広島の乱読ジジイ

日々色々Blog https://kurookahaiku.muragon.com/entry/7.html

電柱

2006年09月27日 | 住まいの周辺
日本には電柱がいっぱい立っています。
インフラの整備はまだまだ、発展途上というか、地下に埋設して美しい街造りをしようという為には膨大に費用が必要になるため、よほど先進的な市街地や団地でない限り、そこら中に電柱が立っています。(ヨーロッパの美しい町並みはここらにもあります)

余談ですが、私の自宅(土地)にも、電力会社とNTTの電柱が1本ずつ立っています。(年間で260円土地の使用料をもらっています)

取りあえず、電柱があること自体は、必要不可欠だから良いのですが
家を建てるとき、建て替えるときに計画上邪魔になる電柱と言うのがかなりの確率で出てきます。

玄関へのアプローチ口、駐車場の出入り口等、計画上電柱がそこに立ってるとどうしても邪魔になってしまう。
元々立っているのだから、諦めて計画すれば良いような物ですが、日当たりや、部屋の配置、駐車場の配置を考えて行くとどう考えても邪魔な電柱と言うのが有るんです。

では「この電柱を、移動できないか?」と言うことになります。

結果的に電柱は移動できる物と出来ない物があります。
移動できるとしても、電柱の設置者が移動の費用を負担する場合と、施主側が費用を負担する場合があります。
いちがいには言い切れませんが、自分の敷地内に電柱が立っている場合は設置者が移動の費用を負担してくれる場合が多いです。

最近の進行団地では、宅地の中に電柱を立てずに道路でもなく宅地でもない、公共が所有する(造成後移管する)土地を区画して電柱を立てている場合が多いです。この場合基本的に電柱の移動は出来ません。

どちらとも言えないのは、道路上に電柱が立っている場合です。
このパターンの場合は、周辺の住民との思惑も出てくるため非常に微妙ですし、道路は国や市や町が所有している土地なので、工事をすること自体手続きも面倒ですし、移動を要望する側が費用を負担しなければ行けない場合が殆どです。


設計者は建物の計画上こういう思いが出た場合、電柱の所有者(権利者)に問い合わせをして移動が可能かどうか確かめています。

で、やっと写真の電柱番号というのが必要となります。
この電柱番号は電力会社やNTTのデーターベースに登録されており、何処に立っている電柱なのかすぐに判断できるようです。
相談する場合はこの番号をメモして相談してください。
実際に移動できるかは、現地を調査して判断されます。
電線を支えているわけですから、どうしても移動できない電柱と言うのもありますので、計画段階からちゃんと確認しないといけません。

またまた余談ですが、私の施主様はこの膨大な量の電柱を管理しているデーターベースを作成して管理しておられる方もいらっしゃいます。

最近使い始めた 電子手帳(言い方が古い)

2006年09月22日 | 電子機器の話し
先日、zero3 の 小さいほう [es]を購入して 1ヶ月使ってみました。

電話と電子手帳の融合と言う 素晴らしいマシンです

が、、

画面が小さい = 文字も小さい = 老眼の初期で読めません

と言うことで 大きいバージョン(写真)を 購入して使っています。

OSは モバイル用のWindows 5.0です

Macとの直接同期では 不完全燃焼になってしまうので諦めて、、
  Bootcampで使う WindowsXPで 同期しています。

電話番号等もすでに入れているし、エクセルやワードの文章もほぼ問題なく読めます。
写真や画像の閲覧も JPEG や PDFで 出来るので便利に使えています。

パソコンのメールも これに転送する事が出来るので、便利です。

ここ20年は この手の電子文具を持ち歩いているので、無いととても不安ですね。

ちなみに出来る事は、
住所録
辞書
スケジュール表(アラームで知らせてくれる、次の予定を常に表示している)
エクセル
ワード
パワーポイント
メモ
PDF表示
写真の表示
スライドショー
絵を描く
電子メール(文字数等はパソコンと同じ)
ウェッブ閲覧(いわゆるインターネット)
音楽を聴く
ビデオを見る
電卓
今居る場所を地図で見る
ゲームをする
ギター等のチューニングを合わせる
電車の時刻表を見る
簡単な図面を見る
電話をする

てな感じです

完成建物をみんなで見学

2006年09月20日 | 住まいの快適
昨日、チームが担当した建物が完成したのでみんなで見学&チェックをしに行きました。

写真は床材に厚さが21ミリある、パイン材を張ったリビングです。
(パインは北欧の松です)
さらっとした感触で気持ちがよいです。
丈夫は吹き抜けになっていて(写真の枚数が1枚しか載せられない)さらに爽やかです。
子供がごろごろ転げ回って遊ぶ様子が目に浮かぶようです。

新しい家って良いな~
羨ましくなります。

設計のアイデアが生きている、優しい感じの家でした。

いつも目の前の仕事に追われていますが、チームみんなで完成した建物を見るのは楽しい時間でした。
受付の女の子も自分たちがしている仕事はこれなんだと再認識してくれたようです。

頑張れ 若い営業マン

2006年09月20日 | 人間
最近住宅業界は景気が悪くて営業社員が会社を変わっていると言うことも多いようです。
いわゆる職業人としては、自分の会う会社に移ってしまう事は決して悪いことではないとは思いますが、、

そこで考えてしまうのは、それまで契約をしてくれたお客様との関係です。
施主の多くは会社選びと同時に営業マンも選んで居るんだと良く聞きます。
「自分たちの住まい造りをちゃんとサポートして欲しい」 
「何十年間もローンを払ってゆくんだから、裏切らないで欲しい」
施主としてはそう考えて当たり前なんだと思います。 

私は以前、設計を担当していたのですが、当時の営業マンの多くは止めてしまっていて、お客様からメンテナンス等の連絡をいただくことが結構あります。
その時に感じるのは、折角その営業マンを気に入って契約を頂いたのに、会社を辞めてしまうと信頼関係はなくなってしまう、何だか寂しい話ですよね。
多くの会社は営業は使い捨てだと思っているのかも知れないし、若い人は楽で格好良くて出来るだけ休みが多い仕事をしたいと思っているようですし、本当に難しい問題です。

若い営業マンへ
何の仕事でも楽なことはない、毎日頑張ってください。

ドキドキしないでも大丈夫!!

2006年09月20日 | 人間
先日、若い社員の交渉(お客様の自宅)に付いていきました。
色々話しをしてきて、その日契約を決めたいと言う日だったのです。

その若い人は「契約しましょう」と言うのはドキドキするらしい。
(全然考えずに言える人も多いけど)
特にその日は、どうしても契約を決めて欲しい月末だったわけです。

色々と今まで計画を図面等で説明していく中で朝からの話しは長引いてお昼も過ぎてしまい、お客様がお寿司の出前を取ってくれたんですよ。
もうその時点で、お客さんも契約を決めたいと思って頂いているのは確実です。
後は、客様の思いと、こちら側の金額の合致する所を見つけられれば良いわけです。
他の会社も有るから、ここですぱっと、決めれば契約、出来なければ話しは壊れるかも。

細かいことは、、書けないのですが (^_^)b決めていただきました。
後で「お寿司を食べさせていただいて、契約しないって言うのは、お互いにないだろう」と若い社員に、話しをしました。
と言うことで少しは勝負感が付いたかな!!

営業マン=家づくりのプロ?

2006年09月20日 | 人間
若い営業マンは、営業のプロには成れても家造りのプロにはなかなか成れないんです。
(特に木造住宅は規格品ではありませんから)
家造りは技術的な事や法的なことも有るので、経験が必要なんです。
大手のメーカーは契約が成立すれば、以後お客様との対応をしなくて良いシステムなんですが、家づくりと言う意味では寂しいなと感じます。
営業は契約するためにお客様と色々なことをいっぱい話します。
お客さんはその話の中で色々なことを考えて、最終的な決断を下すわけです。
でもその話の内容に、嘘や間違い、誇大広告的な部分や度が過ぎる営業トーク等が有ると、契約後の打ち合わせ、実際の工事の途中でトラブルになってしまいます。
それは、大きな間違いだけでなく、本当に細か事でも同じなんです。
たとえプレハブ住宅が工場生産だとしても、その強度について間違った情報を言ったり、約束した棚板1枚でも設計や、現場監督に伝えるのを忘れていたら、施主から見ると裏切られた事となり信頼は0に成りします。

「売ってなんぼの営業マン」でも、自分の仕事に興味を持ち住宅屋としての職業意識を持ちたいものです。

ありがたい話し

2006年09月20日 | 人間
実は本日のことなのですが、お客様からお礼をいただきました。

そのお客様は私が住む街とは全く違う場所で家を建てた方なのです。

実は、もう半年くらい前のことですが、そのお客様が訪ねていらっしゃいました。
「家を計画中」とのことで色々お話しをさせて頂いていたのですが、私たちの営業地域をかなり離れた土地でのご計画でした。

取りあえずは、建築地の状況を写真等で拝見して、現在考えているという図面を拝見していたのですが、どうにも使い勝手の悪い図面で無駄なスペースが沢山あると感じました。
まず構造的に適切な壁の配置と水回りの位置、それに伴う窓の位置等を提案いたしました。
私どもでは、建築できない地域ですので、それ以上は何も出来ないのが現実です。

で、今日はそのお客様が「あなたの意見を最大限採用して住まいを無事完成することが出来ました」とわざわざ報告しに、寄ってくれたのです。
当事者では無い分、冷静なアドバイスをさせて頂けたのかなとも思いますが、わざわざお礼を言っていただけるなんて、思っても居なかったので私も凄く感激しました。

人間どういう場面でも気持ちも手も抜けないなと、あらためて思った次第です。

明るいダイニング

2006年09月16日 | 住まいの提案
台形につきだしたダイニングスペース

庭に面したダイニングは台形になっており、色々な方向から光が差し込みます。
(写真は逆光になっているので、暗く見えている)

家族がいつも集まる場所、母親中心に時間が流れて行く、そんな対面キッチンの向こう側には明るいダイニングがあります。

あわただしい朝の時間も、庭の花を見ながら紅茶を飲む昼下がりにも、休日にゆっくりと楽しむブランチも、いつも明るいダイニングは家族にとって素晴らしい空間になったそうです。

疑石と塗り壁

2006年09月16日 | 建築材料
いわゆる、、ヨーロッパ的デザイン

あくまでも日本人が思っている、南仏、北欧あたりのデザインとして
 疑石を外壁に貼ります。
これは、ゴツゴツした見た目とは違い、軽石のような材料です。
建ててから何十年も経った様に見えると言う事を狙ったデザインですね。

塗り壁の部分も、わざとウロコ模様のように波打った仕上げます。
(でこぼこのデザインは好みによって、色々と変えられます)

若い人にかなり人気のある物です。

最近の流し台(スライド式)

2006年09月16日 | 住まいの部品
最近のキッチンの主流は
全ての収納部が引き出しし気になっているところです。

メーカーによって、色々なパターンは有るのですが、基本的に上下2段で足下までが収納になっています。
以前のとびら式では、(引き出しの部分以外)中に棚がなければ1段分しか収納出来ず、かつ奥にある物を取り出そうとすると、手前の物をいったん取り出さないといけませんでした。
でも、引き出し式なら 入れている物を全て上から見て取る事が出来るので、非常に便利です。
足下にも引き出しがありこれに結構収納出来るので、以前の収納力と比べると(お客様談)吊り戸棚は必要ないと言う程、収納出来ます。

1番右にあるのは 食器洗い乾燥機ですが、これも現在引き出し式の物が主流となっています。
特徴としては、立ったままで食器を出し入れ出来るところと、水垂せずに済む事、流し台の中に収まるので、音が若干静かに成る事です。。

天気と時計

<script type="text/javascript" charset="utf-8" src="http://tenki.jp/blog/script/parts/point_clock/?map_point_id=697&amp;color=0&amp;size=small"></script>