※ドラマのマイベスト内の「長谷川博己さん出演作まとめ」に追加します
冒頭、はやぶさのニュースが入った
ニュース開け
アラームが鳴り、ラーメンができた
長谷川:これはまんぷくラーメンです
華丸:美味しい 萬平さん(ものまねww
大吉:初めて食べるラーメンですけど、知ってる味な気がする
メール: ラーメンのすすり方が美しくて見惚れてしまいました 練習されたのでしょうか?
長谷川:してないです
大吉:口に入れると喋れなくなってしまうから、やっぱり飲み込んでたんですか?
長谷川:飲み込んでいました あまり噛めないので 丸呑みに近い
メール:眼鏡が曇らないのが不思議です
長谷川:わざと曇らせてる時もあるんです でもあまり伝わらないですね
メール20代:ラーメンは塩派ですか? 醤油派ですか? 味噌派ですか? とんこつ派ですか?
長谷川:
最近は豚骨です
体調によって濃いのが食べたいときとか、さっぱりと醤油味とか塩味を食べたいときとかありますね
いつもお二人の話を聞いていると、とんこつラーメンの話をよくしているじゃないですか なので食べたくなる
●ゲスト
安藤サクラ:萬平さん おはようございます
桐谷健太:あさイチ出演おめでとう(これが初めてだっけ?
大谷亮平さん:博己さん 朝からお疲れ様です
みんなまだ撮影中で役柄のまま出ている感じ
安藤: テストやリハーサルで、周りのみんなが楽しむことを結構いきなりぶっこんでくる
「メイキング映像」 麺を試作するシーンで「なんじゃこりゃ~!」
安藤:
そのシーンをさらにより面白く発展させるべく色々なアドリブを
私はいつも耐えられなくて笑ってしまうんですけど
ラーメンができて完成して「万歳!」って長谷川さんがやったら
上に手がぶつかってしまって、あれは台本ではなく長谷川さんの天然
長谷川:
ラーメンを食べるのも台本にはなかった 常に笑いの絶えない現場でしたね
安藤さんはすごく楽しいです 本当に可愛らしい方ですし いろんな表情がありますから
僕もいろんなことをすると、向こうもすごく返してくれて、毎日凄く刺激的でした
●アドリブで安藤さんが特に気に入っているシーン 萬平さんが酔ってチューしようとするシーン
このシーンが生まれるきっかけになったのは、63年前の喜劇映画「へそくり社長」
安藤:
私は「社長シリーズ」が好きで、メガネかけてるし、すごい良くないですかこのやりとり
私がやりたかったのはメガネをすっとかけるところ
長谷川さんは「チューってところまでをやりたいよ やろうよ」
自分でも思っている以上に夫婦のやり取りがスムーズに
わざわざ見て研究して練習したわけじゃないのに すぐパンパンと
長谷川:
僕はあのシーンを全然覚えてなかったんですけれども
サクラちゃんから「このシーンどうですか?」みたいな話になって
「いいね どこでやれるかね」って話をしていた時に
たまたまちょっとお酒飲んで酔っ払ってるシーンがあったので ここでやってみたらいいかなと思って
本番前のテストでちょっとやってみたら「ここでやるんだ」ってサクラちゃんが言ってて うまくいった感じです
近江:結構皆さんアドリブをやるんですか?
長谷川:
そうですね いろんな共演者がみんないろんないいアイデアを出して どんどんやってきますし
監督さんも「ここをこうしたいんです」というのがあって それでやってくって感じですね
●長谷川さんから視聴者の皆さんに聞いてみたいこと
長谷川:
迷ってたんですけど 僕が役者じゃなかったらどんな職業が向いてますかね?
かなり自己中心的な質問ですけど
華丸:理系って感じですけどね イメージは
近江: NHKアナウンサーをやってもらいたい ニュースを1ショット読んでみてもらいたい すごく似合いそうじゃないですか
長谷川: あれは緊張しますよね ちょっと間違えたらすごい怒られるんでしょう? 映画は撮り直しがきくじゃないですか
大吉: やっぱり上に立つ人かなと思います 社長さんや店長さん お洒落な感じもあるので、セレクトショップの店長さんとか
●撮影の合間の長谷川さんの素顔について
安藤:
すごく温かい方です 少年のような顔をされる時があって
(娘さん(1歳8ヶ月)が泣いている 「ぺーペー(萬平)」て
うちの娘がすごく長谷川さんのことが大好きなので
お前は長谷川さんの恋人かって感じで近づいて
膝に乗せろっていう顔で訴えて 膝に乗せていただいたり本当に助かってます
桐谷:
僕は今回初共演なんですけど 初めての感じがしない
僕の方が年下で2歳ぐらいヒロ君のほうが上なんですけど
僕が最初に「敬語をやめよう」って言って 「もっと普通に行こうぜ」みたいなことは言わせてもらいました
ご飯を食べに行ったり、お酒を飲むのも好きな人なので
「飲みに行こうか」って言うんですけど 撮影は毎日のように入っているから、特にヒロ君は
「今日は一杯だけにしよう」っていうんですけど 基本彼がまずおかわりを頼みますね 全然1杯で終わってへんやん
「やっぱりエンジンかかっちゃうねー」みたいなことを言ってます
だいたい料理を取り分けてくれる 彼女かなみたいな
その時は僕「ヒロミ」って呼んでるんですけど 誰よりも先に動いてみんなの料理を配ってくる
大吉:向こうから「敬語やめよう」って言ってくるあたりがセラさんぽい
長谷川:
なかなかちょっと俺も 最初はやっぱり敬語でいきたいんですよね
敬語で喋ってたのをかえるのに苦労しましたけれども
桐谷くんの何かの番組に僕が出た時に、俺が「桐谷さんは」って言ったんですよ
そしたら「俺はヒロくんと言ってるのに、桐谷さんて言われるとめっちゃ距離があるように感じるやん」 て言われて
確かにそうだなって思って 気をつけようって
大吉:撮影は大阪ですか?
華丸:皆さん関西弁じゃないですか つられません?
長谷川:
意外と全然つられないんですよね
みんな関西弁の指導の先生に直されてる時とかに
俺がふざけてエセ関西弁を喋ったりすると、すごいみんなに嫌がられます
安藤さんのお子さん、すごい可愛いんですよ 「ペー」って言うんです
これ言っちゃいけないかな・・・ 言うのやめときますw
大谷:
すごく律儀な方ですね
一緒にタクシーでホテルに着いて、エレベーターに乗るその別れ際に
「おやすみなさい」って一礼して 素敵だなって
「博己さんはあんまりスキンケアに興味がない」とヘアメイクさんがおっしゃっていて
僕はずっと韓国で生活をしていて、韓国は男もスキンケアをすごくするんですよ
僕も基本のものはしてるので 萬平さんはスケジュールも忙しいですし
しっかりそこを僕が知ってる限り「これをこう塗って」って
ただでさえ博己さん美肌なので それをしっかり保ってほしいなという気持ちも込めて
化粧水を塗って、美容液を塗って 最後、冬場は乾燥するからクリームでしっかりコーティングしてあげてぐらいに
その後、余裕があったらアイクリームまで そういう風にしてくださいってお願いしています
Q:大吉その後されてますか?
長谷川:
俺は結構面倒くさがりやでやらないんですけど
ああいう風に言われたので、最近は少しするようになりましたけど
華丸:もち肌ですよね
長谷川:何もしてないです 洗顔だけ
大吉: 役者さんてドーランするから肌が荒れる感じがする ノーケアでここまで来たんですか?
長谷川:
全然しないです メイクした時だけ洗顔しますけど それ以外はそんなに 顔を洗った後もそのままですし
でも真一さんに言われてから、最近はつけてます
メール:長谷川さんはお顔も素敵ですが、手、腕がきれい よく見せてください
(前回も言われてなかった? たしかにキレイ!
長谷川: 細いだけなんですけどね ちょっと腕が細すぎて嫌なんです 色白ですよね 触ってみます?(大吉が手を触る
華丸:大吉さんもそんな手でしたよ、昔は
長谷川:綺麗じゃないですか
大吉:なんですか おじさん同士で手をw
●長谷川さんが華大さんと一緒に見たいシーン 夫婦漫才のシーン
長谷川:ちょっとプロの方に感想を聞きたくて
華丸:お見事でした
長谷川:ちょっと見本を見せていただきたいなと
大吉:
チャウチャウの見本?爆
でもこれ演技でやってらっしゃる
全くこういうのに向いてない人が一生懸命漫才をやっているという演技ですよね
これはもう文句の付けようがない ほんとこんな感じですもんね
僕らも後輩のネタとかを見る時があるんですけど
君そもそもが違うかもしれないっていうコってこんな感じなんですよ 無理しないで、みたいな 最初は
華丸:面白いですよね 二人の対比と、次の出番を構えている鈴さん その3人が面白い
長谷川:僕がアドリブでやったノリツッコミ あれはどうなんですか?
大吉:良かったと思いますよ 私が審査員なら91点を差し上げる
長谷川: 立花営業の人がみんな座っていて 立ち話 座ってる これ最初に使ってみようかなと思って
華丸:
ドライとかカメリハではせずに本番で?
それは見てるお客さんも笑っちゃいけないっていう演技じゃないですか これは大丈夫だったんですか?
長谷川:みんなやっぱり「えっ」ていう顔だった
華丸:
だいたいコンビ組んでネタが飽きてきた頃にやり出すようなアドリブ
こいつ急に変えたみたいなのを一発目で出来てる
長谷川さんのリクエストに応えてちゃんとやってあげる華大さんww
大吉:言葉って面白いもので
華丸:立ち話でなんですが
大吉:言うてないですよ(ww
華丸:久々に映画に行こうかしらと思っているんですけれども この席とっとーと?
大吉: 標準語で言うと「この席は誰かが取っているのですか?」というのを博多弁では「とっとーと?」って言うんです
最期は宝くじのtotoとかけて終わる 大吉:これからもよろしくお願いします
大吉:今まで積み重ねてきた漫才師としての実績が、今3段ほど下がった気がいたします/爆
華丸:3段ぐらいいいよ
大吉:二十何年前にこんなネタを作った記憶があります
華丸:ちょっと引きずってるよww
大吉: 宇宙では「はやぶさ」が偉業を成し遂げようとしている今 地上で私たちは何をしているのか(爆
華丸:完全に不時着しました 漫才としては
●チャーミングな萬平さんシーン
・風呂場で歌うシーン
・衣装を着てポスターを撮るシーン
・ラーメンが完成して庭に飛び出したシーン
長谷川: 映画『プラトーン』のイメージ 映画でああいうシーンがありました あれをイメージして
近江:「勉強しなさい」のシーンは華丸さんのお気に入り
華丸:かみさんに言われて「はい、勉強してきます」
●長谷川さんの欠かせないアイテム 萬平さんのかけていた眼鏡
大吉:このメガネをかけるのも、実は長谷川さんが考えた
長谷川:
メガネをかけているというのは台本になかったんですが
少し柔らかみを出したいなと思ったのと どういうイメージがいいかなと思って
百福さんがモデルなんですけど、今の同時代性みたいなものを求めるとしたら どういう人がいいかなと思って考えて
宮崎駿さんとか、ジョン・レノンとか、スティーブン・ジョブスとか そういうイメージを考えて
あとは宮崎さんの映画の中で『風立ちぬ』に出てくる二郎さんとか
あのイメージが最初だといいなと思って
そこで丸メガネがいいんじゃないかなというイメージから こういうのちょっと選んで来て頂いて
台本を読んだ時にトゲがある人というよりは、少し丸みがある感じのイメージだったので
丸みのあるメガネで少し目の鋭さを無くせたらいいかなって思って 監督と話をして
●大吉と近江で再現して採用されたまんぷく写真(初めて見た!
大吉:
僕もつけさせてもらったんですけど
僕もそこまで顔が大きくないはずなんですけど 「結構顔小さいね」って言われるほうなんですが
実は入らなかったですメガネが 同じものを用意して頂いたんですが、入らなくて
無理やり入れた こんな顔してますけれども、吹き出しでセリフを入れるとしたら「頭が痛い」(ww
華丸:隣は柳原可奈子さんですか?(爆
近江:カツラをかぶって
大吉:
これも華丸さんがまんぷく写真に応募して、「俺が採用されたい」というくせに
全然採用されないから 送ってんの、ちゃんと?
華丸: 送ってますよ 博多でラーメンを食べてる写真 本当に厳しいんです審査 狭き門なんです
●ネットでも話題になったあのシーン
近江:
本当に萬平さんと福子が夫婦になったんだなって 一番感じた最初のシーンだと思いまして
ネット上でも結構話題になっていて あの「おいで」っていう言い方が素敵だったとか
長谷川:サクラちゃんもあそこのシーンを「濡れ場だね」って言ってました
●萬平さんの内に秘めた激しい想いを垣間見たシーン
疎開先で空襲に遭ったシーン、牢獄のシーン
大吉:今は幸せモードですが ああいう波乱万丈のシーンが多かったですよね
長谷川:
あそこのいわゆる「僕は何もできない!」って言うシーンが 一つ要になっているかな
萬平の発明家として成功するひとつのきっかけかなと僕は思っていて
すごい大事なシーンだなと台本を頂いた時から思っていました
床に落ちたご飯を食べるシーンは、あの時におにぎりを出してくれて食べるシーンがあったんですけど
その次の回は、もう愛する人のために食べていこうと思うわけですが
その時に普通に食べるより、床に落ちたものを食べるほうがより衝撃もあるし
このシーンは結構回想でも出てくるということだったので そういう意味では
監督と「床に落ちたものでも食べないと駄目だって言う風なのが いいんじゃないですかね」っていう話をして
「僕もそう思います」って監督もおっしゃってくださって それでああいう風になりました
●まんぷくの放送は、残すところあと1か月
安藤:
撮影が終盤になってきてすごく思うのは マッサージをするシーンがあるんですけど
実際に一生懸命揉んでくださる 私もいつも本気で揉むんですけど
本当にリラックスしながらマッサージとかし合っていると
本当に長谷川さんじゃなかったら キツかったっす!
本当に心から萬平さんが長谷川さんでよかった
一緒に夫婦をこんなに長い期間やれた時間に感謝しています
絶対これ終わった時とかも、こんなに改めて言わないと思うので
使わなかったら伝えといてください 本当に良かったと心から思っています
長谷川: いやこちらこそです 僕も本当にそう思います 本当に長年連れ添った夫婦のような関係に今やってまして
大吉:
朝ドラをやってる方に毎回聞くんですけれども 違う年齢を演じていくわけじゃないですか
早ければ10代ぐらいからずっと これは普通のドラマではあまりありえないですよね?
長谷川:
このあと60代とかにもなるんですけど 言っちゃいけなかったかな? かもしれないんですけれども
そういう意味では、その年代に合う夫婦のあり方っていうのはサクラちゃんと色々相談して
お布団の寝室のシーンでも、20代の時の2人とはちょっと違うわけじゃないですか
四十代、五十代、六十代の夫婦の長年積み重ねてきたものとか
そういうものを表現できたらいいねっていう話をしながら
それができるのもサクラちゃんだからこそですね こちらこそ感謝しています
近江:すごい人生ですよね 波乱万丈 よくあそこまで支えて踏ん張れたなと
長谷川:本当ですよね あんな萬平みたいな男性なかなか難しいじゃないですか?
近江:ちょっとラーメン無理じゃない?
華丸:鈴さんやセラさんが正論なんですよね
メール10代: まんぷくの撮影期間中 ラーメンはどれくらいの量を召し上がられたのでしょうか?
長谷川:
すごいたくさん食べますね テストからずっと食べているので 食べてばっかりでちょっと太りました
結構夜遅くまで撮影しますし 夕食休憩入った後とかでも「そうだ これから食べるシーンだ」ってまた食べるから
30代メール: まんぷくにはたくさんの美味しそうなご飯が出てきますが 収録中1番美味しかったご飯は何ですか?
長谷川:
やっぱりそれこそ豚骨ラーメンが出てきた それは美味しかったです
僕はいろんなラーメンを研究しに行くんですけど とんこつラーメン やっぱり美味しかったですね
Q:長谷川さんがもし俳優でなかったら?
メール30代: 薬剤師 丁寧にお薬の説明をしてもらったらそれだけで治りそうです すぐまた風邪を引くように努力して会いに行くかも
大吉:健康でいてください
20代: 駅員さんとか似合うと思います ちょっと田舎の駅の 優しいけどシュッとした駅員さん
長谷川:電車の運転はしてみたいですね
「冒険家 ヨットで世界一周とかしていそう」
長谷川: インドアもあるし、アウトドアもあります ヨットは自信ないな どこかで引き返したくなる
<ニュース>
●小さい頃の写真(おちゃらけキャラだったの?ww
長谷川:「あいーん」をやってる 志村けんさんが大好きで
大吉:注目はこの髪型 これはかつらじゃないですよね?
長谷川:親に切ってもらってたんじゃないですかね(チコちゃんみたい
「一説によると、当時流行ってた髪型だったのでは?」
長谷川:流行ってはいないとは思います
大吉: この髪型で昨日だいぶ会議したんです、みんなで これは何だ 同世代の男の子はみんなこんな感じだったとか
近江:キン肉マンに出てくるウォーズマン
長谷川:よく言われました
大吉:あの頃の長州力(ww
●もっと小さい頃の写真(さらに髪型がおかしい おじいちゃん?ww
華丸:これは細川たかしでしょ
大吉:偶然の一致です
●父の仕事の関係で小学校3年生の時はロンドンで暮らしていた
Q:ロンドンの思い出は?
長谷川:
喧嘩ばっかでしたね 外国人の行く学校に行ってたので 日本人学校ではなく
そこが割と労働者階級の地区だったので いろんな国籍の人がいて
それこそ映画『ボヘミアン・ラプソディー』のウェンブリースタジアムのすぐ近くに住んでたんです ちょうどあの時です
その時にパキスタンの人とか、インドの人とかいっぱいいて
一番仲良かったのはインドの人だった イギリス人もいましたけど
パキスタン系とかと結構トイレで喧嘩とかありました
その時にファミリーコンピューターを持っていったんです イギリスに
そしたらみんなものすごい「ワオ!」ってなって あの当時すごかったですからね 日本の機械とか
●遅めのデビュー
大吉:話が飛びますけれども、デビューは遅いんですね
長谷川: 何をデビューにするか 舞台だったら24、5ですけど 映像に入ったのは30過ぎてからですね
大吉:いつから俳優を目指した?
長谷川:
大学卒業してからですね やることないから 役者頑張ってみようかなと思って
劇団を受けたんですけど、1年目落ちて
普通に会社で働いて、少しお金が貯まって また2月は休みだったので
その時に劇団を受けたら受かったので 契約社員だったので
●もともとは映画監督にもなりたかった
長谷川:
昔は映画監督やりたいなって ただ漠然と思っていただけで
映画ばっかり観てるっていう生活でしたね、学生時代は
華丸:洋画ですか邦画ですか?
長谷川:
やっぱり洋画ですね スピルバーグで育っているので
『ジョーズ』 ロイ・シャイダーに憧れた(渋いな
彼が眼鏡をかけていた 丸メガネだったんです
リチャード・ドレイファスが海の中に沈んでいくシーンがあるんですけど 檻の中に入って
その時に眼鏡をとって口にくわえるっていうシーンは萬平でもやりました
●萬平さん以外の俳優の表情を最新映画で紹介
長谷川さんが演じるのは、ちょっと近寄りがたい雰囲気のエイスケという男
妻も子どもも連れずに突然地元に帰ってきた元自衛官
廃屋のようになっていた実家に住み始めます (あれ? 『柴公園』の俳優さんも出てる!
近江:演じていていかがでしたか?
長谷川:
元自衛官の役で PKOか何かで多分海外に派遣されて
そこで何かいろんなことがあって、それがトラウマになって帰ってきた男なんですけど
背負うものが結構大きくて かなり辛いところがありましたね、演じながら
メール 30代:
主演の稲垣吾郎さんとは初共演かと思うのですが
共演してみる前と後でどんな感想を持たれましたか?
長谷川:
割と現場では映画の中でのコウとエイスケという形で接していたので
最初は全然そうしか見ていなかったですし、向こうもそんな感じで
終わった後、一緒にお酒飲んだりとか、食事したりとかしながら すごく楽しくて 大好きです
この話の設定も39歳で、何かを始めるにはちょっと遅すぎるし
かといって諦めるのには早すぎるっていう、そういう男たちの話だったので
ちょっと自分たちの年代とこのキャラクターの年代が似てるところもあって すごく入り込みやすかったですね
鎖国がいよいよ終わりを迎えようとしていた幕末が舞台(『いだてん』みたい
近江: 長谷川さんは、時代劇で気をつけていることはありますか? 立ち姿がとても素敵だったんですけれども
長谷川:
姿勢を正さないとなっていう感じです
時代劇なんですが、監督はイギリス出身の方 アメリカで活躍されている
独特な演出スタイルで
「セリフも言いたくなければ言わなくてもいいし
もし何か言いたいことがあればどんどん言ってくれていい
後で編集すればいいんだから 好きにやってくれ」って言われて
その場で雨が降っても、それも全部使うっていうすごい面白い演出でしたね
大吉:役者さんにとっては大変ですね
長谷川:
だからものすごく俳優一人一人が自立を強いられるというか
そういう意味ではすごくいいなと思って楽しいですね かなり刺激的です
外国の映画って、ちゃんと個人を大事にするというか
「個人主義的」なところがあるから、すごく勉強になりましたし、とても楽しかったです
華丸:裏を返せば、自分で全部やらなきゃいけないから それは大変ですよね
大吉:言葉も違うわけでしょ 江戸時代
長谷川: なかなかすぐアドリブも出せないですよね 独特の時代劇になっていますから ぜひ劇場で観てください
華丸:森山さん『いだてん』でもずっと走ってますよねw
***
大吉:長谷川さんは薫君とも面識があるんですって?
長谷川:もともと僕の生徒だったんですよね 先生と生徒役で
藤原薫:鈴木先生 おはようございます お久しぶりです
<FAX メールコーナー>
2000通ほどきて、束になっていた!
幼い頃の写真でなぜこのヘアスタイルなのかという質問
仮説1 まことちゃん!
長谷川:楳図さん、僕の近所に住んでいました(! 吉祥寺ってこと?
仮説2:キャプテン翼
仮説3:ドリフターズ
長谷川:この可能性はあるかもしれない
大吉:あれを見て「じゃあこの髪型に」ってなかなかならないと思う
長谷川:大好きでしたから
長谷川:
難しいな でももっといろんなことを勉強しておけばよかったなと思いますね
日本史はもっと勉強すればよかった 今度大河もありますから 明智光秀役
世界史をずっと勉強してたので
長谷川:いいですね ちょっと演りたいかもしれない 今からでもやりたい
長谷川: これもしかして僕が大学時代に何をやっておけばよかったかも ピアノかもしれないですよね
すごくギリギリで終わった