メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『サンタの最後のおくりもの』

2010-12-16 20:25:34 | 
サンタの最後のおくりもの 徳間書店
作: マリー=オード・ミュライユ&エルヴィール・ミュライユ
絵: クエンティン・ブレイク
訳: 横山和江

▼あらすじ
もうサンタの存在を信じない年頃のジュリアン。希望のプレゼントは高価なテレビゲームにしたが、
親も知らない包みがツリーの下に置いてあって、中には機関車が入っていた。
「サンタの落し物だから、1年と1日過ぎても取りに来なかったらお前のモノだ」という父。
ジュリアンは機関車にジュリエットと名前を付け、毎日遊び、どこへ行くにも連れて行った。

そして1年後のクリスマス。「今年が最後よ」と母に言われて書いたサンタさんへの手紙には、
悩みに悩んだ末に「ちょっとだけ赤いペンキを塗りなおしてあげれば、すっかり元通りになると思います。
では、さようなら!」と書いたジュリアン。
翌朝ツリーの下には、サンタからの最後のプレゼントが。。


ラフな線の親しみやすい挿絵。
手に入らないモノほど欲しくなるってゆう人の心理を利用された感じなんだけど、
少年の中のまだほんのり残った子どもの純粋な部分が機関車を求め、大切にし、共に過ごした1年後、
ラストのプレゼントがジュリエットに連結できる貨車だと分かり、「サンタさんがきたよ!」って言う件に泣けた/涙


わたしも子どもの頃に4000円ぐらいするドールハウスを買ってもらって、一瞬で飽きたことを思い出して反省
そいえば、あのオモチャたちは一体どこへ消えてしまったのか???
キャンディキャンディのくるくるムービーとか、ボードゲームとか。
引っ越すたびに親が捨てていったのかな?こんだ聞いてみようw


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