かなり前から、
「いつかアパラチアントレイルを歩きたい」
と思い続けていました。
この加藤さんの著書を読んでも分かるように、そんな生易しい道のりではありません。
広大なアメリカ東部を南北に貫く、3500キロもの自然歩道。
端から端まで一気に歩きとおす「スルーハイク」は至難の業で、当然何か月もかかります。
何も、そんな大それたことをしようとは思わない。
たとえ途中までしか歩けなくてもいい!それでも歩いてみたい。
まずは国内で、(せっかく長野県に住んでるんだし)本格的にトレッキングを始めようかと思っていました。
そうしたら偶然にも先日、父が
「体のことが落ち着いたら俺、山歩き始めようかな。」
とつぶやいたのです。
「えっほんと? 私もトレッキング始めようかと思ってたんだよ!」
「登山じゃなくて、あくまでもこう標高低めのところを、自然を眺めながらさぁ・・・いいよなぁ。」
「そうそう!頂上を目指すんじゃなくて、道のりを楽しみたいんだよね。」
と、かなり珍しく親子で息が合ってしまいました。
父のカテーテルが無事終わったら、
「松本のアウトドア用品店まで行って、道具をそろえようぜ。」
ということになっています。
・・・・ 父がパチンコ以外の趣味を持ってくれそうで、すごくうれしいです。
た・の・し・み DA!!