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威信と誇り

2005年07月03日 04時55分00秒 | ニュース
2005年7月2日(土)
ワールドユース選手権
決勝
アルゼンチン(D組2位)2-1ナイジェリア(F組2位)
20:00 16度
ユトレヒト

アトランタから9年、あの日の雪辱を晴らしアルゼンチンはWY5度目の優勝なるか。
ナイジェリアはW杯2戦2敗の汚名を返上するか。

前半開始早々アルゼンチンはナイジェリアDF陣に素早いプレスを仕掛ける。しかしその後はわずかにナイジェリアがイニシアチブを握り、アルゼンチンサイドでのゲーム展開で進める。しかし精度の低いシュート、FKはネットに遠く、アルゼンチンも左サイド突破から18番MFメッシが突破を見せるもシュートに至らない。中盤から両ペナルティエリアまでボールを運ぶも得点機はおとずれないまま時間だけがすぎていく。39分17番DFアデレイエが18番MFメッシのドリブル突破阻止に足をかけてしまいPKを献上。メッシが落ち着いてGKをあざ笑う可能な1テンポ遅れたスローシュートで得点を決める。(今大会3人目の5スコアで得点王に立つ)これがロスタイム3分を含む前半唯一の得点シーンとなった。
後半再びナイジェリアが僅かに攻勢を出す。
6分ナイジェリアDFアディフィミの左へのクロスにMFオグブケが横に飛び頭で合わせ同点ゴールとする。
アルゼンチンはナイジェリアの流れを止めるため12~15分に2人、27分にMFガーゴに代えビリアを投入しPK前の勝負決着に向けカードを切る。
28分前半18分にすでに1枚イエローを受けている5番DFジェームズが19番FWアギーロを倒してしまい2度目のPKを献上再びメッシが落ち着いて決め単独得点王となる。
両チームプレーがエキサイトし始め安定感に欠けた試合進行となる。
39分ナイジェリアがようやく動く。14番FWアウォに代え今大会5試合出場も無得点の11番FWオコロンクウォを投入。
ナイジェリアは個人技に頼っていただけに、2度目の失点により焦りが蔓延し勝利に向かう統率という支柱が崩壊してしまった。
ロスタイム4分も、アルゼンチンの猛攻を防ぐことに使いきり自らの失ったバランスを取り戻すには短すぎる時間だった。

5度目の歓喜を迎えたアルゼンチン、89年大会に続き2度目の準優勝となったナイジェリア、次のステージをドイツに切り替えるためにも彼等の功績は価値あるものになるだろう。
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