
週に一度、職場スタッフと散歩を兼ねた“食べ歩き”は楽しみの一つなんですが...
今週は出発のタイミングに社内で捕まって、メンバーと合流できず久しぶりにボッチ飯となりました
行く宛はないものの、迷走する時間はなかったので“一人”を活かして敢えて混雑店を目指そうと一路湾岸方面に向かって辿り着いたのは老舗洋食レストラン「季」。
途中で同じ方向を目指す大勢のサラリーマン風情をみかけたので、思わず小走りをした甲斐あって、待つことなく入店できたものの...(ゼーゼー
)
4人掛けテーブルに相席した後、空いた席に移動するようお願いされて満を持しての特等席は厨房内が見渡せるカウンター席でした。
毎度のことながら、正統派の洋食メニューが並ぶ中、ブログを読み返して内容が被らないことを確認し、今回は「ポークカツ」と書かれた「日替わり定食(750円)」を注文。
周囲の常連客風情から注文が飛び交う中、やはり人気は“ジャンボメンチカツ(あるいはメンチカツカレー)”でしょうか。
引っ切り無しに注文が入るので、厨房のフライヤー(揚げ機)はボッコボコ
とマグマが滾るような満杯状態で、ちょっと心配(笑)
厨房とホールに各1人、たった二人で、あれほどの物量を捌くのはホントに見事な光景でした。
で、お待ちかねの日替わり定食が着卓
真っ白な丸皿上の配役はいつも通り、メインの「ポークカツ」が映えるよう千切りキャベツとナポリタン(具ナシ)が脇を固め、食欲をそそる彩り。
(ビジュアル的には大差ありませんが:笑)
食べ易いサイズにカットされたポークカツはサクッとした揚げ加減よろしく食べ応えも充分。
ちょうどいい塩梅の独特なデミソースと相まってゴハンの捗る美味しさでした。
ささやかながら、この味わい深い一皿に我々オサーン達は夢中なワケですが、一つ一つ調理する店主はかなり大変な印象。
目玉焼き(70円)を追加した“ランタマ”にしようものなら、別の小鍋で対応するところをイヤな顔一つせず確実に提供する御主人は“できる大人”の手本のよう。
(次々と襲い掛かるオーダーを覚えられる自信は自分にありません:笑)
そして奥さんらしき女性は至って冷静といった素敵なコンビです
ごちそうさんでした。