20200516帛紗のどこで

2020-05-16 08:50:52 | 工夫アイデア

2020年5月

080さんが帛紗捌を折り紙で表しているのを見て思い付きました。

 

裏が白い広告の紙でいいです。

正方形にするために三角に折ります

 

余りは切らないで、

うしろに折り「わさ」にみなします。

 

帛紗は長方形(正方形*2)の布を二つに折り、三辺を縫います。

縫い目のない所を「わさ」と言います。

わさが持つ時、捌く時の目安になります。

 

捌き方

わさが右になるように

① 三角に構えます。

 

② 左の三本指を帛紗の前に出し、右手を水平にあげ、帛紗を縦にする

 

③左手で三折りにする

 

④左の親指を中心に二折りにする

⑤更に向うへ二折り

 

茶器を清めるときは

左手を離して右手だけで持ち

⑥左手で押して更に二折り

左手で茶器を持ち清める。

 

茶杓は ⑤ で清める。

あら、お茶がつました。

 

帛紗のどこで拭いているか印を付けましょう。

(本当の帛紗でシールを貼る方法もありますが)

「草」などと字が書けます。

 

この後は伝物なので写真を載せられません。

 

帛紗捌には真行草があります。

上記は「草」です。

中級以上の方は「真」「行」も捌いて印を付けて見ましょう。

上級の方は 下端の「草」も。

なるほどと面白い事が判ります。

 

ゑさんに「何でいろいろな捌き方をするのですか?」

と訊かれる前に先回りして答えました。

 

「真」「行」「草」と書いてみる。

別々の紙で

唐物  茶入① 茶杓② 茶杓③ 茶入④  と書いてみる。

台天目 茶入① 茶杓② 台③、、、、

盆点  、、、、

 

 

茶道経験のある方が入門してくると

遠慮して「平点前から」と言います。

帛紗のある所にお茶の跡が着いていると、あるお点前をしたと判ります。

(お主出来るな)

 

あるとき、例の所に跡のある入門者さんきました。

でも、それ程でもないのです。

単に帛紗捌を間違えていただけでした。

 

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コメント
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