先日学年末試験を終えて部屋の片づけをしていた息子から真新しい教科書を渡されました。中学数学と中学英語のそれぞれ3冊ずつと高校数学4冊の合計10冊です。すべて全く使用していない新品同様です。「授業で使っていないの?」「まったく使っていないよ。」
そう言えばこの前の同窓会でも同様に、全く使わない教科書を新学期に何冊も配布されることが話題になりました。
私国立中学や公立の中高一貫校では文部科学大臣の検定を経て発行される文部科学省検定済教科書は使用せずに、他の検定外教科書を使用しています。無償で配布されていることで水面下に眠っているわけですが、この現実に誰かがメスを入れないと税金の無駄使いを繰り返すだけです。しかももう何十年も繰り返されています。
平成21年度の無償給与に関する予算額は394億円であり,約1074万人の児童生徒に対して,合計約1億1000万冊の教科書が給与されたそうです。そのうち私国立中の生徒は約1/30(学校基本調査による)の割合ですから、約13億円に当たります。中には使用している教科書もあるので全額とはいきませんが、億単位の無駄使いはしています。何とかならないものでしょうか?
税金の無駄使いはこのことだけではないとは思いますが、学校や、政治家へ訴えることも含め、私自身も行動していきたいと思います。
私も吠えるだけではなくて、行動します。具体的なことはまた後日報告します。
まず隗より始めよですね。