オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

雉焼き丼/参鶏湯のおいしい店『鳥一代』

2012年09月20日 | ├ 和食・割烹・串焼・炭火焼・鶏

少し前までは晴天が続く中、カラッと乾いた洗濯物を取り込むのがキモチよかったのですが...
最近は愚図ついた空模様ばかりですね

さて、週一回の平日外出ランチは継続中です
食べることが好きな人にとっては職場付近に飲食店が多いと退屈しませんよね。



先週の話に遡りますが、田町界隈に「鳥一代」「小鳥一代」「芝の鳥一代」と3店舗を展開するグループ間から、「鳥一代」にてランチタイムとしました。
(小鳥って名が入ると気分的にグロいですね...)

階段を上がった2階にある店内は少し薄暗くて、鶏肉を焼いた独特な匂いが充満しています。
少し早めに着席したものの、いつの間にか相席になるまで満席状態。

で、ランチメニューはシンプルに4種類のみ

*雉焼き丼
*鶏カツ丼
*日替わりランチ
*魚セット

※鳥一代は他店同様に参鶏湯(さむげたん)を売りにしていますが、ランチタイムにおいては近所の「小鳥一代」へと誘導されてしまいます。

名物?の雉焼き丼(700円)を注文したところ、味噌汁・サラダ・お新香がセットでご覧の通りボリューム満点です。

お肉とそぼろの間には海苔が入り、丼の端に柚子こしょうが添えられていました。

タレが絡んだ肉は柔らかくて、少し甘めの優しい味付けなので食欲をそそります。
丼の淵に添えられた“柚子胡椒”を付けて食べると、味が引き締まって別物に。

更にソボロもあるので、最後まで変化に富んだ味わいで美味しく頂くことができました




で、雉焼き丼といっても焼いたお肉と明らかに鶏肉のソボロがご飯の上に半々に乗ったモノで、お値段700円...
疑問に思ったので調べてみたところ、高級な“きじ肉”を使っているワケではないのです。

漢字で書かれた「雉焼き」「雉子焼き」は本来は“きじ”の肉を白く焼いた料理で、
足利時代から江戸時代にかけては最高のごちそうだったそうです。
この料理を寺の精進料理の献立に取り入れる際に豆腐が使われ、四角に切った豆腐に塩をふり、白く焼きあげてから熱い酒をかけて「きじ焼き」に似せたものを作りました。
これ以来、きじ焼きといえば、この“きじ焼き豆腐”のことを指していました。

で、現代では“きじ肉”の美味しさに近づける調理方法へと変化し、
カツオ・サバなどの魚肉や鶏肉などの切り身をみりん醤油に浸して焼いたものを「きじ焼き」と言っているそうです。

ちょっとズルいネーミングですね(笑)



【過去の記事より →姉妹店の一つ[サムゲタン専門店 小鳥一代@田町その2][その1]

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【おまけ】



更に遡って、「とんかつ いなば和光」で日替わり定食を食べましたw

要所要所に店舗展開するのも納得...安定しさ美味しさですね。



【過去の記事より →思ったほどとんかつは食べてないです[とんかつ にいむら@新宿本店]





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【更におまけ】



塚田農場」に再訪して、またチキン南蛮と冷汁のランチセットを食べてしまいました...

この欲張りな組み合わせをリーズナブルに堪能できる店って少ないですから



【過去の記事より →前回も[宮崎の郷土料理 ~塚田農場~@田町]


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