
なんでもかんでもドラマは観ないものの、今期はキャスティングありきで観始めたのが日曜劇場『マイファミリー』。
ドラマタイトルに一番縁遠そうな「誘拐事件」という破天荒な展開からはじまるも、回を追うごとに続きが気になって仕方がない程楽しみにしていましたが、先日完結してヒジョーに残念です...(ロス症状:笑)
昨今の日曜劇場ならではの傾向なのか、主要キャストの二宮和也・多部未華子・賀来賢人・濱田岳、そして玉木宏の険しい表情の「顔芸」が自然体で、特に東堂(トドッチ)演じる濱田岳が振り絞るように涙を流しながら親友の子供たちを誘拐したことを吐露したり、犯人からどちらか一人を助ける苦渋の選択を迫られた時のシーンはグッと惹きつけられました
怒涛の展開が進むにつれ、消去法で誘拐犯はある程度絞れるものの、着目すべきは犯人捜しではなく彼ら3家族がどのように「再生」するのかが落とし所と思って観ていました。
最終的に鳴沢家と三輪家は新たな家庭像を築き始めたものの、誘拐されたままの心春ちゃんの手掛かりを掴もうと模倣犯までしたトドッチは最悪の結末を迎えて一切報われなかったのが本当に残念です...
せめてもの救いは遺棄された心春ちゃんの姿を元妻(東堂亜希)が確認できた(最後に会うことができた)ことでしょうか...だとしても他の幸せな家族と相反して悲しさの方が上回ってしまう最終回だったと思います(個人的には)
物語は完結しましたが...
他局でサンドウィッチマン富澤の姿を見かけると、クスっと笑ってしまうのは私だけでしょうか(笑)
さて、遡ること5月中旬
プラモデル・模型の大見本市『静岡ホビーショー』を軸に静岡へ小旅行に出かけた時のこと🚄
二日目の朝食からザっと続きを書き留めておきます
▲トップガン続編の公開で模型業界の中心にいるのはトムキャットかもしれませんw
▼初日の【1.静岡県ホビーショー~6.】はこちら
【7.旅のはじまり 朝ごはん】
我が家としては自然豊かなリゾート地に赴いて至れり尽くせりなホテルで一日動かずノンビリ「贅沢な時間」を費やすような旅は、更に年をとってからと考えています...(時間もお金も有り余ってませんし)
足腰がしっかりしている限り、遠出するなら食べ歩き・散策主体の旅につきホテルは素泊まり・朝食付き程度で充分なのですが、お世話になった『ホテルオーレ イン』のサービス・内容はビジネス・シティホテルの域を超えた素晴らしい印象でした(あくまで私見ですが)
▲アイランド型のビュッフェバー(公式HPより)
先述のように新装ならではの設えに時世を読んだカフェサービスやアメニティの提供、夕飯にはオリジナルカレー&サラダ・ドリンクの無料サービス(数量限定)、駅界隈で唯一の天然温泉にサウナまで完備と申し分ないところ、最後は充実した朝食が待っていました
▲自分は和食中心にb 味噌汁に叉焼を浮かべる荒業w
料理人がこだわった多彩なメニューは...
静岡県産のコシヒカリを中心に鯛出し汁・味噌汁に魚料理・梅干し・肉じゃが・筑前煮、白飯のお供に揃えた鮭フレーク・明太子・納豆といった和食全般に豚角煮や飲茶など中華料理も少々。
昨晩と同じくフレッシュで彩りよいサラダをはじめ、クロワッサンにミニドーナツ等のパン類にスクランブルエッグ・ソーセージ・ベーコン・チーズ料理にスープ・カレーといった洋食、そしてフルーツ・ケーキ・デザートをビュッフェ形式で種類豊富に取りそろえ。
妻と二人、少しづつ手に取った品々を紹介です
▲舞茸天・鯖塩焼き・筑前煮・煮卵・蒲鉾
▲ミートドリア・豚角煮・グリルチキン・カボチャコロッケ
▲昨晩のカレー以上に驚く美味しさのスープカレーb
▲パン食の妻はスクランブルエッグにベーコンb
▲出汁の効いたスープが旨しだった「つけ麺」b
▲甘味処のイチオシはババロアですb
シティホテルやビジネスホテルの朝食は何所となく妥協やとりあえず感が否めないものですが、コロナ禍にオープンした後発のホテルとあって他との差別化を図り、それらを一泊の短い時間で充分体感できたと思います。
ゴチソウさんでした
▲見晴らしのいい2階が朝食用のラウンジb
「ホテル オーレイン」で宿泊できるパッケージサイトをあれこれ探して予約してくれた妻に感謝感激...
その前フリ情報を信じ、朝食を楽しみに早寝早起きした甲斐があったというもので、旅の二日目が始まる「特別な朝」として申し分ない朝ごはんでした
【8.市内をブラリ散策】
二日目の朝は残念ながら雨降りでしたが...タクシーもバスにも乗らず、しばらくは傘を差しながらのテクシー(徒歩)移動
静岡には、思い立ったらアート鑑賞ができる駅直結の都市型美術館として「静岡市美術館」、市郊外の住宅地にたたずむ「静岡県立美術館」、そして其処彼処の街路にはオブジェが点在し、アートを身近に感じる街並みといった印象です。
▼県立美術館で開催された「富野由悠季の世界」展
▲冬にはイルミネーションで彩られるようですb
市街に真っすぐ伸びる緑豊かな散策路「青葉シンボルロード」を歩いていると、こんなモニュメントに目が止まりました👀
「出会い」という像ですが、昨今の事態だったら“出会うにも距離”が近すぎますって(近いよー)
酔っぱらいつつも肩がぶつからないよう道を譲り合う瞬間なのか、人肌恋しくて敢えて衝突する寸前なのか、仲良くなった2人のダンスが始まるのか...と妄想が一気に膨らむ一瞬の出会いでした
▲登録有形文化財:静岡銀行本店(旧静岡三十五銀行本店)
「駿府」と呼ばれる静岡市には徳川家康公ゆかりの寺・神社・史跡・伝説の地、彼に関する墓地などが多数散在するところ、「呉服町」という区画を抜けて浅間神社方面へ歩を進めました
今川の時代から駿府に存在した「呉服町」は、呉服を商う商人町として近世江戸時代初頭の駿府城下町再興に貢献したそうで、家康公が在城時には徳川家出入りの呉服師が住んでいたのかもしれません...
一方、道路沿いにドリス式オーダー列柱のシンメトリー外観を設え、RC造ながら石造り風に仕立てた重厚な建築物が今なお存在し、空想と現実が混在するような街並みの散策は楽しいですね(ついつい足を止めて妻に置き去りにされますが:笑)
【9.静岡浅間神社】
▲商店街入口の鳥居は乗車したまま通過できますb
駿府城よりの5番街から神社まで南北600メートル続く「浅間通り商店街」は『駿河國総社 静岡浅間神社(以下、静岡浅間神社)』の門前町として発展。
月曜の朝とあって歩いているのは我が家だけでしたが、見るからに歴史のある文房具・果物・醤油・味噌などを扱う老舗や日本料理店からパソコンスクールや手作り焼き菓子店と新旧入り混ざった散策しがいのある商店街だっと思います...
雨降りの道中、開店準備をする時間帯は焼き立てのパンや静岡おでんを仕込む美味しそうな匂い
が漂うも、それを振り切って、静岡浅間神社へと向かいました(店に入ったら切りがないですから:笑)
▲商店街の先には「赤鳥居」b
静岡県内は“浅間神社”が幾多有り、中でもここ『静岡浅間神社』は境内に様々神社が存在し、
・神部神社
・浅間神社
・大歳御祖神社
の3本社を総称して静岡浅間神社と云い、加えて4境内社の
・麓山神社
・八千戈神社
・少彦名神社
・玉鉾神社
と合わせて7社の神社が鎮座。
その昔は40社56柱の神々を祀り、現在は社殿26棟を国の「重要文化財」に指定。
古来から駿河国総社として歴代幕府の崇敬を受けて信仰され、江戸時代に竹千代(=家康の幼名)が元服式を行い、徳川氏から特段の崇敬を受けた神社です...
と云う由緒ある観光スポットでしたが、あの時は赤鳥居から足早にトイレへ直行し、雨降りとあって散策したのは広大な敷地のほんの一部だったのです
▲社務所には葵の家紋のモデル「二葉葵」b
2人ともスッキリして何気なく向かった社務所で静岡浅間神社の「御朱印」を購入したものの、もらうべきは「御朱印札」だったと気付くのは帰宅してからのこと
▲おみくじ台は年代物でしたb
静岡浅間神社には境内に鎮座する7社を巡って「御朱印札(スタンプ台帳)」に御朱印(スタンプ)を貰う「7社巡り」という参拝方法があったのです…
各神社で得られるご神徳(御利益)は様々で、縁起担ぎを欲張る方には打ってつけの神社でしょう
●神部神社:延命長寿・縁結び・除災招福
●浅間神社:安産・子授け・婦徳円満
●大歳御祖神社:商売繁盛・事業繁盛・諸産業繁盛
●八千戈神社:開運・必勝・武運長久
●少彦名神社:無病息災・気平癒・技芸上達
●玉鉾神社:学業成就・合格祈願
●麓山神社:家内安全・心願成就
これら7社巡りを完遂したら願い事の多くは賄えると思いますが...
縁起は担げば担ぐほど縁遠く薄っぺらくなると考える自分としては、前のめりに挑まなくて正解だったと感じています。
▲麓山神社:ご神徳は衣食住全般を守護神なので家内安全・心願成就など
と云うのも境内は想像以上に広大で、この急階段の先にあるのが7社の一つ「麓山神社」。
赤鳥居から入って間の場所でしたが、トイレ探索を優先していた我が家に105段を登頂する余裕はありませんでしたって
しかしながら、よく見ると足の悪い方用に階段下には御朱印台が設置してありました。
無理は禁物!ということですが、登り切ると駿河湾や富士山の絶景、春は見事な桜トンネルが現れるそうです
参拝順序はないので、散策した一部の建造物だけを書き留めておきます
▲大歳御祖神社:ご神徳は商売繁盛、事業繁盛、諸産業繁盛
▲八千戈神社:ご神徳は開運・必勝・武運長久
▲大拝殿は正面五間側面四間の入母屋造の社殿の上に三間社流造の本殿が建つ二重の楼閣構造
▲神部浅間両神社の拝殿で高さ25m、殿内は132畳敷き、天井は十間の合天井と大建造物b
▲大拝殿前方の舞殿には神部浅間両社の家紋と御朱印台b
・浅間神社:ご神徳は安産・子授け・婦徳円満
・神部神社:ご神徳は延命長寿・縁結び・除災招福
▲舞殿は江戸時代後期に造営された社殿中唯一素木造りb
▲1816年に建立した神部・浅間神社の「楼門」は3年かけてお化粧直し完了b
▲平成26年度末から始まった「平成令和の大改修」は北回廊の保存修復中b
独特な社殿造と緑豊かな境内は、しんみりした雨降りと相まって落ち着いた雰囲気。
木々に隠れて片鱗すら拝めなかった現在の社殿は江戸時代に60年かけて再建され、総漆塗り極彩色の豪壮華麗な建築群らしいですが、最後に立ち寄ったトイレの有様が酷かったので興覚めしてしまったのが何とも残念...誰彼かまわず掃除を行き届かせてほしい場所でした
【10.駿府城公園】
で、雨降りの空模様が続くまま昼ご飯を食べようと駿府城方面に戻りました
▲模型専門店を見つけた!と思ったら、お休み
市の中心部に位置し、徳川幕府ゆかりの「駿府城」は大御所の家康が晩年を過ごしたとされる城。
▲徳川家康が天正13(1585)年に築城b
現在の跡地は御覧の「外堀」と城壁内をぐるりと一周する「中堀」、そして本丸を廻る「内堀(本丸堀)」と三重の堀に美しい石垣で囲まれた公園として整備され、東御門・巽櫓・坤櫓が復元されています。
▲「あおい塔」で親しまれる静岡市役所静岡庁舎本館
園内中央には家康公の銅像もありましたが、ちょうど昼時とあって勤め人の方々がドッと増え始めたので、今回は外堀沿いを歩く程度に。
腹ペコでしたからw
▲中堀と外堀の間に立つ県庁東館は主張強すぎかとb
現代に残る日本各地の「城の形」は様々なところ、名古屋・岡崎、そして駿府と全ては徳川家康の城。
▲城を囲む石垣が自然として街に溶け込んでいます
江戸時代以降は必ずしも「城」が中心ではないですが、かつて城下(町)であった地を妄想するのも旅の醍醐味。
またの機会も城巡りを交えて計画したいですね。
ここ最近は記事のデータが吹っ飛んでしまったり、出来た!と思ったら想定以上の文字数につき制限オーバーが続いたので、この辺で一区切り(ココロを折られました:笑)
次回は静岡のご当地グルメをお届けします
【-最近の家ご飯あれこれ-】
とある週末のベーカリーは「ふすま粉」の食パンを焼いて、サンドイッチ仕立てにb
・茹でタマゴの黒胡椒マヨ和え
・豆腐のチーズレンコンつくね(茂蔵)
・鶏ササミのハニーマスタード和え
・リーフレタス
具材はカッチリ決めることなく、4種類を分量見合いで組み合わせ
葉物野菜が余った時にサンドイッチをよく作りますが、今しばらくのメインはハマっている「ハニーマスタード」和えが続きそうです
ジワジワと蒸し暑くなって、ヒンヤリしたスイーツが食べたくなるこの頃
ホールケーキをカットしたような変わった容器を手に入れたので、ブラック珈琲をゼリーにしてみました。
器を振らずともプルンッとした表面張力の強さが分かる程、今回のゼラチン処理は絶妙にできました
【-気になる一作-】
“これから入院”...って日の出発前に第一話を偶然観てからハマったのが、韓流ドラマ「トッケビ」。
これまた偶然にも字幕版(完全版?)の地上波再放送を観始めたら色々と発見があって、最後まで観てしまいそうなこの頃。
しかも吹き替え版まで後を追うように再放送が始まって、序盤と終盤の落差に切なさが募る一方で、我が家は涙腺崩壊しています
▲晴れの合間は紫陽花を見つけに散策に出かけたいですねb
6月も中旬、週末にかけて夏日になるので皆さんご自愛ください。
(更新が滞り、その間に訪問された方々には申し訳ないです)
最近のビジネスホテルは朝食が豪華(?)と聞いてましたが、朝からこんなに?食べられましたか?
御朱印札は階段下にもあって良かったですね😃✌️
コメントありがとうございます😊
テクシーって気がついたら使ってましたが、面白い響きですよね🚶♂️🚶♂️
掲載してる画像は、基本的に夫婦2人で分けているものの今回はボリューム満点で大変でした💧
いつもクリンちゃんのマイペースで愛くるしい姿を拝見しております🐕
引き続きよろしくお願いします🤲