
出かけた先で観たこと・感じたこと・食べたモノを写真とコトバを添えてお届けしています一泊二日のバス旅行「静岡編2018」。
登呂遺跡・甘味処「もちの家」を跡にして、また駅方向まで歩く傍チョイチョイ寄り道をしたので、今回は旅行というより"少し遠出した週末の買い物"


その地ならではの発見と醍醐味がありました(笑)

▲都内で杏林堂といえば書店なんですが…w

▲ミニ四駆の走行会場は大人で大盛り上がりw
で、初日最後の食事にありつけるまで大分時間がかかりましたが…(途中割愛)
どーしても、これは食べて帰ろうと寄ったのが
「げんこつハンバーグの炭焼きレストランさわやか」というファミリーレストラン。

こちらは約40年前に静岡県(現)菊川市に出店した「コーヒーショップさわやか」から始まり、県西部地区を中心に店舗展開。
その後"げんこつハンバーグ"が主力メニューになってから店名を現在の「炭焼きレストランさわやか」に変更。
現在は静岡県(特に遠州地区)に30店舗以上をチェーン展開するも、残念なことに静岡県内にしかないファミレスで、正に"静岡県民のソウルフード"といった店内の賑わい方でした。

その看板メニュー「げんこつハンバーグ(250g 税抜980円)」の紹介はファミレス独特ながら正直な印象です…
自然の恵み 炭火の力
素朴だけれど豊かです。
強火・遠赤が素材を活かし、自然の美味しさを引き出します。
作りたての炭焼き料理は元気の出るご馳走です。
◼︎選べるソース2種類
・オニオンソース(淡路島産たまねぎ 醤油ベース和風ソース)
・デミグラソース(肉類と野菜を煮込んだトマトベース洋風ソース)
妻共々、オニオンソースを添えた「げんこつハンバーグ」を注文したところ、ジュージューと鉄板に音を立てて着宅したビジュアル(上図)に驚愕…

▲スタッフがサーブした後のげんこつハンバーグ
少し時間を巻き戻すと…⏳
まずは厨房で牛肉100%(オーストラリア産)のハンバーグを備長炭によって焼き上げ、熱々の鉄板に乗せて客席に提供。
(この時点では中身はレア状態)
客席に置くと、店認定のスタッフがハンバーグを縦半分に切り分け、鉄板に押し付けながら適度な焼き加減になるようサーブ。
(その後ソースをかけて仕上げますが、まずはそのままとしました)
見た目も然ることながら、提供からサーブまでが独特で、目前の




食べ易いように自分でカットしたところ、中央はかなりの"レア"状態…
ここは嗜好が別れると思いますが、生肉好きな方には挽肉の甘味・旨味が堪らないでしょう。

▲鉄板はかなり熱めですw
そして熱された鉄板に好みの焼き加減になるまで焼き付けて頬張ると…
思わずンッ〜と唸るのを我慢して妻と目を合わせてしまう美味しさ


牛肉の旨味を引き出す絶妙な塩加減を前提に、表面の香ばしさとレアな食感と食べ応えを兼ね備えた、一言でいえば"シンプル イズ ベスト"といったところ。
ゴチソウさんでした


げんこつハンバーグを静岡でしか食べられない最たる理由は味と品質へのこだわり

使われるハンバーグは同県袋井市の本社工場から、各店舗の発注に応じて毎日出荷。
そして届いた肉は、当日中に使い切るのが原則で賞味期限も非常に短く、つまり静岡でしか食べられないのは工場から直送できる距離に限界があるため。
ファミレスの領域を遥かに超えた「げんこつハンバーグ」。
恐らく静岡県民ならずとも、俺イチのハンバーグに挙げる方が数多くいるでしょう。
"●●牛"とブランドに頼って胡座をかいている店付近に出店したら直ぐさま下克上になるかもしれません…(ファミレスなのにホント美味しいですから:笑)
来年まで待ち遠しいですが、気になった点を忘れないよう書き留めておきます。
1.げんこつハンバーグよりも少し小さい200gの肉を使ったものは「おにぎりハンバーグ」として提供されており、大きさ以外は同じなんだとか。
2.セットメニューのライスorパンを選択する際、大概は白飯を選んでしまいそうですが、ライ麦パンが美味しいようです。
3.難点をいえば


あの日の待ち時間は2時間以上でしたから…
でも待ってでも食べたいハンバーグであることに間違いありません(笑)
(つづく)