Pon子の日記

信州で2016年春から田畑をしながら踊りや太鼓を習っている。仕事もやめて突っ走る無謀なアラサー人生

練習あるのみ

2013-09-27 | クラシックギターを楽しむ

 

いや~!気持ちいい秋晴れでした。

生徒たちの中学校文化祭を観に行き、帰ってきてからギター特訓をしました。

いままで習った曲を全部3回ずつ弾いてみたら・・・

 なんかちょっと手首がいたい。もしかして構え方に問題があるか、無駄な力を入れ過ぎているのかもしれません。

 

そういえば先日読んだ『愛に生きる』鈴木鎮一に、一度ついた悪い癖をなおすにはどうするか、書いてありました。

P181 

すでに、すこし音程の高いファの音を身につけたひとの、そのファはなおせない。ではなにができるか。

それは、新しく、ファという音を身につけさせることでした。

そこで、その誤ったファの音を、いままでに五千回聞いて音痴になったその子に、正しいファの音を、六千回、七千回と聞かせるようにしたのです。そうすると、はじめのうちはだめですが、やがて三千回、四千回と聞き、五千回、六千回となると、まえに五千回聞いて身についた、誤った音を発する力よりも、あとから、六千回聞いて育った正しいファの力のほうが、能力として上回ってきた。つまり、正しい機能が新しく育ったのです。

一度身についてしまったAというものは、矯正できない。そうではなく、新たに正しいやり方Bを、今まで以上に繰り返すことで育てる必要があるとのこと。

何事も一番最初に基本をみっちりやることが、いかに大切かわかります。

これは、楽器の演奏などの技術だけにとどまらず、自分の性格や癖にもあてはまりそうです。短気をなおしたいなら、「ムカっ」と来た瞬間に自分を抑えて一呼吸おく。それを繰り返すしかない。散らかす癖を直したかったら、その都度「使ったらもとの場所に戻す」という行動を重ねるしかない。結局、想いに基づく正しい行動×量が自分を変えるんでしょうね。

私もだいぶ父に優しくなってきてるつもりですが、もうちょっと優しい行動をとるようにしよう・・。