福島県は会津若松市を
発祥の地としながら、喜多方ラーメンや白河ラーメンではなく中華そばを掲げている『幸楽苑』の創業は昭和29年(1954年)のこと。
創業者 相談役・新井田傳 氏は、わずか6坪からはじまった「味よし食堂」を福島県一の食堂にするという想いで歴史を積み重ね、今や幸楽苑は東日本を中心に400店舗以上を展開する一大チェーンまでに成長しています
幸楽苑と云ったら、
中華そば一杯 290円(税抜)と庶民的な価格で提供していたのは記憶に新しいものの...
290円では客単価があまりにも低すぎて赤字店舗が続出、材料高騰と相まって2015年5月に看板商品の「290円ラーメン」は販売中止になってしまったようです(今や牛丼一杯より安いですからorz)
純粋なラーメンチェーンとしては
国内最多数の店舗展開とあって彼方此方で見かけますが、我が家が初めて足を運んだのは290円ラーメンがメニューから消えた同年11月でした
🍜vol.1:2015.11.船橋ららぽーと前
中華そばの後継メニューとして、
これまでと異なる細麺などを特徴に「醤油らーめん『司』(税抜520円)」を売り出し中でしたが...
自分は第一印象から「ネギ味噌ラーメン」を注文したところ、千切り葱一杯にラー油がかかり、乱切りチャーシューと相まって食欲そそるビジュアル
<海老餃子>皮に練り込んだ干し海老が香ばしい!
一口目は割りと
アッサリした味噌スープでしたが、後味は深みと旨味が追随
シャキシャキのネギに辛味を持ち合わせたラー油と麺を絡めると、味噌のコクと相まってバランスのよい味わい
程よい辛味がカラダを温めて一石二鳥の美味しさでした
醤油ラーメン司の登場で
客単価は上昇したものの、未だ厳しい状況が続いている印象です。
ここでは応援がてら食べ歩きを順次追記した「まとめ記事」として紹介いきたいと思います
(以後、不定期で順次追記していきます)
🍜vol.11「塩らーめんギョーザセット」を追記しました♪
🍜vol.2:2019.1 船橋ららぽーと前
<ごま味噌チャーシュー麺:649円>
庶民的な味わいと値頃感は
勿論のこと、巧みなキャンペーンも根強い人気の秘訣かもしれません
かつて多くの人々を虜にしたラーメンを期間限定で復活させる「復活希望アンケート投票」を昨年SNSで開催したところ、一万人以上が投票。
第1弾、2弾と続いて第3弾の「ごま味噌チャーシュー麺」が召喚されたタイミングで来店してみると、その美味しそうな面構えと期間限定に惹かれて注文
豚骨ベースを味噌仕立てにしたスープは、
白・黒2種類の胡麻が混ざり合って風味豊かな上、にんにくチップのパンチが効いた濃厚な口当たり
縮れた中細麺は東北方地方発祥ならではのツルツルモチモチな食感で、コーン・小松菜・ネギ・チャーシューといったトッピングに絡めると、格別な味わいでした
<豚バラチャーシュー麺:649円>
「こんなにチャーシュー乗ってるかしら?」と
半信半疑なメニュー写真でしたが、妻の前に着丼したチャーシュー麺にウソ偽りはなく、ズラリと敷き詰められた10枚にニヤリ
食べすすめると脂身と旨味が中華スープに染み渡り、どの麺を掬っても肉を食べられる絶妙なポジショニングにニンマリが止まらない妻でした
かつての看板商品が
姿を消したものの、どちらも590円(税抜)とコスパの高さに脱帽です
🍜vol.3:2019.5 船橋ららぽーと前
<味噌野菜たんめん&味噌ラーメン>
<餃子 極> 2人で半分コ
ラーメンに餃子、王道の組合せ
🍜vol.4:2019.6 船橋ららぽーと前
<ダブル半らー定食Aセット(極&ベジタブル):700円>
ラーメンのサイズに選べる餃子、
ライスorチャーハンとキメ細かな組合せのラインナップは流石
その日その時の胃袋と相談して、フィットするメニューが必ずやあると思います
🍜vol.5:2019.6 船橋ららぽーと前
<ダブル餃子定食セット(極x2):600円>
ラーメンと双璧、
自慢の焼き餃子「極」はニクニクしい味わい
これで600円とはお手頃です
🍜vol.6:2019.8 船橋ららぽーと前
<餃子極x2>
<ごま味噌チャーシュー麺:649円>
ごま味噌、再び
香ばしい胡麻の風味、味噌のコク、チャーシューの旨味、そしてニンニクのパンチ力と四位一体となった味わいはクセになる美味しさ
🍜vol.7:2019.9 船橋ららぽーと前
<クラシック中華そば食べ比べセット:750円>
一度に2種類のラーメンが
楽しめる食べ比べセットが限定復刻※限定復刻
中華そばクラシックと鶏豚濃厚合わせダシ中華そば、どちらも食べたことがないので嬉しい組合せですが...
同時に登場するので食べるのに忙しいですね
<餃子極x2>
引っ越してから翌2019年は
買い物がてら食べに行っていた店舗でしたが、残念ながら年末に閉店していました
いつの間にか業態が変わってしまい残念です
🍜vol.8:2020.1 福袋
年始におトクな福袋をゲットし、
ほぼ「冷凍餃子」に替えてしまいました
🍜vol.9:2023.3 平河町店
久しぶりの秋葉原
ちょっと風変わりでも、どんなに突飛な服装だったとしても何となく溶け込んで馴染んでしまう不思議な街並みです(笑)
何を食べようかと妻に尋ねると...
「シンプルな醤油ラーメン」を食べようとなったので3年半ぶりに来店
<中華そば:490円>
醤油ベースのスープの色見と
相まって何処か懐かしい香りをもって着丼した中華そばは正にコレ!といったシンプルな佇まい
鶏と豚を合わせた出汁にコシのある中太ちぢれ麺の相性よろしく、知らず知らず飲み干してしまいそうなスープはクセになる美味しさです
こだわりを前面に出したり、
進化系のラーメンが世を席巻してますが...
巡り巡って、辿り着くのはシンプルなラーメンなのかもしれません
🍜vol.10:2023.5イオンモール海浜幕張
フードコートで一休み…
と云っても、良くも悪くも賑わいが戻った広大なコートは騒々しいこと此の上なく
提供時間の早さか?もしくは価格か?
どちらの手軽さを選ぶにも、まずは妻共々座席を確保してから巡回したところ、トレーに乗ったラーメンを慎重に運ぶ多くの人達とすれ違って、自分の腹は決まりました(笑)
<みそらーめんギョーザセット:690円>
看板商品の中華そばを
前回食べたので、今回は味噌ラーメン
少し考えてから焼き餃子も追加したら「セットにした方がおトクですよ」と良心的な案内に感謝感激(笑)
<餃子「極」>
約4年ぶりの焼き餃子
「極」以前と比べて餡の肉は1.5倍に増量
豚肉のコクと鶏肉の旨味を合わせて肉の美味しさを追求し、甘味のあるキャベツと香り豊かなニンニク・ニラをバランスよく配合した餡は絶妙な焼き加減と相まって流石といった味わい。
<表記は平仮名で、みそらーめん>
中華そばの醤油ベースと並んで、
塩・味噌ともに単品価格でも490円とお値打ち
信州味噌に香味野菜と香辛料をジックリと練り上げた味噌ダレは風味豊かで、食べ進めるとチャーシューの脂身・旨味が徐々に溶け合って美味しさ倍増する味わいでした
次はしおらーめんを食べてみようと思います
🍜vol.11:2023.11イオンモール海浜幕張
<塩らーめんギョーザセット:690円>
ふたたびフードコートで一休み
相変わらず賑やかで盛況なこと💦、コート内のラーメンを食べると決めたら店舗の近くに席を陣取るのが先決
醤油・味噌を続いたので初の塩ラーメンをお馴染みのセットで注文してみました
<餃子「極」>
餃子定食ばかり食べていた
発売当時から美味しいとは思ってましたが...
今や肉の量が1.5倍の改良版なんだとか
美味しい色味に焼きあがった皮は、生地をこねる温度と時間を季節毎に調整し、モチモチ・パリパリの食感が後引く美味しさです。
海苔かワカメかの違いくらいで、
醤油・味噌・塩ラーメンの具材はほぼ一緒。
たっぷり具材のタンメンを彷彿とさせる野菜スープ感でまとめた塩ラーメンは、脂身が溶け出した叉焼と食べると一層旨し
文句のない美味しさです
醤油らーめん一杯290円で
ずーッと頑張ってきたからこその企業努力と精神は今だ健在で、ラーメンという食べ物の適正価格を改めて考させられるこの頃。
最近のラーメンてさ…とつい云いたくなってしまいます(笑)
ゴチソウさんでした
◆昭和二十九年創業『幸楽苑』
https://www.kourakuen.co.jp/
先日、ファミレスCOCOSのブログを勝手に引用させていただいてすみませんでした。
いつもすごく詳しく書いてくださっていて、お写真もきれいで、ワクワク楽しく読ませていただいています。
幸楽苑も美味しいですね!!
コメントありがとうございます♪
ココスの記事がお役に立てて何よりです(必要以上に誇張しないご案内でしたので今回問題ございません✏️)
王将のように「チョコっと摘まむ」程度のメニューが、ココスはじめファミレスでも食べられるようになりましたね📔
引き続きどうぞよろしくお願いします🤲