学生の頃から時々、この景色を眺めにきている。
当時は建築の設計を専攻してたから、よく街をぶらついてた。
建物の設計するときは、建物の機能やデザインよりも
「場所性」を重視しなければならない。公共施設なら、なお更のこと。
その場所だからできる建築、それが大事。
この御茶ノ水駅は、昭和の時代に設計競技（コンペ）によって改築される予定があった。
応募者は自分の想い想いを図面に描いたことだろう。
でも、この丘陵地．．。
だから、計画は断念された。
おかげで、この堀は江戸時代からの記憶をずっとトレースしている。
いつまでも．．。
