久々の登場!窓際でひなたぼっこする祖母 しっかり生きてます。
日曜日、二次試験のため東京へ行ってまいりました。と言っても東京に滞在したのはたったの1時間余りです。
13時集合だったのですが11時50分に会場に着きました。
すると、スタッフの方が
「本日、おみえでない方が4名ほどいらっしゃいまして・・・よろしければ午前中に受験されることも可能です。いかがなさいますか?」
と聞いてくださいました。私はなるべく早く帰宅したかったため、飛びつきました。結果、午前の部の最後の受験者になりました。
試験で聞かれた内容と会話の流れを簡単に書くと、次のようなものでした。うっ・・すでに忘れかけている。思い出せる範囲で書きます。
・尊敬する人について。その理由。
→祖母について話し この後、面接官の方がタイマーをセット!試験開始。
・なぜこの試験を受けたのか
→自分が国際情勢についてあまりに無知だと気づき、このままではいけないと思った。教育業界で働く者として、子供たちとも世界の問題について話ができるようになりたかった。
・(シートに記入した情報から)旅行で中国に行ったそうですが、どんな所へ行きましたか。
→上海と北京。オリンピック開催の前で、街が作り替えられていく様子を見た。食べ物がおいしかった。
・今の中国と日本の関係をどう思いますか。
→中国の、領海をめぐる強硬姿勢で悪化している。それを受けて日本は集団的自衛権行使を可能にした。
・それ(集団的自衛権の行使を可能にしたこと)についてはどう考えますか。
→現在の国際情勢を考えると、必要なことだったと思う。国連憲章でも認められている権利であり、行使できないとしていたのは世界で日本だけ。日本が普通の国になっただけだと思う。 ここで本当は、PKOの話と、「反対意見を持つ人はこう主張しているけれど、それでもやはり・・・」ともっていきたかったけど言えなかった。
・今後の日中関係はどうなっていくと思いますか。
→とても心配。時に、小さな事件がみるみるうちに大きな衝突につながっていってしまうから。両者が自制心を以て、尖閣諸島や歴史の問題を平和的に解決していくべきだと思う。今考えるとあんまり答えになっていない気がする。日本は、同じく中国からの脅威にさらされている国々と連携すべきだと思う。
・そういった面で、先日安倍首相がオーストラリアを訪問したことを評価しますか。
→はい、します。オーストラリアは日本にとって4番目に大きな貿易相手国で、鉱物資源の輸入先として非常に頼っている。今回の訪問では、さらに防衛面での協力を強化することになり、良かったと思う。
・他に日本が関係を深めていくべきなのは、例えばどの国だと思いますか。
→インド。人口と経済の規模からして、今後の国際社会で大国としての地位を固めていきそう。しかも、中国とと長い国境を接しており、中国との領土問題を抱えている。
・日本がインドに原子力発電の技術を提供することについてはどう思いますか。もしかしたら質問を聞き間違えたかもしれない。
→心の中で、「そうだったんだ~!知らなかった。」と焦りつつ 日本の原発は震災後、より厳しい安全基準を求められ、一流のものになっている。メンテナンスの技術もある。それを他国に輸出すれば、地球温暖化の原因となるthermal energy への依存が減る。だから良いことだと思う。 私は原子力発電には反対しない。インドと関係ない答えになっており、まずかった。
・今のお話で、インドに行ってみたいというのはわかりました。(シートに書いてあった)フィンランドに行ってみたいのは、なぜですか
→日本はフィンランドから学べることが多いと思うから。同じ高齢化社会で、出生率の減少に悩んできた国だが、近年政府の取り組みの成果が出始め、出生率も向上してきている。同じ年頃の女性たちと話をして、実際どうなのか聞いてみたい。
・ここまで国連の話がほとんど出てこなかったが、軌道修正の質問がきた
世界には様々な問題があるが、国連の役割とはなんでしょうか。
→本当に様々だが、国際平和の維持、基本的人権を守る社会を作ること、地球規模で起こる温暖化などの環境問題に取り組むこと だと思う。
・現在起こっていること(どんな表現だったか忘れた)で、国連がもっと力を入れるべきなのはどこだと思いますか。
→漠然とした質問だったのでちょっととまどったが、紛争のことをせっかく調べたので話そうと思い
個人的には、南スーダンと中央アフリカの紛争の解決にもっと力を入れてほしい。イスラエル・パレスチナやシリア、イラクといった地域に国際社会の注目が偏りがち。南スーダンには自衛隊がPKOで派遣されていることもあり、余計気になる。難民がどれだけいるか、日本はどういった形で貢献しているか、など調べてあったがうまく言うことができなかった。
・国連の活動の重要度を1から10点で評価するとしたら、何点をつけますか?この質問を、「南スーダンを含めた様々な紛争解決における、他のアクター(NATOやAUなど)と比較しての国連の重要度」を聞いていると思って答えた。でも、質問を聞き間違えた可能性大
→(どうしよう、あんまり低い点にしたらダメだよね。国連英検なのに。 焦りMAX) 7点です。高めにつけたのは、国連が唯一の、180か国以上の声を反映できる国際機関だから。 満点じゃない理由として、安保理の機能不全や、アフリカ連合やNATOのことを話せばよかった。
・国際情勢をより理解するために、他の言語を学ぶとしたら何語を学びたいですか。
→スペイン語とアラビア語。 話す人が多いので。でも自分はこの通り、まだまだ英語を学んでいる途中なので、この試験に合格した後に他言語を勉強したい。
・・・以上のような流れでした。もっと実際にはやりとりがあったと思いますが、忘れてしまいました。
反省点
・せっかく調べたことを発言に活かし切れなかった
具体的な数字や固有名詞、理由づけが足りない
・文法的な誤りが目立った
・質問によって流暢さに欠けた
・質問の意図と外れた返答をした
・語彙力をアピールできなかった
これだけダメなところだらけなので、合格していないと思います。
が!
今回は試験そのものを、リラックスして楽しむことができました。緊張のあまり汗ダラダラだった前回とは大違い。
そして、「勉強のやり方と、方向性は間違っていない」と思えました。
希望の光が見えてきた。
・・・でも、私が面接官だったら確実に今回の私は不合格です。
「勉強はしているみたいだけれど、もっと頑張ってね。」
という愛のムチをくらいそう。
↑ うちのイチゴがもうすぐ食べごろ
国連英検受験について土佐犬さんがご自身のブログ上でエールを送ってくだり、他にも「頑張って!」といろんな方に励ましていただいている。本当にそれが嬉しい。普段は一人黙々と勉強しているけど、この辺境の地ブログを見にきてくださる皆さんの無言の応援もうれしいし、なんだか仲間が大勢いるような気がしてくる。がんばろ。
本当は二次試験対策として再びテソーラスハウスに通い、サイモン先生の授業を受けたいのだけど・・・いかんせん長時間家を空けられる日が限られているので難しい。こうなったら、頭の中に想像上のサイモン先生を召喚(?)し、「先生ならこれについてどんな質問を用意されるかな。」と予想して、それに対する答えを組み立ててみよう。
いままで二次試験で撃沈してきたのは、圧倒的にシュミレーションが足りなかったからだと思う。実際にしゃべってみれば、何についての知識が欠けているかはっきりするし、「こう言いたいけど表現が思いつかない」という場合、調べて解決しておける。
1、外人さんを目の前にしただけで緊張してしまう
2、そもそも初対面の人と話すのが苦手
という対人スキルのなさを、事前準備でフォローしなければならない。
それにしても、勉強すればするほど自分の無知が恥ずかしくなり、試験の合否に関係なく、もっといろんなことを学びたいという気持ちが強くなってきた。
あ~!卒業から7年にして思う。
学生時代もっとまじめに勉強しとけばよかった!
最後に、同じ試験を受ける同志の皆さんにご紹介したいものがあります。それはズバリ、帝国書院の新詳高等地図!です。(つまり、高校生用の普通の地図で1冊1600円くらい。)これがすごく充実していて役に立ちます。ロシアの資源パイプラインがどこを通っているかまで載ってるんです。(最新版にも載っているかな)改めて読んでみて、面白さに感動しました。グーグルマップではそこまでわからないですよね・・・。
たった今、解答速報を見て国連英検特A級一次の自己採点をした。
エッセイを除く80題中71問正解。
エッセイがひどくなければ二次に進めるかも…?
(^人^;)あぁ、どうか二次に行けますように!
今回、国連知識問題10題のうち8題分は勉強していたところが出たけど、一問忘れて7点しか取れなかった。
あとの問題は、例えば数年前にこの試験を初めて受けた時と比べると比較的簡単に感じた。
昔は解いていてページをめくるたび、「ぎゃ~また出た~!こんなに読むの?」と「絶望感」に包まれたことすらあるけど、今回はそれがなかった。
大学で少しだけ教わった英文速読が役にたちはじめた。これも語彙力がやっと試験のレベルに追い付いてきたからだと思う。
一応、二次試験対策を継続してやっておこう。
国連英検特A級一次試験、松本会場にて受験してきました。
問題は確実に易化してきているものの、やっぱりあの量を二時間集中して仕上げると、どっと疲れます。
ブログ更新の時間すら惜しんで勉強してきたものの、果たしてどうなることやら…f^_^;
土佐犬さんへの挨拶もそこそこに、早々に帰宅して参りました。
今日はぐっすり寝ます~
『中上級者がぶつかる壁を破る英語学習最強プログラム』土屋雅稔
という本を参考に、新たな試みを始めました。
上記の本では、英語学習がある程度進んでいる学習者を対象に、語彙の増やし方、読解、文法、リスニング、会話などの学習方法が紹介されています。
中でも著者は語彙の増やし方にかなりのページを割いています。
一言で言ってしまえば
どうせ上級者用の単語帳を覚えていても、さらにまだ知らない単語が続々出てくる。
ならばいっそのこと辞書を暗記したほうがいい。
というわかりやすい主張。
電子辞書の履歴機能を駆使して効率よく暗記していく方法が具体的に説明されていました。
また、なぜ単語集でなく辞書を使って覚えた方がよいのか、いくつも理由が挙げられていてどれも納得できました。
この人の好きだな~と思うところは、中途半端なペップトークを差し挟んでいないところ。
「3万語覚えてしまえばいい。」
とあっさり言い放ち、
「がんばりましょう。やる気が出ないときはこうしましょう。嫌になったら・・・」
みないなことは一切書いてない。
自分の履歴も書いてない。
やる気があるならやってみてください。やる気がなければやらないでください。
とでも言うかのよう。
なんとも言えずクールなんだなぁ・・・。
こういう書き方好きです。そうよ、やりたい人はやってみればいいんです。そんでダメなら別の方法をかんがえりゃいいんです。
この写真の辞書を推薦されていたので買ってみました。
問題は、字がやっぱりちょっと小さいこと。
あと装丁がかなりスベスベしていて、手が乾燥してると掴めない。すべりまくる。これは予想外でしたが、手を潤して何とか解決。
英検単語は目標の98%暗記をクリアしたので、今はこれとWord SmartⅡを暗記中です。
国連の指定テキストの読み込みもしています。
こんどこそ合格を・・・
以前、土佐犬さんのブログに
合格する人は合格するだけの理由があって受かる
不合格の人には不合格になるだけの理由がある
という意味のことが書いてありました。(上記は正確な引用ではありません)
それを読んでハッとさせられた私。
自分の「不合格の理由」を考えてきました。
そしてたどり着いた結論は、
インプットした後の、思い出し作業が足りないというものです。
どいういうことかといいますと、今まで国際情勢に関して何冊も本を読んでは
「ふんふん、そうなのか。」
と納得し、それだけで勉強をした気になっていたのです。
でも、実は肝心なのは本を閉じたあと、何が自分の頭に残っているかです。
何を、口に出して語れるかです。
以前の私は学んだことを思い出すという作業をほとんどほったらかして、ひたすら次の記事、次の本と進んでおり、「なんかがんばっている」かのような錯覚を起こしていました。
たとえば、今までは風呂の中でさえも本を読んだり単語を「覚え」たりしていました。
最近は、今日やったことを思い出す時間・口に出して再現する時間・を作るようにしています。
その日に暗記した単語を思い出して文を作ってみたり、podcastで聴いた表現を再現してみたり、本で読んだことについて、壁に向かって話してみたり・・・。
そうると、脳みその違う部分を使っている感覚になり、ちょっと疲れます。でもそれが快感だったりして・・・。(ヘンタイか!)
とにかく試験までの残り時間、これからは「インプット→思い出す」までワンセットで勉強を続けていきたいと思います。
さて、ようやく写真のご説明です~。
こちらは、amazonのダンボールに入っている梱包用の紙です。
ペラペラでくしゃくしゃでしたが、軽く伸ばして裁断してノート代わりに使っています。
普通のノートだと書きづらいペンが、なぜかこの紙ですとインクのなじみが良く快適になりました。
なんでこんな真似をしているかというと、二つの理由で紙を節約したいからです。
一つは、環境のこと。
タスマニアの森林が日本で使用される紙のためにどんどん伐採されていると知り、今まで「勉強のためだから」と言い訳して何の気なしに紙を使っていた自分に腹が立ったから。
二つ目は、無駄なお金をかけないため。
先日丸善の文房具売り場を歩いていてびっくらこいた。
ノートが今や一冊600円以上で売られている。
ちょっとかっこいいデザインだったりブランドであるだけでそんな値段がしている。
もっとも安いノートは130円だったけど、私が子供だったころと比べて、やはり物価は上がってる。
消費税増もあるし、お金の使いどころを今まで以上に見極めていく必要があると感じています。
南信に、日本各地の伝統芸能をもとに舞台創りをされているKさんという方がいらっしゃいます。
私は一昨年公演を観に行きKさんの舞踊や太鼓に惚れ込んでしまいました。
去年は、弟子入りしたくてお話を伺いに行ったりしたこともあります。(ずうずうしいもので)
世界中で公演をされていますが、ご本人は
「僕は英語がさっぱりわからないんです。」
とのこと。いつも現地の日系コミュニティーの人などに翻訳や通訳を頼み、公演の調整を行って来られたそうです。
このたび、ひょんなことから私がその辺りのお手伝いをさせていただくことになりました。
海外から来るメールを翻訳したり、それに対するお返事を作成したりするくらいで、ほんのわずかですが・・。
「英語がちょっとだけわかる」ことを自分の尊敬する人のために活かせるなんて、嬉しくて仕方ありません。今まで勉強してきて本当によかったと、心底感じています。
とにかく知らないことが多いため、本を読んではノートに要点を書き出すことを続けています。
でもこれだけではダメで、2ヶ月後に迫った筆記試験の対策として国連知識も暗記する必要があるし、語彙の復習もせねばなりません。
最近は台所を勉強部屋にしているため果物・野菜置き場やそこらの棚に書籍類が積まれた状態です。
勉強に疲れたら、料理をするとストレス解消になります。しかも美味しいし。(^_^)v
祖母が寝ぼけて覗きにきたり、父が腹を空かしてつまみ食いにきたり、そんな感じです。
父は、何か後ろめたいことがあると妙に優しくなり、口数が多くなるという特徴があります。
そんな時に使えそうな表現を見つけました。
What's your angle here?
いったい何がねらいなの?