三酔人の独り言

ルポライター・星徹のブログです。歴史認識と国内政治に関わる問題を中心に。他のテーマについても。

愛敬浩二教授ら講演「憲法改正と国民投票」

2018-06-30 13:06:48 | 憲法
 社会民主党の機関紙「社会新報」2018.6.13に愛敬(あいきょう)浩二名古屋大学教授らの講演記事「憲法改正と国民投票を問う」が掲載された。私(星徹)が取材・執筆に協力したものだ。  憲法骨抜きの限りを尽くし、「集団的自衛権の一部行使容認」を含む安全保障関連法を現行憲法の下で(2015年に)ゴリ押し制定させた安倍晋三首相らが、既成事実の上に胡坐(あぐら)をかき、今度は「憲法(9条)を改正したい . . . 本文を読む
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笠原十九司さん講演「日中戦争とアジア太平洋戦争」

2018-06-08 20:41:20 | 歴史認識・社会論
 社会民主党の機関紙「社会新報」2018.5.16に笠原十九司都留文科大学名誉教授の講演記事「日中戦争とアジア太平洋戦争の狭間」が掲載された。私(星徹)が取材・執筆に協力したものだ。  太平洋戦争が始まった後の中国戦線については、語られることがあまりない。多くの日本人の関心が「米国との戦争」に移ったためだが、同時に「中国との戦争」も念頭に置くのでなければ、「あの戦争」の全体像は見えてこないだろう . . . 本文を読む
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水島治郎教授講演「ポピュリズムの世紀なのか」

2018-04-24 08:41:59 | 政治論
 当ブログで新規記事を長い間アップしませんでした。誠に申し訳ありません。細々と再開します。  当ブログ2017.4.17「水島治郎『ポピュリズムとは何か』から考える」の続編とも言える記事を、以下に掲載する。  社会民主党の機関紙「社会新報」2018.3.21号に水島治郎千葉大学教授の講演記事が掲載された。私(星徹)が取材・執筆に協力したものだ。同紙編集部の許可を得て、以下に転載する。 *無断転 . . . 本文を読む
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関東大震災 朝鮮人虐殺の現場 横浜を行く

2017-11-14 12:19:50 | 歴史認識・社会論
 社会民主党の機関紙「社会新報」2017.9.27号に寄稿した星徹「関東大震災 もう一つの歴史 朝鮮人虐殺の現場 横浜を行く」を、編集部の許可を得て以下に転載する。   *無断転載禁止 【本文】  神奈川県横浜市西区の市営久保山墓地に直径5メートルほどの大きな土饅頭(どまんじゅう)がある。「横浜市大震災横死者合葬之墓」だ。  1923年に発生した関東大震災(メモ参照)によって、横浜市内で約2 . . . 本文を読む
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ナチスの手口と安倍政治~石田勇治東大教授インタビュー~

2017-11-10 22:34:02 | 政治論
『週刊金曜日』2017.9.29号(1154号)に石田勇治東京大学大学院教授(ドイツ近現代史)のインタビュー記事「ナチスの手口と安倍政治の危険性」を寄稿した。編集部の許可を得たので、以下に転載する。 *無断転載禁止 *リード文は省略した。石田氏の発言の最初に「石田」など分かるようにした。 *石田勇治氏に関し、これまで当ブログ2015.10.15「「ナチスの手口」と「安倍政治の手口」」と同2 . . . 本文を読む
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総選挙 「希望の党」の勝利が悲劇の引き金になる?

2017-09-28 20:18:18 | 国内政治
 本日2017.9.28、衆議院は解散された。総選挙(衆院選)は10月10日公示、同22日投開票となる。安倍晋三首相による「解散」の意向が確定的になって以降、「疑惑隠し解散」「自己都合解散」などといった批判が渦巻いている。朝日新聞社の直近の全国緊急世論調査(2017.9.26-27調査)の結果も、そのことを裏づけている。  そうは言っても、もう総選挙になる。「今回の解散のあり方」を批判しつつ、総 . . . 本文を読む
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安倍改造内閣と権力の魔力

2017-08-05 23:31:30 | 国内政治
 陸上自衛隊の日報隠蔽問題や森友・加計問題などが国民多数の不信感を強め、安倍晋三内閣の支持率は急落した。このこともあり、安倍首相は2017.8.3、内閣と自民党役員人事の改造を行なった。さして新鮮味もサプライズもなかったようだが,安倍首相と少し距離を取る自民党の野田聖子衆議が総務大臣に、河野太郎衆議が外務大臣に入閣したことが、安倍内閣へのイメージ向上に貢献したようだ。改造前にテレビのコメンテーター . . . 本文を読む
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安倍が辞めて石破でいいのか?

2017-07-10 23:45:20 | 国内政治
 安倍晋三内閣の不人気ぶりは、少し前まで考えられないほど深刻になりつつあるようだ(*反対する側にとっては嬉しいことだが)。このことの表れとして、「安倍辞めろ!」コールが街頭で、ネット上で、噴出している。  こういった「安倍辞めろ!」コールに一番「ニンマリ」しているのは、次期首相の座を狙う自民党の石破茂衆議院議員ではないだろうか。一応、人前ではあの「怖い目つき」のままだが。  私も、安倍首相に一 . . . 本文を読む
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行政権独走の先に国会不要論?

2017-06-18 20:08:16 | 国内政治
 本日、通常国会が閉幕した。あれだけ問題点を指摘された「共謀罪」法案(*組織犯罪処罰法改正案)は、まともな審議もなく、疑問点がほとんど解消されることなく、可決・制定されてしまった。参議院では委員会採決を省き、「中間報告」なるものによって本会議に持ち込むという奇策が使われた。こういった光景は、国会の軽視と形骸化を特徴づける「演舞」のように見えた。  安倍政治は、「これでもか」というほど三段跳び(三 . . . 本文を読む
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壊憲(かいけん)を正さずして改憲を論じる愚

2017-06-06 14:24:01 | 憲法
 今年(2017年)5月3日の憲法記念日、憲法改正を求める集会で、壇上スクリーンに安倍晋三首相(自民党総裁) のビデオメッセージが放映された。「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」・・・。具体的なこと(*9条と教育無償化について)も少し述べられた。  同じ日の「読売新聞」朝刊には、安倍首相のインタビュー記事がデカデカと掲載された。「広告か?」と一瞬思ってしまう「よいしょ記事」であり、安 . . . 本文を読む
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憲法9条改憲発言 「安倍文学」を読みこなせ

2017-05-26 09:27:32 | 憲法
 安倍晋三首相(自民党総裁)は憲法記念日の5/3、憲法改正を求める集会にビデオメッセージを寄せ、2020年までに改憲を実現する意向を表明した。具体的には、9条改憲と高等教育(大学・短大・専門学校等)を含む教育無償化を挙げた(*曖昧な表現だが)。9条については、現在の1項・2項はそのままにし、新設の3項で自衛隊の存在を認める旨を明記する、とのことだ。  このことに関する世論について、「朝日新聞」2 . . . 本文を読む
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大日本帝国憲法と教育勅語の関係

2017-05-08 18:37:13 | 歴史認識・社会論
 教育勅語(1890年(明治23年)発布、1948年廃止)に関する問題が、新聞やテレビなどでよく取り上げられるようになった。しかし大多数の人にとって、「教育勅語」なるものを日常生活の中で耳目にすることは滅多にないだろう。  以下は、文部省図書局による教育勅語の「全文通釈」。出展は文部省「聖訓ノ述義ニ関スル協議会報告」、佐藤秀夫編「続・現代史資料9」。現代仮名遣いに近づけられている。 *「時事ド . . . 本文を読む
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当ブログ「コメント欄」のルール

2017-04-21 09:44:56 | ブログの形式・ルール
昨日2017.4.20、当ブログ「樋口陽一&小林節『「憲法改正」の真実』から学ぶ」(2016.4.30)に関するコメント投稿がありましたが、名前欄に記載がありません。カテゴリー欄の「ブログの形式・ルール」にある記事をご覧になれば分かるように、名前欄に記載のないコメントは掲載できません。当該投稿者は、もし掲載を望むのであれば、下記のルールを厳守の上で再投稿をお願いします。 改めて、当ブログのコメン . . . 本文を読む
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水島治郎『ポピュリズムとは何か』から考える

2017-04-17 17:31:37 | 政治論
長い間、当ブログの新しい記事を更新しませんでした。この間、別のことに多大な時間を取られ、更新する余裕がなかったのが、最大の理由です。もし少しでも期待してくれた方がいらっしゃれば、誠に申し訳なく思います。 当ブログの記事の中心は「身辺雑記」的なものではないので、作成するのに多大な時間と労力を要します(*以前も書きましたが、大部分は「自分のため」です)。これからもそれほど頻繁には更新できないかもしれ . . . 本文を読む
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自民党憲法改正草案への危惧への危惧

2016-07-19 10:35:12 | 憲法
 最近やっと自民党憲法改正草案(2012年4月)への関心が高まり、この草案への危惧の声が広がり始めているようだ。「朝日新聞」などがしぶとくこの問題を取り上げたことが影響しているのだろう。  私自身も当ブログでかつて、繰り返し同草案の危険性を訴え、危惧する文章を書いてきた。しかしそれは「安倍政治の下での改憲」の内容面に限ったものだ。形式面での危惧はまた別で、憲法骨抜きなど「近代立憲主義への冒涜」で . . . 本文を読む
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