読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
忘れない為の備忘録です

門井慶喜著 「天才たちの値段」

2008-12-29 | か行
鑑定眼ならぬ「鑑定舌」で真贋を見きわめる天才美術探偵、神永美有が
活躍する美術ミステリー。 本物には甘味を感じる神永。
ルネッサンス期専門の美術史学者・佐々木昭友と、天才神永が解く美術
ミステリーで、ボッティチェッリやフェルメールの新しく発見された作品や、
大航海時代の地図、涅槃図、ガラス工芸と題材も豊富で美術品ファンには
楽しめるのでは・・・
そっちのほうに関心がない人にはちょっと退屈かも・・・
しかし、どんでん返しや因縁のライバル元某国立美術館の学芸員の
清水との闘いも面白い。
2006年 文藝春秋 刊 


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