読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
忘れない為の備忘録です

川上健一著「四月になれば彼女は」

2008-08-14 | か行
「April Come She Will」サイモント&ガーファンクルのメロディーを題名に
作者の自叙伝的青春物語。
工業高校を卒業して3日後の1日、今の自分のエポックメーキングとか
ターニングポイントとなった出来事を米軍基地の街三沢を舞台に初恋、友情、
不良達との喧嘩等、軽快なユーモアたっぷりの青春小説に仕上げている。
誰にでもあった将来への不安や迷い、性に対する憧れ、人生に迷いながら
一歩踏み出したあの日を生き生きと描き出していて共感出来た。
  2005年   実業之日本社 刊

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