里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

センダイトウヒレンの根生葉か

2018-11-20 | 日記
栗原市栗駒鳥沢地区北西部、貯水池近くの杉林の中の荒れた林道を上がって行くと、
なだらかな稜線上を行くようになり、杉林と雑木林が混在するようになります。
稜線上の林道が下り始めるあたりで、葉縁に細かいトゲのある根生葉を見つけました。
アザミの葉なら深い切れ込みがあるのに、この根生葉には全く切れ込みがありません。




                             二枚とも2018.11.16撮影

林道を少し下ると、同種の根生葉の近くに枯れかけた茎があって、根生葉に似た形の葉が何枚
か残っています。その茎の頂部には種子や総苞が残っていて、センダイトウヒレンのものによく
似ています。以上のことから、この根生葉はセンダイトウヒレンのものと推測されます。
来年の初秋の頃に再訪し、花を観察したいものです。




                             二枚とも2018.11.16撮影

センダイトウヒレンは2016の10月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青地をクリックして参照願います。
山道のセンダイトウヒレン


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