ほんとうに日本は強いか

3得点を決めて1大会最多得点タイまであと1点に迫った日本。
しかし、予選リーグ3戦はすべてフィールドプレーヤー9人守備のリアクションサッカー。失点した場合、カウンターへの切り替えが遅くなるリスクの高いサッカーを展開し、先制点を奪ってリズムを作り出さなければ難しい。

デンマーク戦は勝つしかない相手が前掛かりになったことで、完全にフィットしたことで得点を重ねることができた。しかし、人数の多い守備ラインが下がりすぎることで、危険なシーンは相変わらず多く、危険性が増した中、ついにPKを謙譲してしまった。

2ndステージは真の参加国だけが戦える決勝トーナメント。
必ず勝たなければいけないノックアウトだけに
未来のない日本のサッカーが通用する可能性は低くなる。

しかし、そもそも最終的に優勝というゴールテープを切ることのできるチームは1ヶ国。それ以外のチームは涙を流すタイミングが遅れるだけというはかないレース。

日本が残り8ヶ国に入るのか、4ヶ国以内に入るのかわからないが、4年前にはなかったチーム力と、8年前にはなかった落ち着きで勝利を掴んで欲しい。