「笑う警官」、「警察庁から来た男」、「警官の紋章」の続編北海道警シリーズ第四弾!
前作で強姦殺人犯の鎌田光也は村瀬香里のアパートに侵入し、警護中の小島百合巡査が銃撃の上取り押さえ逮捕し病院送りにするだが、
鎌田は入院治療中に脱走し行方不明となってしまっていた。
それから1年後、村瀬香里のもとに脅迫メールが届き、再び小島百合は警護を命じられる。
必死の探索にもかかわらず、小島たちを嘲笑うかのように何度も送られてくる無気味なメール。犯人はどこに潜んでいるのか?
そのころ関東では鎌田が関与した強盗事件が起きていた。元自衛隊員鎌田の交友関係を洗ううちに浮かび上がる立ち回り先。
頻発するオートバイを利用した引ったくり事件、白骨化した遺体発見、等々・・・
著者は『組織対現場警察官たち、というテーマは、三部までで一応完結。本作は、三作までの登場人物たちによる、
いわば道警シリーズ第二シーズンの第一作目という位置づけです。』
と語るように津久井、佐伯、小島、新宮、など御馴染の面々他が登場してそれぞれの局面で活躍する群像劇になっています。
個々に起きた事件が終盤に向ってどう関連してくるのか札幌の夏の一大イベント、
多くの踊り子グループが乱舞するYOSAKOIソーラン祭り会場を舞台に繰り広げられる犯人との緊迫したサスペンスに引き込まれ一気に読めました。
まだ続く気配・・・続編が早く読みたい気分です。
11月14日公開予定の映画「笑う警官」も公開が楽しみです。
2009年10月角川春樹事務所刊
前作で強姦殺人犯の鎌田光也は村瀬香里のアパートに侵入し、警護中の小島百合巡査が銃撃の上取り押さえ逮捕し病院送りにするだが、
鎌田は入院治療中に脱走し行方不明となってしまっていた。
それから1年後、村瀬香里のもとに脅迫メールが届き、再び小島百合は警護を命じられる。
必死の探索にもかかわらず、小島たちを嘲笑うかのように何度も送られてくる無気味なメール。犯人はどこに潜んでいるのか?
そのころ関東では鎌田が関与した強盗事件が起きていた。元自衛隊員鎌田の交友関係を洗ううちに浮かび上がる立ち回り先。
頻発するオートバイを利用した引ったくり事件、白骨化した遺体発見、等々・・・
著者は『組織対現場警察官たち、というテーマは、三部までで一応完結。本作は、三作までの登場人物たちによる、
いわば道警シリーズ第二シーズンの第一作目という位置づけです。』
と語るように津久井、佐伯、小島、新宮、など御馴染の面々他が登場してそれぞれの局面で活躍する群像劇になっています。
個々に起きた事件が終盤に向ってどう関連してくるのか札幌の夏の一大イベント、
多くの踊り子グループが乱舞するYOSAKOIソーラン祭り会場を舞台に繰り広げられる犯人との緊迫したサスペンスに引き込まれ一気に読めました。
まだ続く気配・・・続編が早く読みたい気分です。
11月14日公開予定の映画「笑う警官」も公開が楽しみです。
2009年10月角川春樹事務所刊