先月末に決行した二泊三日の京都旅行、2日目
京都まで足を運んで登山をしたり、台湾まぜそばを食べたりと思いもよらぬ体験でしたが...
その道中でも予想だにしないアクシデントが発生しました(過度な期待はしないでください:笑)
着ていたシャツの“腰から臀部”にかけて何やら“茶色い”シミが浮かび上がってきたのです...
「エッ!?何それ!」と驚く妻に指摘されたものの、自分でも何が何だか皆目見当がつきません。
汗を大量に掻いてしまったので途中で下着を着替えてはいたものの、
シャツやズボンはまだ汗ばんでいたワケで...
シミの正体はどうやら革ベルトの色落ちだったようです。
(代謝のいい方は気を付けてくださいね)
あまりに想定外の出来事にしても、絵図ら的には少々マズイ事態だったので
妻にはカバンの紐を持ってもらいながら後ろを歩いてもらうことで道中を凌ぎ、
ひとまずホテルに戻って休憩がてら着替えることに。
今思い出しても恥ずかしい体験でした(笑)
▲京都駅の小川珈琲店で一休み
で、何事もなかったように服装も気分も一新
京都駅から地下鉄に乗車して[蹴上駅]で下車すると、
次なる観光スポットは世界最長の“傾斜”鉄道跡「蹴上インクライン」。
パッと見は廃線跡地のようですが、そもそもインクラインとは...
琵琶湖の水を京都に引き込む「琵琶湖疏水」事業の一環として水運発展のため、
1890年に造られたもので、西洋技術者に頼らず日本人だけで成しえた日本初の大事業でした。
▲インクラインには清流山安養寺(上流)から入りました
▲日ノ岡山に入るトンネル付近には水辺が残っていました
この事業の一番の功労者は二十歳そこそこの青年技術者だった田邊朔郎氏。
全長582m、高低差36mという急斜面を傾斜鉄道を造ることで解決したのです。
▲船受枠=台車と運輸船=復元された木造・三十石船
具体的には...
傾斜地に軌道用のレールを敷き、水力発電で動く台車に「三十石船」を載せて
蹴上インクラインを上下させることで、琵琶湖から京都、そして淀川への水運を開いたのです。
そんな船を運航していた傾斜鉄道には、今尚真っ直ぐに伸びるレールが健在。
▲レールの幅にしては狭いと思いましたが...
自分が、こういった歴史ある一本道を歩くのが好きなのを妻は知っているので、
観光ルートに組み込んでくれたです。
(ありがとう)
▲こっちが正解?...蹴上インクラインは平成8年に国の史跡に指定されました
▲寄贈された伏見の清酒や米俵などを積んで当時の雰囲気を再現
台車を走らせるのも一興ですが、
ここは自分の足で歩いて琵琶湖疏水の歴史をヒッソリと辿りたいもの。
線路沿いにはソメイヨシノやヤマザクラが植えられ、
近くの南禅寺境内と共に今や京都の花見スポットの定番で、
春になると満開になった桜並木を脇に線路内を歩くことができるそうです
しかしながら、散策するならオフシーズンの今がオススメかと
思い起こすと...ホント、よく“歩く”旅でした。
(つづく)
京都まで足を運んで登山をしたり、台湾まぜそばを食べたりと思いもよらぬ体験でしたが...
その道中でも予想だにしないアクシデントが発生しました(過度な期待はしないでください:笑)
着ていたシャツの“腰から臀部”にかけて何やら“茶色い”シミが浮かび上がってきたのです...
「エッ!?何それ!」と驚く妻に指摘されたものの、自分でも何が何だか皆目見当がつきません。
汗を大量に掻いてしまったので途中で下着を着替えてはいたものの、
シャツやズボンはまだ汗ばんでいたワケで...
シミの正体はどうやら革ベルトの色落ちだったようです。
(代謝のいい方は気を付けてくださいね)
あまりに想定外の出来事にしても、絵図ら的には少々マズイ事態だったので
妻にはカバンの紐を持ってもらいながら後ろを歩いてもらうことで道中を凌ぎ、
ひとまずホテルに戻って休憩がてら着替えることに。
今思い出しても恥ずかしい体験でした(笑)
▲京都駅の小川珈琲店で一休み
で、何事もなかったように服装も気分も一新
京都駅から地下鉄に乗車して[蹴上駅]で下車すると、
次なる観光スポットは世界最長の“傾斜”鉄道跡「蹴上インクライン」。
パッと見は廃線跡地のようですが、そもそもインクラインとは...
琵琶湖の水を京都に引き込む「琵琶湖疏水」事業の一環として水運発展のため、
1890年に造られたもので、西洋技術者に頼らず日本人だけで成しえた日本初の大事業でした。
▲インクラインには清流山安養寺(上流)から入りました
▲日ノ岡山に入るトンネル付近には水辺が残っていました
この事業の一番の功労者は二十歳そこそこの青年技術者だった田邊朔郎氏。
全長582m、高低差36mという急斜面を傾斜鉄道を造ることで解決したのです。
▲船受枠=台車と運輸船=復元された木造・三十石船
具体的には...
傾斜地に軌道用のレールを敷き、水力発電で動く台車に「三十石船」を載せて
蹴上インクラインを上下させることで、琵琶湖から京都、そして淀川への水運を開いたのです。
そんな船を運航していた傾斜鉄道には、今尚真っ直ぐに伸びるレールが健在。
▲レールの幅にしては狭いと思いましたが...
自分が、こういった歴史ある一本道を歩くのが好きなのを妻は知っているので、
観光ルートに組み込んでくれたです。
(ありがとう)
▲こっちが正解?...蹴上インクラインは平成8年に国の史跡に指定されました
▲寄贈された伏見の清酒や米俵などを積んで当時の雰囲気を再現
台車を走らせるのも一興ですが、
ここは自分の足で歩いて琵琶湖疏水の歴史をヒッソリと辿りたいもの。
線路沿いにはソメイヨシノやヤマザクラが植えられ、
近くの南禅寺境内と共に今や京都の花見スポットの定番で、
春になると満開になった桜並木を脇に線路内を歩くことができるそうです
しかしながら、散策するならオフシーズンの今がオススメかと
思い起こすと...ホント、よく“歩く”旅でした。
(つづく)