内で動画視聴しながらオシャベリでもしているとアッという間の到着…


▲久能山東照宮 国宝指定記念碑
駅ロータリーでバスを下車すると、恐らく一番近いであろう静岡の観光スポットがお出迎え。
北口の駅前広場(平成20年9月完成)に設置されているのは、市に所縁のある2体の偉人像。

遡ること平成19年(度)、静岡市が徳川家康公の駿府城入城四百年を記念した「大御所四百年祭」として様々な事業を展開する中、市の玄関口たる静岡駅の北口広場に徳川家康公像と竹千代君像を設置しました。
こちらの家康公像は駿府城公園のものと設定が異なり、関東移封前の五カ国大名だった時代の家康ですが何方も立派な出で立ちですね。
像の制作には駿府公園内の家康公像にも携わった彫刻家の堤直美氏、台座題字は徳川宗家第十八代当主 徳川恒孝氏が書いたそうです。

▲少し分かりにくいですが、タクシ乗場が目印
駅寄りにあるのは、家康の幼少時代である竹千代君像。
前髪を垂らして後ろ髪を結んだ姿は今川氏の人質時代の出で立ちですが…
史実からすると、頭の上部を剃っているチョンマゲだったという説もあるとか。
戦国時代のカブト装着時は頭頂部が蒸れないように剃って、後ろ髪はチョンマゲに結っていましたからね。
2009年(平成21年)の除幕式でお披露目された銅像は観光資源は勿論のこと、恐らく地元民の待ち合わせ場所となり、未来永劫この姿で語り継ぐされていくと思います。
良くも悪くも、時に制作者の想像(創造)力が時代時代を形作っているんですね。
【おまけ】

◼︎静岡新銘菓 こっこ
1984年の誕生以来、「静岡県民で知らない人は居ない」と紹介されるほど県内ではメジャーな銘菓です。
南アルプス山系を源とした、静岡市の澄んだ伏流水を沸騰させ、その蒸気で蒸し上げた一口サイズのケーキは、柔らかく口当たりのいい生地に新鮮な卵から作られたミルククリームが相まって想像以上に美味しかったです。
(つづく)