先週、加藤木さんのところの田植えをようやく終えられた。何せGWの初日にトラクターが故障したため修理もなかなかしてもらえず、予定がかなり後ろにずれこんでいたので気がかりであった。4枚の田全てに、今は稲がゆらゆら揺れてる。水面に期待感と育つ力が漲っている感じ。
そして、田植えが済んだ直後の28、29日は富山に行ってきた。小矢部市で毎年開催されている「獅子舞大共演会」というのに出演するためである。
私も所属させていただいている阿智村の黒丑舞(くろうしまい)が、今回特別に招待されたのだ。黒丑舞は、加藤木さんはじめ地元の有志の皆さんが、8年ほど前に「地域と結びついた新しい芸能を創ろう」と始めた新しい獅子舞である。獅子舞といっても頭は獅子ではなく、なんと牛! 阿智村には黒毛和牛の飼育をしている方が多いことから、モチーフにしたそうだ。youtubeでぜひ「黒丑舞」を検索してご覧いただきたいが、かなり迫力があり、観ていて面白い。
飯田市、下伊那地域にはもともと獅子舞が非常に多く保存されていて、特にトラックと同じくらいの大きさを誇る「屋台獅子」が有名だ。
今日行ってきた小矢部の獅子舞も、軽快な動きとお囃子で、5人の舞いての息がぴたっとあうとまるで生きているかのようだった。
↓ これは小矢部の獅子の頭。地区ごとに全部ことなるが、どれも幌にはかなり派手な柄があり目を引いた。