
■ドラマ『ゴーイングマイホーム』(全10話)
監督・脚本・編集:是枝裕和
出演:阿部寛、山口智子、宮あおい、西田敏行、YOU、安田顕、吉行和子、夏八木勲、阿部サダヲ、バカリズム、笹野高史 ほか
音楽:ゴンチチ 主題歌:♪四つ葉のクローバー/槇原敬之
▼あらすじ(オフィ参照
坪井良多はテレビCMのプロデューサー。妻・沙江は雑誌などで人気のフードスタイリスト。
小学4年生の一人娘・萌江は、学校で「クーナ」という小人の話をして友だちを怖がらせるなどして、
たびたび沙江は呼び出される。
良多の父・栄輔が故郷の長野で倒れたと知らせを受けて帰省し、
母・敏子、姉・多希子、姉の夫・健次とともに病院に見舞いに行くと、絶対安静と言われる。
病室にお見舞いにきた謎の若い女性・菜穂を見かけて、たびたび女性問題に悩まされていた家族は、愛人か隠し子かと動揺する。
菜穂の正体を確かめに行かされた良多は、菜穂が公務員で「クーナ事務局」で活動していて、
その父・治は、栄輔の親友だったと分かる。
クーナは本当にいるのか???
何度も郷里を訪ねるうち、良多の心は傾き、父への思いも次第に変化してゆく・・・
去年、予録して全然見れてなかった番組をちょこちょこと見始めている。
初回の2時間スペシャルを見た時は、ゆっくりとした空気感と、家族なのに殺伐とした関係性に違和感を感じたけど、
見ていくうちに、自分の郷里でもある長野のゆっくりした時間の流れと、じんわりとした感動が染みわたってくるドラマだった。

なんといっても、ダブル阿部ちゃんの共演がステキ
サダヲさんは、タクシー運転手
だけかと思いきや、
毎回冒頭にクーナとして出てきて、いつもの軽い喋りと動きで笑わせてくれるw
「クーナ風?風ってゆうか、的な?的な的な?」ってw
そして寛さんのほうは、改めて、わたしの兄に似てるな。横姿なんてソックリ
/驚
ちなみに、今作にもチョコっとズッキーも出ています
あと、洋菓子会社の社長役で笹野高史さん!そのCMタレント役で高田純次さんてのがらくしてイイv
主題となっている「クーナ」は、「ノーム」みたいで、赤い三角帽をかぶった妖精。
一説によると、大国主命に仕える神様すくなひこな(だっけ?)で、
死んでしまった者と生きている者をつないでくれる役目をしてくれるとか。
「頑張らない。役に立とうとしない。」「くよくよしない。だから長生き」
ってモットーで、定住せず、家の影に家族で住んでいる?
「後悔とは、そこにかつて愛があったという証だ」
沙江は早くに父を亡くしているし、菜穂はシングルマザーで、母も亡くしている。
そんな身近な肉親を失った喪失感を抱えながら生きてゆく家族の様子が描かれていて、
幼少の頃に両親の実家に帰った時、祖父や祖母のお葬式の時の記憶がそのままよみがえって不思議な感じがした。
田畑がずうっと並んだかなたに山々
が見える盆地は見慣れた故郷の風景。
ロケ地を調べたら「伊那、高遠、諏訪、辰野地域」って書いてあった。普段は行かない地域だな。
「モノにはすべて小さい神さまが宿っている」
「大事なものは目に見えない」
「まずは信じる。それから探してみる」
ってセリフには、『アミ』や『星の王子さま』にもリンクするタイミングだったし
「“くだらない”は褒め言葉」
っていうのは、源くんもゆってたな
こうして日本でもアメリカみたく帰る家があるってイイなってテーマのドラマや映画が増えた背景には、
離婚率の上昇や、家庭崩壊の危機が深刻になったってことかもしれないな。
それからセリフに「あれ」って言葉が多かったのも印象的。
歳してくるととくに増えてくるし、ハッキリと言わず、遠まわしに表現するのは日本人の習慣でもあるしね
監督・脚本・編集:是枝裕和
出演:阿部寛、山口智子、宮あおい、西田敏行、YOU、安田顕、吉行和子、夏八木勲、阿部サダヲ、バカリズム、笹野高史 ほか
音楽:ゴンチチ 主題歌:♪四つ葉のクローバー/槇原敬之
▼あらすじ(オフィ参照
坪井良多はテレビCMのプロデューサー。妻・沙江は雑誌などで人気のフードスタイリスト。
小学4年生の一人娘・萌江は、学校で「クーナ」という小人の話をして友だちを怖がらせるなどして、
たびたび沙江は呼び出される。
良多の父・栄輔が故郷の長野で倒れたと知らせを受けて帰省し、
母・敏子、姉・多希子、姉の夫・健次とともに病院に見舞いに行くと、絶対安静と言われる。
病室にお見舞いにきた謎の若い女性・菜穂を見かけて、たびたび女性問題に悩まされていた家族は、愛人か隠し子かと動揺する。
菜穂の正体を確かめに行かされた良多は、菜穂が公務員で「クーナ事務局」で活動していて、
その父・治は、栄輔の親友だったと分かる。
クーナは本当にいるのか???
何度も郷里を訪ねるうち、良多の心は傾き、父への思いも次第に変化してゆく・・・
去年、予録して全然見れてなかった番組をちょこちょこと見始めている。
初回の2時間スペシャルを見た時は、ゆっくりとした空気感と、家族なのに殺伐とした関係性に違和感を感じたけど、
見ていくうちに、自分の郷里でもある長野のゆっくりした時間の流れと、じんわりとした感動が染みわたってくるドラマだった。


なんといっても、ダブル阿部ちゃんの共演がステキ

サダヲさんは、タクシー運転手

毎回冒頭にクーナとして出てきて、いつもの軽い喋りと動きで笑わせてくれるw
「クーナ風?風ってゆうか、的な?的な的な?」ってw
そして寛さんのほうは、改めて、わたしの兄に似てるな。横姿なんてソックリ

ちなみに、今作にもチョコっとズッキーも出ています

あと、洋菓子会社の社長役で笹野高史さん!そのCMタレント役で高田純次さんてのがらくしてイイv
主題となっている「クーナ」は、「ノーム」みたいで、赤い三角帽をかぶった妖精。
一説によると、大国主命に仕える神様すくなひこな(だっけ?)で、
死んでしまった者と生きている者をつないでくれる役目をしてくれるとか。
「頑張らない。役に立とうとしない。」「くよくよしない。だから長生き」
ってモットーで、定住せず、家の影に家族で住んでいる?
「後悔とは、そこにかつて愛があったという証だ」

沙江は早くに父を亡くしているし、菜穂はシングルマザーで、母も亡くしている。
そんな身近な肉親を失った喪失感を抱えながら生きてゆく家族の様子が描かれていて、
幼少の頃に両親の実家に帰った時、祖父や祖母のお葬式の時の記憶がそのままよみがえって不思議な感じがした。
田畑がずうっと並んだかなたに山々


ロケ地を調べたら「伊那、高遠、諏訪、辰野地域」って書いてあった。普段は行かない地域だな。
「モノにはすべて小さい神さまが宿っている」
「大事なものは目に見えない」
「まずは信じる。それから探してみる」
ってセリフには、『アミ』や『星の王子さま』にもリンクするタイミングだったし

「“くだらない”は褒め言葉」
っていうのは、源くんもゆってたな

こうして日本でもアメリカみたく帰る家があるってイイなってテーマのドラマや映画が増えた背景には、
離婚率の上昇や、家庭崩壊の危機が深刻になったってことかもしれないな。
それからセリフに「あれ」って言葉が多かったのも印象的。
歳してくるととくに増えてくるし、ハッキリと言わず、遠まわしに表現するのは日本人の習慣でもあるしね
