三酔人の独り言

ルポライター・星徹のブログです。歴史認識と国内政治に関わる問題を中心に。他のテーマについても。

「暖房中毒」社会?

2013-12-16 19:51:52 | 日記・日常ネタ
 当ブログ2013.9.17「「冷房中毒」社会?」で、人々が冷房(エアコン)に頼りすぎる「異常」について述べた。今回は、暖房について。

 今朝、民放テレビの情報番組で「寒い時期にアイスクリームがよく売れる」というようなことを紹介していた。日本の一般家庭の平均暖房設定温度は25℃くらいで、そういった「強暖房」の部屋で高級(濃厚)アイスクリームを食べる人が最近多い、というのだ。

 暖房の設定温度が25℃って、異常に高いのでは? しかし、周りの家庭状況を見聞きすると、それくらいが「普通」のようだ。こんな環境で子どもが育ったら、将来の健康が心配だ。

 私の家では、暖房器具はガスFF暖房機(*屋外燃焼型ガスストーブ)1台だけ〔*訂正。他にエアコンもあるが、特に暖房はほとんど使わない。──2024.1.15加筆〕。使う時の設定温度は17-20℃(平均18℃)だ〔*近年は16℃。──2024.1.15加筆〕。少し厚着をすれば、これで十分に温かい。外気温が仮に8℃だとすれば、雨風をしのげて外より10℃も温かいのだから、何も不満はない。

 外に出る時は、寒く感じない範囲で「なるべく薄着」を心がけている。神奈川県や東京都あたりの冬の寒さは、大したことはない(*外で寝泊まりすれば寒いだろうが)。しかし周りを見渡すと、まだ12月中旬なのに、ダウンジャケットを着るなど、かなり厚着している人が多い。「今からそんなに厚着してたら、もっと寒くなった時どうするの?」と要(い)らぬ“心配”をしてしまう。もちろん、高齢者や病気の人は温かくした方が良いのだろうが。

 部屋の暖房温度をいつも高く(*24-25℃?)設定して、それに慣れてしまい、「寒い、寒い」と言って厚着で外出する。自分の体を甘やかし、体の芯から温める機能を弱めているのではないか。

 寒い時期に、25℃前後に温めた部屋でアイスクリームを食べ、また冷たいビールを飲んだりする。体の表面を温めながら、体を芯から冷やす。こんなことを続けていれば、どこかで歪(ひず)みが出てくるのは理の当然だ。

 他人がどうしようが、私には関係ない。ただ、周りを見ていて感じたことを、ちょっと言ってみただけだ。

 そんなことを考えながら、鍋料理に舌鼓(したつづみ)を打ち、焼酎のお湯割りをちびちびやった。暖房など入れなくても、体は十分に温かい。

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