全国高等学校サッカー選手権大会
準々決勝
08.01.05 14:10
藤枝東 2-0 三鷹
市原臨海競技場
10500人 晴れ 8℃
初出場にして都立高校初のベスト8、開幕戦(第78回大会以降)勝利チームとして初の準々決勝進出など記憶に残る記録尽くしの三鷹が再びの国立を目の前に挑んだのは3年ぶり22度目の出場で10年ぶり(静岡勢としても10年ぶり)3度目のベスト4進出を狙う強豪藤枝東。
期待のかかる大舞台ということもあり1試合目から多くのファンが来場し、改築後ゴール裏の座席が芝に改装されたせいか2試合目には入場できない多くのファンがスタジアムの外から観戦した。(デッドスペースがあるため十分スタジアム外でも観戦可能ではあった。)
試合は藤枝東のほぼワンサイドゲームだった。シュート数は藤枝東の18に比べ三鷹は北見、林が放ったわずか3本。素早いチェックで果敢に藤枝東の攻撃陣を抑えていた三鷹だったが要の林でさえも1対1こそ征するものの2人以上でボールを回されると抑え切れず突破を許してしまう。個人技の差を走りでカバーするも時間が経過する毎にプレーが後手に回ってしまう。前半をなんとか1失点(MF10河井3試合連続得点)で終えたものの後半に入ってからも藤枝東の流れを奪えず。14分に両サイドの吉野、玉江に代え及川、大木ら2年生を投入するも逆に25分藤枝東のU18日本代表のMF10河井の左コーナーキックをU18日本代表候補のFW11松田に押し込まれ追加点を奪われてしまう。
ロスタイム2分も主審のホイッスルが鳴るまでボールが三鷹サイドからハーフウェーラインを超える事はなかった。
現実を知らされた結果だった。サッカー王国と言うべき地域から将来にプロを志して挑んでいるチームを相手に鳥かごのような校庭で1日わずか90分程の練習を行ってきた部活レベルのチームが闘えば容易に想像のつく内容でも合った。
しかし日本サッカー協会がサッカー学校まで作って世界基準の日本サッカーを目指している昨今。このような名のある指導者も選手なく金も時間もプロへの志すらもたないチームが爆発的に成果を出し全国ベスト8まで上り詰めたという事実が、今後ユースと高校サッカーの枠を超え都立高校の部活レベルの底上げにつながる事を期待したい。
「The Stardust Memory 」
Stardust Memory 忘れないでいて
星屑が 舞い降りてくるこの夜を
(歌:小泉今日子 作詩:高見沢俊彦・高橋研 作曲:高見沢俊彦)
☆開幕戦(国立開催)勝利チーム
78回 國學院久我山 2回戦敗退
79回 市立船橋(前年度優勝チームの推薦出場) 2回戦敗退
80回 東福岡 3回戦敗退
81回 鳴 門 2回戦敗退
82回 仙台育英学園 2回戦敗退
83回 羽黒 3回戦敗退
84回 一条 2回戦敗退
85回 滝川第二 2回戦敗退
準決勝(1月6日)
【国立競技場】
14:10キックオフ 高川学園 対 藤枝東
準々決勝
08.01.05 14:10
藤枝東 2-0 三鷹
市原臨海競技場
10500人 晴れ 8℃
初出場にして都立高校初のベスト8、開幕戦(第78回大会以降)勝利チームとして初の準々決勝進出など記憶に残る記録尽くしの三鷹が再びの国立を目の前に挑んだのは3年ぶり22度目の出場で10年ぶり(静岡勢としても10年ぶり)3度目のベスト4進出を狙う強豪藤枝東。
期待のかかる大舞台ということもあり1試合目から多くのファンが来場し、改築後ゴール裏の座席が芝に改装されたせいか2試合目には入場できない多くのファンがスタジアムの外から観戦した。(デッドスペースがあるため十分スタジアム外でも観戦可能ではあった。)
試合は藤枝東のほぼワンサイドゲームだった。シュート数は藤枝東の18に比べ三鷹は北見、林が放ったわずか3本。素早いチェックで果敢に藤枝東の攻撃陣を抑えていた三鷹だったが要の林でさえも1対1こそ征するものの2人以上でボールを回されると抑え切れず突破を許してしまう。個人技の差を走りでカバーするも時間が経過する毎にプレーが後手に回ってしまう。前半をなんとか1失点(MF10河井3試合連続得点)で終えたものの後半に入ってからも藤枝東の流れを奪えず。14分に両サイドの吉野、玉江に代え及川、大木ら2年生を投入するも逆に25分藤枝東のU18日本代表のMF10河井の左コーナーキックをU18日本代表候補のFW11松田に押し込まれ追加点を奪われてしまう。
ロスタイム2分も主審のホイッスルが鳴るまでボールが三鷹サイドからハーフウェーラインを超える事はなかった。
現実を知らされた結果だった。サッカー王国と言うべき地域から将来にプロを志して挑んでいるチームを相手に鳥かごのような校庭で1日わずか90分程の練習を行ってきた部活レベルのチームが闘えば容易に想像のつく内容でも合った。
しかし日本サッカー協会がサッカー学校まで作って世界基準の日本サッカーを目指している昨今。このような名のある指導者も選手なく金も時間もプロへの志すらもたないチームが爆発的に成果を出し全国ベスト8まで上り詰めたという事実が、今後ユースと高校サッカーの枠を超え都立高校の部活レベルの底上げにつながる事を期待したい。
「The Stardust Memory 」
Stardust Memory 忘れないでいて
星屑が 舞い降りてくるこの夜を
(歌:小泉今日子 作詩:高見沢俊彦・高橋研 作曲:高見沢俊彦)
☆開幕戦(国立開催)勝利チーム
78回 國學院久我山 2回戦敗退
79回 市立船橋(前年度優勝チームの推薦出場) 2回戦敗退
80回 東福岡 3回戦敗退
81回 鳴 門 2回戦敗退
82回 仙台育英学園 2回戦敗退
83回 羽黒 3回戦敗退
84回 一条 2回戦敗退
85回 滝川第二 2回戦敗退
準決勝(1月6日)
【国立競技場】
14:10キックオフ 高川学園 対 藤枝東