2004年第24回横溝正史ミステリ賞受賞作。SFファンタジーミステリー。
2217年25万光年の彼方「琴座のベガ」を越えた辺りに地球環境とそっくりな人工惑星で・・・。
3つの物語が描かれそれぞれ謎が示されます。3人の主人公、暇な探偵トッド。25光年を旅してきた科学者ジョー。もう1人は、事故で記憶の混乱に悩む男センマ。バラバラに思えた話が後半パズルのピ―スが見事に嵌るがごとく終焉する抒情性豊かなSFミステリーです。
SF的には突っ込み何処満載だけど細かなことは無視して謎解きを楽しめた。
「The earth sings The wind blow」
2004年5月角川書店刊
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