広島の乱読ジジイ

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インナーガレージにクラシックカーがある住まい

2009年09月03日 | 住まいの快適
お住まいは意見取材を受けて頂きました、K様邸のガレージです。
車は「ロータススーパーセブン」 後ろのちゅこっとだけ見えるのは「OSCA」です。

私もそこそこ車は好きですが、こんなにマニアックなお客様は初めてです。
1970年代と1960年代の車ですが綺麗に保存されていいます。 前にあるロータススーパーセブンは、ナンバープレートが付いているので、公道を走ることが出来ます。ロータスは製造権をその後4社位の会社に売ったそうで、似ている車は以後もあるようですが、この車は元祖というか本物だそうで、今でもかなりの価値があるそうです。

後ろの赤い車は今見てもお洒落なさすがはイタリアと言う感じですが、今回は取りあえずチラ見せだけにしておきます。

これだけ車好きのお客様と言う事で、このガレージの横にはLDKが有り、窓からこの愛車を見ることが出来るんですよ!
今開いている出入り口のサッシは折れて開くタイプで、敷居の部分はステンレス製の店舗用の物です。
ちなみに、このサッシのガラスは透明なガラスになっているので、道路を歩く人から車が見えるようになっています。

住まいも、外壁はタイル張り、断熱サッシ、オール電化+エコキュート+蓄熱暖房で結構こだわりがあります、でもこの気合いの入ったガレージには負けてしまいそうです。

3階建住宅完成

2008年03月10日 | 住まいの快適
2007年12月に足場組の現場写真をアップした注文住宅が完成しました。

市街地で準防火地域、土地18坪の土地に建坪率60%ぎりぎりで設計された住宅です。
構造はツーバイフォー(枠組壁工法)屋根ハガルバリュームメッキ鋼板葺です。
個人情報保護の観点からこれ以上矛とは書けませんので悪しからず。

土地は狭くても駐車スペースも確保でき、面倒なエレベータの利用ない。
土地と建物合わせた金額は、マンションとほぼ同額。
駐車場代や修繕積立金の必要なマンションよりも、確実に得な計画だったといえます。

市街地であれば、実に懸命な選択だったと施主様と話をしました。
近日引っ越しされますので、ご意見は再度アップします。

階段の手摺り(連続型)

2007年11月09日 | 住まいの快適
階段は住まいの中では危険な箇所の一つです。

手摺りを付けることで、安全に上り下り出来ます。
階段は上るときよりも、オリス時の方が危険度は高くなりますから、降りる姿勢で、手で持つことを前提に高さを設定しています。

写真の手摺りは木製の36ミリくらいの丸棒で、折れ曲がり部分は金属製です。
この金物のおかげで、上から下まで1本の手摺りが連続しているので、尚安心です。

手摺りがないと、ついつい壁面を手で触ってしまいます。手摺りを付けることでその予防にも成ります。

手摺りは、木製のもの、金属製のもの、樹脂系のものがあります。
木製の手摺りの特徴は、冬さわったときに冷たくないと言う利点があります。

「蓄熱暖房機」 オール電化に最適

2007年09月08日 | 住まいの快適
私の住む広島は瀬戸内海に面した穏やかな気候の地域ですが、最近は寒い時期に使うためのアイテムとして「蓄熱暖房機」を設置することが多くなりました。

深夜電力を使い、内部にある煉瓦のような物を暖めて昼間にその熱を室内に放出します。
温度調節も出来、ファンも付いていて、スーッと暖気が室内に出てきて暖房します。

エアコンによる暖房の場合、空気が乾燥しすぎるのと、音が結構うるさくて今ひとつ使い心地が悪いのですが、この「蓄熱暖房機」は静かでふわっと暖かく、オール電化特有の昼間の高い電気料金をあまり使わないため、エアコンに比べて燃費も良いようです。

寒い地域でなくても、今からの住まいにはとても快適なアイテムと成りつつあります。

眺めの良い「ルーフバルコニー」

2007年08月25日 | 住まいの快適
眺めの良いバルコニー

少し高台にある、土地に完成した住まい。
2階にあるバルコニーからは市街地が一望に見渡すことが出来ます。

バルコニーには屋根が無い「ルーフバルコニー」という物です。
昼間はこの眺め、夜になるとマンションの明かり等も有り綺麗な眺めになります。
夏に花火大会も、近距離、少し遠く、かなり遠くと言う3カ所の花火も見ることが出来ます。
バルコニーの位置的な物等、計画通りでGoodな出来でした。

部屋や、バルコニーからの眺めも建物の価値を高めてくれる、重要な要素だと改めて感じました。

おしゃれな アプローチ

2007年03月13日 | 住まいの快適
写真は久々に企画した、分譲住宅のアプローチです。
階段に煉瓦を使ったり門柱にタイルでアクセントを付けました。
床の部分は洗い出し(小石を埋め込んでいる)仕上げとして、雨等でも滑りにくくしています。
建物のイメージともマッチしてかわいらしい仕上がりになりました。

評判が良くモデルハウスとして利用する閑もなく売れてしまったのが少し残念でした。
(贅沢な話しです)

完成建物をみんなで見学

2006年09月20日 | 住まいの快適
昨日、チームが担当した建物が完成したのでみんなで見学&チェックをしに行きました。

写真は床材に厚さが21ミリある、パイン材を張ったリビングです。
(パインは北欧の松です)
さらっとした感触で気持ちがよいです。
丈夫は吹き抜けになっていて(写真の枚数が1枚しか載せられない)さらに爽やかです。
子供がごろごろ転げ回って遊ぶ様子が目に浮かぶようです。

新しい家って良いな~
羨ましくなります。

設計のアイデアが生きている、優しい感じの家でした。

いつも目の前の仕事に追われていますが、チームみんなで完成した建物を見るのは楽しい時間でした。
受付の女の子も自分たちがしている仕事はこれなんだと再認識してくれたようです。

家庭用 エレベーター

2006年08月27日 | 住まいの快適
最近家庭用のエレベーターも価格が安くなり、採用する事例も出てきました。(価格は国産の車1台分くらいです)
これからの高齢化を考えて家を建てる時には必要が無くても、将来的な事を考え付ける方もいらっしゃいます。
エレベーターというと3階建ての物と思われるかも知れませんが、2階建てでも利用価値は大きいです。

まず、歳をとり足腰が弱くなった時に非常に便利です。健常者でも体調が悪い時には重宝するそうです。
そして荷物を階上に上げる時、降ろす時に、階段室の壁を傷つける心配もありません。

最近のエレベーターは(メーカーによって差はあります)速度も速くなり音も静かです。止まる時のショックもありません。
点検は1年に1回で済みます。また、センサーで廊下の床とエレベーターの床に段差が出来ないように感知し自動的に調整する仕組みもあります。
また異常時にはオンラインでメンテナンスの会社に通報されます。

意外と敷居が低い設備なので新築の際には検討されても良いと思います

オール電化の是非1

2006年08月21日 | 住まいの快適
最近の新築住宅のオール電化割合は約50%(すいません広島地区です)

オール電化にするメリットは
深夜電力を利用することで光熱費を抑えられると言うことでしょう。
この点では 実際に年間3万円から10万円くらい効果があると聞いています。
あとは キッチンのコンロをIHにする事で、火を直接扱わないと言う点で、高齢者には向いていると言う点だと思います。
(ただし扱い方を間違えると、油が発火するおそれがあります)

光熱費を節約すると言うことは、深夜電力を使うと言うことでだけでは無くて、夜の電気代を安く買い、昼間は通常の何倍もする電気代を払うと言う、オール電化コース(電力会社によって差異があります)を選ばないと効果は発揮されないと言うことらしいです。
(自分がオール電化の家に住んで無いので、ユーザーさんからお聞きすることを参考にしています)

つまり、昼間にエアコンをガンガン使うようなお宅では、逆効果となる場合も有ります。

共働きで昼間は自宅が留守になる場合は殆どの電力を夜使うことになるので、効果は大きいようです。

ガスと電気の併用という場合と比べれば、初めに書いたようなコストダウンは見込めると言うことは明らかです。
不思議なのは、建築の業界人が意外とオール電化を好んでないという部分です。
自分の会社で新築をして人を見ると、結構ガスを導入しています。

何故かと考え話しをしてみると、快適性が浮かんできました。
お湯の出が大きく違うという点です。
電気温水器は、タンクにお湯を貯めているという構造上、蛇口をひねって出てくるような水圧は望めません。
水圧は7分の一から、3分の一くらいになってしまいます。
(温水器の出口にポンプを付ける事も出来る)

自分の自宅も、電気温水器を設置した時期がありました。
たしかに、水圧が低いのでシャワーがガンガン出ることな有りませんでした。シャワーを床においた状態では 30センチから50センチくらいしか、上向きに水が噴き出しません。
お湯が出る時間も、水圧の分掛かってしまいます。

そう考えると、燃費を取るのか? 快適さを取るのか?
と言うことなんだと気がつきます。
車に置き換えると、わかりやすいかも知れません。
(運転してみないと分からない、運動能力)
シュミレーションをしただけでは分からない点ですね。

どちらが良いとは言いきれませんが、考えどころであることは確かです。

天気と時計

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