里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ヤマブドウの幼果

2024-05-28 | 日記

加美町宮崎地区西部、尾根上の林道下に窪地があって、その辺りの木々に大きな葉のつる
が絡んでいます。遠目ながら、葉の下に房状の花か実が付いているように見えるので、ヤ
マブドウかも知れません。草深い法面を下ってつるの下から見上げると、房状のものはブ
ドウの幼果ですね。一房に150~250個の粒が付いているように見えます。

ブドウ栽培の場合は、全く手を入れない状態で粒が肥大すると密集で大きくなれず、変形
や不揃いな粒の房になってしまいます。このため房の粒を間引きします。不良果や小粒果
を除き、かつ混んでいるあたりを間引くもので、中粒種では房当たり50~60粒にするよう
です。ヤマブドウでも秋には同じくらいしか粒が残っていないように見えますから、多く
ても今付いている粒の30%くらいしか成熟しないと思われます。 

                                 三枚とも2024.5.22撮影

ヤマブドウは2018年の3月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/c7c2ff5f9263bf129410adce84a04f3b

 



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