広島の乱読ジジイ

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それはないよね! 建売住宅購入のお客様に聞いた

2010年02月28日 | 住まい造りの話し
昨日、私の居るモデルハウスに来場頂いたお客様。
「ただ見たいだけなので」との事、現在の住まいの事をお聞きすると「1年前に建売住宅を購入して住んでいる」と言う事でした。
取りあえず、モデルハウスの特徴やコンセプトを紹介し、築1年で家を見たいというのは、何か考えがあると言う事なんだろうと思い、気になることがあるのかきいてみた。

建売住宅を建てたのは、地元では比較的名のある建売専門の建築屋さんで、物件は仲介会社から購入されています。
お聞きすると、どうもアフターメンテナンスが良くなくてかなり不満が有るようです。
特に気になるのは、ユニットバスの床の一部が欠けてしまったこと、将来的な水漏れや亀裂に繋がるのではと心配と言う話しで、そのことを仲介業者に言うと建てた会社の人が見に来て「水は漏れないから大丈夫ですよ」と言って帰ってその後は全然相手をしてくれ無いとの事なのです。
(見たわけではないので具体的には助言できない)
結構、何処かへ訴えてやろうかと言う位の気持ちらしいのです。
お聞きすると、ユニットバスの製造メーカーは有名メーカーだったので、取りあえずユニットバスメーカーのメンテナンスに電話して見てもらうことをお勧めしました。物によっては5年間の保証が付いた物もあるので早めに見てもらうことをお進めしました。

その他、色々不満はあるらしいのですが、建売で有っても、建てた以上建物には責任を持って欲しいと思いました。
単に構造体と雨漏りの10年保証と言うだけでは、寂しい限りです。

住まいの、色々な価値観

2009年12月09日 | 住まい造りの話し
住まい、家、マイホーム

いつかは自分達の住宅が欲しいとほとんどの人が考えています。
住まいに何を求め価値を見いだすのか考えてみました。

我が家の家づくりテーマ!
1,住宅以外の、子供の学費、車や生活品等や贅沢品等、お金が掛かることばかり
  出来るだけ安い家にしい!!

2,住まいは、人生におけるステータスなので人がうらやむような建物にしたい!!

3,家族みんなが幸せに暮らせる空間が1番大切、健康的で明るい住まい!!

4,丈夫が1番少々無骨でも壊れにくい建物がよい!!

5,設備機器は最先端でなきゃだめ、楽に暮らせる住まいが1番!!

6,趣味を生かせる家がよい、インナーガレージ、天体観測、ジオラマ、書斎コーナー
  陶芸、絵画、シアタールーム、自宅スタジオ!!

7,自然に溶け込むウッディーな住まい!!

いっぱい有って、並べるのはやっぱり無理ですね!
家族はみんな全く違う生活をしてるし、したいと思っているから型にはめるなんて、結局出来ないわけです。

あんな家が良いな、こんな家も良いなと色々考えるわけですが、実は自分たちの生活感に合う家造りをするのが1番良いんです。

自分たち家族にとって最良の空間を造る、それがもっとも価値ある住まい造りなんですね!!

「引き渡し前の立会検査」

2009年11月08日 | 住まい造りの話し
 建物が完成し私達ハウスメーカーから建物の引渡を受ける前に、現地で建物の立会検査を致します。
そのときのチェックポイントをお教え致します。
現場監督も全て完成した問題無しだと思い込んでいる場合が多いので、任せにはせずに自分でチェックすることが大切です。

1,大きな面は自然に目に入るので細かい点をチェックする。  例えば、壁の入り隅や壁と床の接合面、壁と天井の接合
  面、ドアの枠と壁の接合面等です。

2,日常動かすものは動かしてみる。
  入り口ドア、物入れのドアや窓のサッシ等は実際に全て
  解放したり閉めてみたりすることが大切です。鍵等も実
  際にちゃんと施錠できるのかチェックしておきます。
  設備機器も電気が通じているのか、水は出るか、お湯は   出るか、排水は流れきっているのか、ガスの火は付くか    回すものは回してみる押すものは押してみる、外せるも
  のは外してみる等、一つ一つチェックしましょう。

3,疑問点はその場で聞いておく。
  遠慮はいりません、気になることは小さいことでも何でも
  出来るだけ聞いておくことが大切です。

芸術「あか富士」に見えたら嬉しい

2007年11月24日 | 住まい造りの話し
写真はホールとキッチンを隔てる壁の天井に近い部分(欄間といえるかも知れません)にはめ込みました。

これは、中空ポリカーボネートを、幅90センチ高さ60センチに切り、中空の底の部分に蓋をして、中空部分に赤、ピンク、こげ茶色、白色の小さいビーズを入れてデザインした物です。

ポリカーボネートは、前後約5ミリ左右に約5ミリの筒状の空間が連続した物になっています。
その中にビーズを少しずつ流し込みます。
作るのは、簡単なのですが、ビーズの色を重ねながら入れてゆきます、入れたビーズは一旦抜いてしまうと、色が混ざってしまうのでビーズは使い物になりません。
しかもこれだけのビーズで、1万5000円くらい掛かって居るので実は相当気を使うんです。

これを作ったのは2回目で、ブログの中でも初めの頃に青色を基調とした縦長の物をお見せしています。
そのデザインは、抽象的な絵柄で色のバランスを取れば良かったのですが、今回は有名な「赤富士」にしようと言うことになったので、実は大変でした。

完成し設置して、施主様や関係者にお披露目したときには結構感動的に喜んでもらえとても嬉しかったです。

忙しく楽しんでいます

2007年02月26日 | 住まい造りの話し
なんと 年賀の挨拶を書いてから 全く更新をしていませんでした
先月 正月は2日から仕事をしており(何という業界かと思う)お陰様で来客も多く遊ぶ閑もないくらいでした。
結局完全休養日は数日でした。 まあこれは有り難いことでして昨年の春までは本当に閑だったので、嬉しく思っている今日この頃です。

と言うことで、自身がプランニングすることも多く色々なアイデアを思いついて提案している今日この頃です。
気がつけば2月も後2日間、、 最終日は水曜日で住宅業界の定休日なのですが、これまた有り難いことに、決済引き渡しと上棟が予定されています。
と、言うことで 最終日もめでたいことで完結となりそうです。

そう言えば、日銀が公定歩合を引き上げたことで、住宅融資の金利上昇も考えられ(大きくはないのだろうと思いますが)皆さんも時は来たと言うイメジーを持たれているのではないでしょうか?
家は(注文住宅の場合)感性までに数ヶ月かかってしまいます。
なので、早いと思うくらいのタイミングで行動を起こすことも寛容かと思います。

チャンスを手にするためには努力が必要です。
是非今の低金利でマイホームを手に入れてください。

天野彰 氏

2006年11月29日 | 住まい造りの話し
ネット内には「良い住宅をどうやって建てるのか?」と言うテーマで沢山のHPが落ちています。
殆どの場合、HM、工務店、設計事務所、コンサルタント、或いはそれぞれの個人がセールスをするための物です。
同業他社の誹謗中傷と言える記事も多く、自分たちが思いこんでいるとしても、一般ユーザーを混乱させるようなHPが多いのも事実です。

その中で、私がいつも読んでいるのは「asahi.com」のHPに掲載されている「天野彰」さんの記述です。
「天野彰の、良い家、良い家族」
http://www.asahi.com/housing/amano/TKY200611260088.html

家づくりに対して、営業的な事を優先するのではなく、天野氏の経験から来る話題はとても為になると感じています。
「天野氏のHP]
http://www.amanoakira.com/

台風が来たら(その時の対策)

2006年09月15日 | 住まい造りの話し
まさに今台風に飲み込まれると言うときに!!

今来る台風への対策は急務です。
そこで、取りあえずの対策!!

1,暴風雨が収まるまで家から出ない事が1番です。
2,浴槽に水をためる。
3,台所に飲み水をためる。
4,火の元の点検をする。
5,電池式のラジオやテレビを(有れば)準備する。
6,万一の事を考え、薬箱を用意する。
7,懐中電灯を複数準備し電池があるのか確認をする。
 無い場合はロウソクとマッチ、ロウソクをつけるための皿を用意。
8,余裕があり、ビニール系のテープが有れば大きな窓ガラスに貼る。
 窓ガラスの飛散防止です。
9,全てのドアと窓の戸締まりを点検する。
10、カーテンをすべて閉める。
11,家の中の1番安全な部屋に家族が集まる。
12,その部屋に停電時に困らないように準備した物を置く。
13,テレビやラジオ、インターネットで台風の状況を常に確認する。

台風は動いているので、数時間から大きさにより半日間の影響を受けます。
強風時に屋外に出て自宅を見たり、近くの増水を見に行ったりしない事が1番大切です。

住まいに被害が出て、雨が漏ってもあわてて屋根の上に上がったりしない事。
家は雨に濡れたくらいで壊れたりしませんから、まず命を大切に、怪我を負ったりしないようにしましょう。

たとえ停電になっても、数時間から長くても数日で復旧すると思いますので、取りあえずコンセントを抜いたりしておく事をおすすめします。
(そうする事によって、復旧時の、ふいの事故を防げます)

上に書いた中で窓ガラスの件ですが、紙テープ(ガムテープ)を貼って補強してしまうと後ではがれなくなってしまいます。
それより、カーテンを閉めておく事でガラスの飛散を防ぐ事が出来ます。
風が吹いてくる方向の窓ガラスから、外を眺めていると突然飛んできた物でガラスどころか大けがをしてしまいますので、絶対に外を見るのは止めましょう。

重ねて言いますが、雨漏りくらいで家は壊れません、台風が通り過ぎるまであわてて行動しない事が肝心です。

更地(さらち)

2006年08月26日 | 住まい造りの話し
建物が建っていない、宅地を更地と言います。

この更地を見て、設計者は家の設計を始めます。
まず。
1,土地の広さを測る
2,隣接土地との高低差を測る
3,土地がと道路の面している状態
(当然向きや高低差や道路の広さ)
4,土地の周囲状況
(隣に立っている建物、崖や山や水路等)
5,近隣住人の住まいの状況
6,方位による日当たり具合
7,法的なチェック(特別な条例がある場合も有ります)

それらをふまえて、施主の希望の間取りと、土地にあった理想的な間取りを造ります。

色々な条件と法的な制限を見極めた上にコストに見合った提案をするのです。

設計者は素人には湧かない、この更地に立つ建物をイメージできます。
これが出来ないと、致命的だといえます。
実際には、施主にパース等で説明するので現実の図面や絵として表現するのですが、まず、自分がイメージするという事が出来ないと良い設計課とは言えません。

棟札

2006年08月12日 | 住まい造りの話し
棟札

棟木(建物の1番上、屋根の一番高い部分にある水平の木を棟と言います)
その棟木を支える棟束(垂直の材料)の内、1番中央寄りの棟束に地鎮祭の時神社から貰ったお札を打ち付けます。
お札は火災や他の災いから家を守ってくれると言われている物です。

通常お札には
施主の氏名 家族の名前、地鎮祭の日、上棟の日、施工者の名前
棟を書き込みます。
何十年もたって、建物を解体する時、お札を見ると、何時だれが建築した建物か分かります。
(地鎮祭をしなかったり、建売住宅の場合取付けません)

天気と時計

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