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広島の乱読ジジイ

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玄関のベンチ、手すり

2006年08月29日 | 住まいの提案
バリアフリーの観点から、玄関のからホールに上がる段に手摺を取り付けます。
靴を履く時手摺を持つと楽にはけますし、壁に手を添えると汚れてしまうからです。
写真の手摺は横向きに付けています。

手摺の向こうにあるのは、階段下のスペースを利用した物入れになっています。
玄関に収納があると、砂の付いた物を納めたり、余分な傘や靴を入れておいたりするのに重宝します。
ベンチと手摺の写真

Barrier-free基準になって、玄関とホールの床の段差は小さくなったのですが、年寄りにとっては逆に、腰を掛けて靴を履いた後、立ち上がりにくくなってしま居ました。
それを、補うために、ちょうど良い高さににベンチをもうけた物です。

この場合手摺を縦に付ける事で立ち上がりやすくなるように設定致しました。

一つの事を変えれば補う部分も出てくるという事ですね。
これも、お客様と打ち合わせをしていて、出てきたアイデアです。

コーディネート

2006年08月22日 | 住まいの提案
最近、特に大切だと言われている物にコーディネートがあります。

コーディネートとは、設計士が設計した図面と仕上表を元に、建物の仕上げに使う色や素材を厳密に決めていく事をさします。

コーディネートすると言う事は、簡単な物ではありません。
お客様と、設計士、あるいは現場監督や営業マンとでは、思っているような、オシャレな建物には成らないでしょう。

インテリアコーディネートは有資格者「インテリアコーディネーター」と意見交換をしながら、目指しているインテリアあるいは外観の色具合等を打ち合わせていきます。
住宅は規模にかかわらず数多くの部品や素材によって完成されていきます。 構造的な事や外観デザインは設計士がほぼ決定しますが、ことコーディネートについては、さすがに行き詰まってしまうでしょう。
インテリアコーディネーターは、施主の意向を反映しながら、その経験上使ってはいけない素材や見本では分からないイメージを説明してくれます。

間取りや金額も大切ですが、このあたりも非常に大切な事なので忘れないで下さい

オープンな対面キッチン

2006年08月12日 | 住まいの提案
これも、最近流行のオープンな対面キッチンです。

流し台に立って、作業をする時にダイニングやリビングを向くように設置した物を、対面キッチンと言います。
最近では殆どこのような配置になるのですが、特にここ1年くらい人気が出てきたのが、流し台の上に吊り戸棚を設置しないという造り方です。

実際にキッチンに立ってみるとリビングダイニングとの一体感も広々感も有ります。
お母さんだけが台所で食事の準備をしている様なイメージも無くなり、実にアットホームな感じなのです。

最近の家造りは、リビングが中心です。
そのリビングの空間の一部としてキッチンもあるという発想です。

ロフト

2006年08月12日 | 住まいの提案
ロフトとは屋根裏部屋の事です。

現在一般的な使われ方として、ハシゴで上がるオープンな物置スペースの事を言うようです。
実際の設置場所は、2階の子供部屋や寝室から上がれる物入れ上のスペースが1番多いです。
天井が斜めになる事と床面積に参入されない高床の部分が出来るので、部屋はかなり広く感じられます。
子供が中学生以上ならベット代わりに使っても良いし、日常使わない物の収納スペースとして結構重宝します。

ただし建築基準法でロフト部分は天井高が1.4メートル以下であり、広さは階下の床面積の2分の1以下と定められています。
(実際には間取り図も考慮しないといけません)
上記を満たさなければ、3階建になってしまう事もありますので、注意も必要です。

らせん階段

2006年08月12日 | 住まいの提案
らせん階段は住宅に取り付ける事はあまり有りません、何故かと言うと意外と大きくなってしまうため、住まい全体の面積の関係上あまり取り入れられないのです。
また、当然吹き抜けのある空間でないと取り付けても圧迫感が有りすぎますし、Rの有る壁を作るのにも手間と予算が掛かってしまうからです。
今回は二階から1階のテラスに降りるための階段として、らせん階段を採用した例を掲載しています。

上記でも書きましたが、らせん階段の良さを引き出すには(外部でも室内でも)写真のように吹き抜け状態の部分でないと施工自体に無理がある事がおわかりでしょう。
写真のらせん階段は施主様からの要望で取り入れる事が決まり、以前登場して頂いた「ADon設計室」の野田先生が住宅に合うデザインとして設計して頂いたものです。
金属の階段ですが、踏み板に杉板(レッドシダー)を使う事で優しい感じも出せていると思います。

施主様からご要望を聞いた時には「無理かな?」と話し合いましたが、色々思案する事で逆に良い提案が出来たのではないかと思います。

キャットウオーク(リビングの吹き抜け)

2006年08月09日 | 住まいの提案
リビング吹き抜けに取り付けたバルコニー
キャットウォークとは、高い位置にある狭い通路或いは足場板のような物の事を言います、文字通り猫なら歩けると言えるのかも知れません。

当然デザインとして取り入れているのですが、半透明の格子状の樹脂を床材として使い怖くなければ人間も歩く事が出来る物です。
部屋の全体的な雰囲気作りと光の演出を手伝います。
また、吹き抜けにあるファンで室内の空気を循環させるので非常に快適に過ごせます。

家造りは有る意味無駄とも言える部分がある事で、良い空間を演出出来ます。
くつろぐ事が出来るリビングを演出してくれるのはこんなアイテムなのです。

リビングの吹き抜け

2006年08月09日 | 住まいの提案
前の書き込みにつながる内容です。

最近また増えてきたのが「リビング吹き抜けです」
リビングの天井を吹き抜けにすると、気持ちの良い空間になります。
そのさい、化粧梁を使うと一段とおしゃれな空間になります。
吹き抜けの外部側の壁に窓を儲けられるのでリビングはいっそう明るくなります。

写真の吹き抜けの広さは畳で言うと6枚分(6帖)です。
吹き抜けを造る時の注意点は、天井に部屋の空気をかくはんするファンを取り付ける事です。

実はこの写真は前の写真と同じ部屋の物で、リビング吹き抜けは階段、2階の廊下とつながっています。
ファンがあるため室内の空気はゆったりと動き非常に気持ちの良い部屋に仕上がりました。
部屋の広さも吹き抜けのおかげで実際よりも広く感じます。

リビング階段

2006年08月09日 | 住まいの提案
最近流行っているのが、リビングから2階に上がる「リビング階段です」
これは若い世代の親が良く取り入れます。
子供が帰ってきて玄関から直接自分の部屋に行く事が無く、常に家族が居るリビングから2階の自室に行く、動線確保の間取りです。

これは、親が子供の頃体験した反省から生まれる物なのかも知れません。
自分たちは何不自由なく育ったけど、もっと親との関わりがあって良かったという事なのか? 或いは自分の子供に対してはそうするんだという思いがあるのかも知れません。
いずれにしても、家族を大切にしようという考えは、良い事だと思います。

実際私が話しをするご家族で感じるのは、大きな家でバラバラな生活をしている家族より、小さめの家やアパートで寄り添って暮らす、ご家族の方が仲良しのような気もします。
私自身、リビング階段という間取りは賛成なんです。 (^。^)

悪い点としては暖気が二階へ上がってしまう事です。ただ最近の家は気密が良いため、昔のような致命的な問題点とは成らないと言えます。
もう一つ子供の友人が来た時も家族の前を通るわけで、子供の年代によっては彼女を連れてきたらお父さんは上半身裸で寝転がっていたと言う事も有るかも知れません。この辺も笑って済ませる家族間関係なら良いのですけどね。

玄関の飾りスペース

2005年08月31日 | 住まいの提案
玄関は家の顔だとよく言われます。

そこでお客様を迎えるイメージ造りにニッチや坪庭を良く作ります。
この場合、洋風の家なので床と同じレベルで、デザインタイルを貼りました。
ここに、季節ごとの飾りをされています。

玄関に入った時、まず目にとまり家人の気配りを感じる空間になっています。
特に夜にはスポットライトでふわっとしたイメージになります。

実はこのスペース、階段下の空間を利用しているのです。
ちょっとしたスペースを無駄にせず、なごみの空間に出来喜んで頂きました。





天気と時計

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