それは、、「古本屋」です
TV番組で「人生の楽園」という番組が好きで録画してみたりしています。
いわゆるセミリタイアしてセカンドライフをおくる、夫婦のドキュメンタリーを毎夕30分間綴っています。
で、先週有ったのが、金沢の古い町並みで(綺麗なところです)古本屋とカフェを営む方の話しでした。(広島では07年4月21日)
子供の頃、歩いて20分くらいの所に「若宮書店」と言う本屋さんがあって良く行っていました。
親父さんと奥さんが営む個人商店で、思い出すと広さ的には畳8畳くらいしかなかったんじゃないかと思います。
子供だからいっぱい本を買うというわけにも行かないけど、棚にぎっしりと詰め込まれた本の背表紙を見ながら、興味の湧く文庫本を手にする、汚さないように折れ目が付かないように、表紙をめくり、物語の初めを読んでみる。
よほど気に入ったら買う、金額的にはいくらだったんだろうか?
100円前後だったんじゃないかと思う。
本を読んでいると物語の中にまったりとはまり込んでしまいます。
なので、平行して何冊か読むというのは苦手です。
しかも本というのは、殆どが仮想の物語です、その物語は本を手にしても、99%読み返すことはない。
好きだけど高いと言う気持ちが大きかったように思います。
だからこそ、慎重に選ぶんです。自分が買って読み切ることが出来る物語なのか? 自分が好きな文体なのか? 凄く慎重です。
実は今でも、古本屋さんとかに行くと、端から端まで文庫本を見て歩き、慎重に選びます。
そう言えば、新刊を置いてある本屋さんより「ブックオフ」等の古本屋さんに行くことが多いかな?
しかも、、いまだに単行本に手が出ない臆病者です。
本屋さんって良いよね~
買わないのに、売るだけ本が手元に有るんですから。
(当たり前)
しかも中古の本屋なら、置いている物を自分が読んでも値が落ちない!
何だか、自分の利害が一致するな~と思うんです。
店番しながら、1日中本を読む「京極堂」みたいに、、
と、、言うわけには行かないかな?
PS
参考
「京極堂」とは下記リンクの古書店の主人は「中禅寺秋彦」
http://www.jidai-show.net/kyo_char.htm