心構え

最近、中島みゆきファン以外の方から「ブログ見てますよ」と言われることが多い。
日記の半分はみゆきさん絡みだけに、ファン以外の方が読んで面白いのかどうか心配（苦笑）。
それに、ブログ名の意図が全く見えないのではないかと思われる。
ファンにとっては当然の知識だが、夜会『ウィンター・ガーデン』で発表され、詩集『ウィンター・ガーデン』（中島みゆき・幻冬舎）も出た。その中から。

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空からアスピリン

この辺りでは　空からアスピリンが降るので
すべての痛みの上に　アスピリンが降るので
山も谷も真っ白に掻き消されて
浮いているのか　倒れているのか　踏みしめているのか　さかさまなのか
なんにもわからなくなる
一生は本当だったのか　嘘だったのか　何があったのか　何もなかったのか
なんにもわからなくなる
アスピリンの影は　そこらじゅうに映るので
見上げても見おろしても　天地は定まらず
どこまでもどこまでもアスピリンの渦に呑まれて
いつしか傷は置き去りにされる
何を哀しんでいたのだろう　何を痛んでいたのだろう

この辺りでは　空からアスピリンが降りしきるので
すべての痛みの上に　アスピリンが降りしきるので

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で、意図は何だ？と言われるだろうな…あとはお任せします （おいっ