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オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

肉ランチ|Sweets & Bar Amour|機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ

2021年08月06日 | ├ バー・パブ・ビアホール・スナック

ここ最近は朝から連日の猛暑...


窓辺に近づこうものなら、ハウリングのように木霊するセミの鳴き声が気にならない程の暑さにもう為す術ナシ!
部屋の中ではエアコンと扇風機に頼りっきりなところ、その冷気で“発作”が起こることしばしばorz


そんな見えない波の如く浮き沈みのある体調に圧されてのブログ更新は、夏バテ防止にガッツリと豚肉を食べたことから再開です(この間、ブログ訪問された方々には申し訳ないです)


千葉県が緊急事態宣言の対象になる前まで遡って...千葉駅界隈に食材の買い出しに出かけた際、以前から何度も店頭を通りかかるも“中々踏み切ることのできなかった”Sweets & Bar Amour(アムール)」に足を運びました



というのもケーキがズラリと並ぶショーケースバーカウンターを構えるコンパクトな可愛らしい店構えなのに、「蔓延防止期間中の特別価格!ステーキやハンバーグがお得なお値段に!」と大々的に書かれたイーゼルが店頭に鎮座していたので怪しい事この上なく(笑)...


事前に妻が調べた確固たる情報と「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」の影響もあって恐るおそる入店したところ、肉を食べていた先客の姿に一安心(笑)


ランチタイムはパスタ・オーブン料理を中心とした多彩なコースメニューがあったのは後の祭り...我が家は店頭の特別商品しか目になくて「ポークステーキ」を2人揃って注文しました。


■蔓延防止期間中の特別価格!ステーキやハンバーグがお得なお値段に!
・サーロインステーキ
・ポークステーキ
・黒毛和牛100%大とろハンバーグ



まずはグリーンサラダとスープが到着b
恐らくこの時季限定と思われる、程よく冷えた冷製のコーンポタージュが濃厚でした。


サイドメニューを食べ終わっても、暫く運ばれてこないので疑心暗鬼になりかけたところ...



ようやく鎮座したのがコチラb

脇にヤングコーンとブロッコリーを添えた上にラタトゥイユソースのかかったポークステーキはまるで魚料理のように彩り豊か。

 


そして驚いたのは豚肉の厚み
200gで税込1,000円と信じられない価格設定にも関わらず噓偽りのないボリューム


一切れ頬張ってみると...
肉々しいビジュアルを裏切らない食べ応えは勿論のこと、柔らかくジューシーな口当たりは衝撃的。



▲豚肉の厚みに合わせて久しぶりにライス大盛りにb

聞くところによると、豚肉に香ばしい焼き目を付け、ジックリとオーブン加熱して仕上げているそうで時間がかかったのも納得の味わいは自家製のラタトゥイユソースと相まって白メシの捗る旨さに感激...


店構えからボリューム軽めの食事かと思いきや、想像の斜め上をいったガッツリメシに大満足なランチタイムでした。


ゴチソウさんです...


Sweets &...」の店名通り本業はスイーツ専門店ですからね...
妻はというとシレっとショーケースを見渡して食後のデザートを注文していました。



▲明日8月7日は「花の日」ですねb

種を取り除いた桃を一晩シロップ漬けして丸々一個を使ったその名も「丸ごと桃」は、まるで花のようなケーキ(ランチメニュー注文に限り50円引きで提供)


完熟した桃そのままの味わいは格別で、丁寧に詰められたカスタードクリームと台座に敷かれたスポンジ生地と合わせて頬張ると美味!

桃好きには堪らない逸品でした。


コチラもゴチソウさんです...



ショーケースには種類豊富な手作りケーキ、カウンター奥には様々なアルコールが並んでいましたが、恐らく“あるべき姿”の営業ができない状況が続いていると思います。


コロナウイルスの爆発的な感染拡大が続いた結果、営業時間の短縮要請に耐えかねて気が付いたら閉店している飲食店が多い昨今だからこそ、感染予防しながら飲食業界とは“持ちつ持たれつ”の関係で上手く付き合っていきたいですね。


週末から関東地方にも台風が上陸する予報なので事前準備を怠ることなく皆さんもどうか御自愛ください

 




さて、度重なる「緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」の発令で苦境するエンタメ業界も心配なので、一つ映画の紹介です。


『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』は云わずと知れたガンダムシリーズ。
宇宙世紀93年(U.C.0093)を舞台とした「第二次ネオ・ジオン抗争」(機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)から12年後の世界を描いた最新作!


3度の延期を経て去る6月11日にようやく公開されたので第一週目に早々と鑑賞してきました。



逆襲のシャアの続編として富野由悠季氏が執筆した小説が原ですが、当時読んだっきりで読み返すことなく今日に至り、あまり内容を覚えてないのが正直なところ、その結末があまりにも衝撃的でしたからねorz

 


しかしながら延期に次ぐ延期の影響で映画の冒頭20分程度が公開されると辛辣なイメージから払拭。
ブライト・ノアの息子ハサウェイ、彼を討伐する命を受けた地球連邦軍所属ケネス大佐、そして謎の美少女ギギといった3人の関係性が呉越同舟で見事に描かれ、公開が待ち遠しい日々でした。



ここで多くは語りませんが...
これまでのガンダム作品のようにスペースコロニーを地球に落としたり、毒ガスの大量殺戮を行うなど大国同士の戦争ではなく、閃光のハサウェが描くのは総じて「テロイズム」。

 


腐敗した「地球連邦政府」高官ら特権階級の人々が地球の汚染を加速させ、「人狩り」と呼ばれる強引な手段で民衆を宇宙へと送る政策によって地球を私物化していることに制裁を加えるのがマフティー・ナビーユ・エリンことハサウェイ・ノアなのです。

 


執筆された当時(1989-1990)は、そんな彼を英雄視できたと思いますが...
今だ記憶に新しいアメリカ同時多発テロ(2001.9.11)をはじめ、世界各地で勃発したことで「テロ行為」が余りにも身近になった現在、今の自分には受け入れがたい思想だな...と現実と照らし合わせてしまうのもガンダム作品の魅力でしょうか。


物語序盤で地球に降り立ったハサウェイがタクシー運転手と交わした「俺たちゃ明後日のことで精一杯さ...」とテロを巡る民衆の声が自然と主人公の耳に入ってきてしまう展開も見事ながら、思わずハッとして悩み続ける彼の姿も印象的。

 


どんなに真っ当な正義感をもってしても、その引き換えに多くの人々の日常を奪っていいのか?


自分の行為は間違っていないだろうか、と彼が選んだ先には何があるのか...
ハサウェイの苦悩は一筋の光、まさに「閃光」であることを祈って次回作を待ちたいです...

 


これまでモビルスーツ同士の戦闘は操縦者の目線で描かれてきた作品が多い中、本作は地球を舞台にした地上からヒトの目線で展開される迫力あるシーンが大きな特徴でしょう。


暗闇の市街戦はビームサーベルが火花を散らし、建物の崩壊で次々と瓦礫が散乱する中で人々が逃げ惑う光景は映像のリアリズム描写が大きく進化し、説得力のある光景で鳥肌が立ちました。


またサブフライトシステムを利用することなくペーネロペーがキュルキュルと機械音を立てながら大気圏内を滑空するシーンは耳障りのいい本作ならではの光景だと思います。

 


三部作の初回とあってか、夜間戦闘でモビルスーツの全貌はベールに包まれてたのが歯痒いところでしたが、ケネス役の諏訪部順一さんの芝居が艶めいて...と云いますか、エロかったのが衝撃的(笑)

 


彼とハサウェイはギギを巡ってライバル関係であり、敵対するからこそ何処で共感しあってほしいもの。


アムロ・レイとシャア・アズナブルのように。


軍人たる「責任」を果たす一方で、ハサウェイの「友人」としての彼の今後の行動に小さな期待をもって物語を見届けたいです。


(以下、作品関連の情報は公式HPより)
■STORY
第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)から12年。
U.C.0105——。地球連邦政府の腐敗は地球の汚染を加速させ、強制的に民間人を宇宙へと連行する非人道的な政策「人狩り」も行っていた。
そんな連邦政府高官を暗殺するという苛烈な行為で抵抗を開始したのが、反地球連邦政府運動「マフティー」だ。リーダーの名は「マフティー・ナビーユ・エリン」。その正体は、一年戦争も戦った連邦軍大佐ブライト・ノアの息子「ハサウェイ」であった。
アムロ・レイとシャア・アズナブルの理念と理想、意志を宿した戦士として道を切り拓こうとするハサウェイだが、連邦軍大佐ケネス・スレッグと謎の美少女ギギ・アンダルシアとの出会いがその運命を大きく変えていく。



■CAST

ハサウェイ・ノア :小野賢章
ギギ・アンダルシア:上田麗奈
ケネス・スレッグ :諏訪部順一

レーン・エイム:斉藤壮馬
ガウマン・ノビル:津田健次郎
ハンドリー・ヨクサン:山寺宏一
ゲイス・H・ヒューゲスト:佐々木望
クェス・パラヤ:川村万梨阿
アムロ・レイ:古谷徹



■STAFF

監督:村瀬修功
原作:富野由悠季 矢立肇
脚本:むとうやすゆき
企画:サンライズ
製作:サンライズ

エグゼクティブプロデューサー:小形尚弘
プロデューサー:仲寿和/ 菊川裕之
企画:佐々木新/濱田健二
製作:浅沼誠/河野聡
絵コンテ:村瀬修功/渡辺信一郎
演出:松尾衡/原英和/米田光宏
キャラクターデザイン:pablo uchida/恩田尚之/工原しげき
キャラクターデザイン原案:美樹本晴彦
メカニカルデザイン:カトキハジメ/山根公利/中谷誠一/玄馬宣彦
メカニカルデザイン原案:森木靖泰
美術設定:岡田有章/中村豪希
デザインワークス:大屋和博/岩佐有祐/片貝文洋/石本剛啓/植田大貴/浅沼信也
設定考証:矢田達/野崎透
劇場版コンセプトデザイン:pablo uchida
キャラクター総作画監督:恩田尚之

 


■Theme song

[Alexandros]「閃光」(UNIVERSAL J / RX-RECORDS)

■Official site
http://gundam-hathaway.net/index.php

 


▲入場特典第一週の歴代ガンダム劇場フィルムはこのシーンw


▲次回作のロケハンも儘ならい状況と聞いたので劇場先行通常版Blu-rayを買ってしまいました...

 



【-おまけ-】

週末に向けて「ふすま粉」を使ったクルミパンを量産したところ、“切り込みが甘い!”と妻にツッコミされましたorz

妻の熱弁は元より、エアコンを効かしても一度オーブンを使ったら部屋中に熱気ムンムンになってしまいますね


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