■現金お断り!! キャッシュレス社会がやってくる?@週刊ニュース深読み
“先月、東京に「現金がいっさい使えない」レストランがオープンしてニュースになりました。
支払いは電子マネーやクレジットカードのみでレジはありません。
今、世界では「キャッシュレス化」が進み、欧米や中国では小規模店舗や屋台でもキャッシュレス。
対して「現金社会」の日本は今後、経済発展に乗り遅れるかもと警鐘をならす専門家も。
世界はなぜキャッシュレスへ突き進むの?キャッシュレスが進むと暮らしはどうなるの?深読みします。”
専門家:
瀧 俊雄さん(ITベンチャー企業 役員)
タキさんは、腕時計がスマホ代わりで、これでお金を支払っている
(これはめ忘れたらどうするんだろう???
田中 大輔さん(野村総合研究所 上級コンサルタント)
竹田 忠(NHK 解説委員)
ゲスト:
カンニング竹山さん(タレント)
安田 美沙子さん(タレント)
拡大する“ビットコイン” 仮想通貨が社会を変える?@週刊ニュース深読み
実際、「電子マネー」に変わるのは近いと思うけど、
過渡期だと個人情報漏れやら、不正使用みたいな犯罪対策が追いついていないから
ある日、突然「全額なくなりました すみません」て謝られてもな
私が思う未来は、お金の概念自体がなくなることなんだ
【内容抜粋メモ】
中央区のあるレストラン
ロイヤルホールディングス・野々村常務:
(利用客が)レジ前で並んだり、小銭を準備したり
割り勘で出し合うといったことがなくなり
瞬時に決済が終わるのがメリット
<街の声>
カード派女性:
小銭をジャラジャラ出すのは、小さい子どもを抱いていると大変
カードだとポイントが少しずつ貯まるのも嬉しい
(私も最近、それに気づいた
現金派女性:
現金はお財布から消えたら分かるけど
カードは諦められない時につい買ってしまう
現金派男性:
カードはどこまで信用していいのか分からない
この取材をした商店街では、カード派が2人、現金派は14人
(日本の商店街はまだカード使えないしね
●小さな商店街でもすべてカードが基本になった中国やインド
徳永アナがモーレツに「キャッシュレス」推しでプレゼン
アナ:近い未来「お財布」が必要なくなり、「現金」もなくなるかもしれません
●まだまだ「現金派」主流の日本
これから、日本もスーパー、コンビニ、公共の乗り物、小さな商店街も
「キャッシュレス」にしていこうと国が働きかけている
●無人のコンビニを計画中のローソン
スマホのアプリをかざして入店 店には誰もいない
商品のバーコードを自分で読んで、店を出る時にはもう決済は終わっている状態
・レジ待ちしなくて済む
・店の奥には店員がいて、監視カメラもあるのでセキュリティも大丈夫
(これってスマホにクレジットカードの機能を持たせないといけないって話だね
つい昨日も、カード会社かどこかが、大量のカード情報等をぶちまけたニュースを読んだけど
アメリカでは、AIが管理していて、店に入り、カバンに商品を入れると何を入れたかが分かり
店を出ると買い物が済んでいるという所もある
(便利のような、コワイような・・・
●レストランもキャッシュレスで店員も助かる
今まで、閉店後は、レジの精算でとても時間がかかっていた
人的ミスも多かったが、カード決算なら間違いがないので負担が減ったという声もある
●利用客のデータを分析してニーズに対応
お客さんが、大体どの時間帯に来て、どんな年齢層が、何をたくさん買っているか
などのデータの統計を出して、売り上げにフィードバックできる
(個人情報だだ漏れだね それにスマホ1つ忘れただけでお手上げでは?
●銀行強盗の心配がなくなる 無人の銀行
スウェーデンで実際あった事件
銀行強盗が入ったが、誰もいなくて、すごすごと帰る様子が監視カメラに映っていたそう
日本で現在、年間27件の銀行強盗事件がある/驚
今後は、全国に支店を増やすこともなくなり、経費も浮く
●これからますます増える外国人に対応
日本に来た外国人旅行者は「ああ、日本はまだ現金の国だったね」と思い
買いたい物を諦めてしまうことがよくあるそう
2020年、その損益の推定額は1兆円に達するのではという説もあるほど
●国はもう「キャッシュレス」の方向に動いている
銀行、カード会社、商店街にもカード化するよう呼びかけている
メール:なんとなく不安
専門家:「ETC」と同じで慣れたら当たり前の時代になる
メール:スマホとか分からない高齢者はどうする?
専門家:最初はクレジットカードを使ってもらって慣れてもらう
現金を落とした被害総額が毎年すごい
平成26年の1年間で現金を落とした総額は368億円!
その中で、拾われた額は164億円
毎年200億円近い現金が落としたまま戻ってこないのが現状
カードだと履歴が残り、保障もしてくれる
(私も財布を電車内でスラれて、交番に行ったら「現金は戻りませんよ」と最初に言われたっけ
その後、拾ってくれた方がいたけど、カードが残っていただけラッキーだった
●災害時の対応も早くなる?
東日本大震災で、現金が津波で流されたという経験がある
後で取り戻そうとしてもデータがないため、復旧に時間がかかる
「キャッシュレス」のほうが復旧の対応が早く、給付金も早い
アメリカでは、被災者に「プリペイドカード」を配ったという事例もある
●「キャッシュレス」のほうが手数料が下がる?
銀行での手数料は3~5%
その理由は、カード決済だと、支払いに時差があり
銀行口座に間に合わない人のリスクを銀行が立て替えているから
「キャッシュレス」は、使った時点で決済されるため、手数料が下がる
デビッドカードもすぐ決済(デビッドカードって何だろう???
Q:カードが盗まれたら?
カードを使うには4ケタの暗証番号が必要
たとえ盗まれても履歴が残る
Q:使い過ぎてしまうのでは?
「家計簿アプリ」を使うことで、「見える化」されて自制することができる
現金はコストがかかる
●「お金」という日本の伝統的文化の背景
専門家:
「お年玉」とか「冠婚葬祭」に水引きに入れてとか
日本には独特のお金に対する伝統文化があるのが抵抗感が強い要因の1つだと思う
中国では「お年玉」も電子マネーになっている
日本でもタクシーで「Suica」が使えるようになってきた
個人タクシーでも使えるようになると簡単で、利用客も喜んでくれるという声もある 「効率化」
Q:お金のありがたみが薄れるのでは?
専門家:
日本はお札がキレイで衛生的 外国ではしわくちゃなお札が多い
それだけ大事にしていることが分かる
でも、固定電話や公衆電話がなくなってきたように、「文化」は変化していくもの
中国では3年前から取り組んで劇的に変わった
お年玉だけでも何兆円という額が動いている 経済効果も望める
●真の目的は「キャッシュレス」で闇の金の動きを抑制すること?
(政治屋の闇の金の流れを一番防ぎたいね
専門家:
国は表沙汰には言わないが、「脱税防止」がとても重要だと思っている
闇経済、不正な取引、タンス貯金なども出来なくなる(そうかな
これからどんどん人口が減り、サラリーマンの税の負担も重くなる
お金に余裕のある人からもっと負担してもらう(政治屋とかね
「見える化」することで「マネーロンダリング」などがなくなる
現金だとなかなか防げない
新興国の店にこそ「キャッシュレス」を義務化することで売り上げを把握する
●アリババグループ ジャック・マー会長の戦略とは?!
「アリペイ」は中国でよく使われているアプリ
マー会長は、国・警察と絡んでいるのでは?という説が流れている
利用客の「信用度」を数値化
数値をアップさせのための対策がヒートアップ
逆に数値がダウンすると・・・
専門家:マー会長と警察、国がつながっているのではと言われている
●もっとも怖いのは「総監視社会」
映画化もされた『1984』のように、個人情報が他のデータと結びついて
個人のすべてが監視・操作されてしまうのはもっとも避けたい
「サイバー犯罪」のリスクもある
topics~“スマホ乗っ取り”にご用心!@あさイチ ほか
●個人が決める? データ活用
自分のどのデータを、どこに預けるか、を自分がそれぞれ決められる仕組みが理想的
Q:全国一斉にできるもの?
専門家:
地方では使えない、というのでは困る
まだこのシステム自体知られていないのが現状
Q:雇用が減るのでは?
専門家:
議論は2つある
人手不足が効率化によって解消されるor雇用が減る
まだ今の段階では分からない
地方では人手不足が深刻なので、「キャッシュレス」のメリットのほうが大きいのではないか
「キャッシュレス」が大きなビジネスチャンスにつながればよい
<今週のグラフィックレコーディング>
“先月、東京に「現金がいっさい使えない」レストランがオープンしてニュースになりました。
支払いは電子マネーやクレジットカードのみでレジはありません。
今、世界では「キャッシュレス化」が進み、欧米や中国では小規模店舗や屋台でもキャッシュレス。
対して「現金社会」の日本は今後、経済発展に乗り遅れるかもと警鐘をならす専門家も。
世界はなぜキャッシュレスへ突き進むの?キャッシュレスが進むと暮らしはどうなるの?深読みします。”
専門家:
瀧 俊雄さん(ITベンチャー企業 役員)
タキさんは、腕時計がスマホ代わりで、これでお金を支払っている
(これはめ忘れたらどうするんだろう???
田中 大輔さん(野村総合研究所 上級コンサルタント)
竹田 忠(NHK 解説委員)
ゲスト:
カンニング竹山さん(タレント)
安田 美沙子さん(タレント)
拡大する“ビットコイン” 仮想通貨が社会を変える?@週刊ニュース深読み
実際、「電子マネー」に変わるのは近いと思うけど、
過渡期だと個人情報漏れやら、不正使用みたいな犯罪対策が追いついていないから
ある日、突然「全額なくなりました すみません」て謝られてもな
私が思う未来は、お金の概念自体がなくなることなんだ
【内容抜粋メモ】
中央区のあるレストラン
ロイヤルホールディングス・野々村常務:
(利用客が)レジ前で並んだり、小銭を準備したり
割り勘で出し合うといったことがなくなり
瞬時に決済が終わるのがメリット
<街の声>
カード派女性:
小銭をジャラジャラ出すのは、小さい子どもを抱いていると大変
カードだとポイントが少しずつ貯まるのも嬉しい
(私も最近、それに気づいた
現金派女性:
現金はお財布から消えたら分かるけど
カードは諦められない時につい買ってしまう
現金派男性:
カードはどこまで信用していいのか分からない
この取材をした商店街では、カード派が2人、現金派は14人
(日本の商店街はまだカード使えないしね
●小さな商店街でもすべてカードが基本になった中国やインド
徳永アナがモーレツに「キャッシュレス」推しでプレゼン
アナ:近い未来「お財布」が必要なくなり、「現金」もなくなるかもしれません
●まだまだ「現金派」主流の日本
これから、日本もスーパー、コンビニ、公共の乗り物、小さな商店街も
「キャッシュレス」にしていこうと国が働きかけている
●無人のコンビニを計画中のローソン
スマホのアプリをかざして入店 店には誰もいない
商品のバーコードを自分で読んで、店を出る時にはもう決済は終わっている状態
・レジ待ちしなくて済む
・店の奥には店員がいて、監視カメラもあるのでセキュリティも大丈夫
(これってスマホにクレジットカードの機能を持たせないといけないって話だね
つい昨日も、カード会社かどこかが、大量のカード情報等をぶちまけたニュースを読んだけど
アメリカでは、AIが管理していて、店に入り、カバンに商品を入れると何を入れたかが分かり
店を出ると買い物が済んでいるという所もある
(便利のような、コワイような・・・
●レストランもキャッシュレスで店員も助かる
今まで、閉店後は、レジの精算でとても時間がかかっていた
人的ミスも多かったが、カード決算なら間違いがないので負担が減ったという声もある
●利用客のデータを分析してニーズに対応
お客さんが、大体どの時間帯に来て、どんな年齢層が、何をたくさん買っているか
などのデータの統計を出して、売り上げにフィードバックできる
(個人情報だだ漏れだね それにスマホ1つ忘れただけでお手上げでは?
●銀行強盗の心配がなくなる 無人の銀行
スウェーデンで実際あった事件
銀行強盗が入ったが、誰もいなくて、すごすごと帰る様子が監視カメラに映っていたそう
日本で現在、年間27件の銀行強盗事件がある/驚
今後は、全国に支店を増やすこともなくなり、経費も浮く
●これからますます増える外国人に対応
日本に来た外国人旅行者は「ああ、日本はまだ現金の国だったね」と思い
買いたい物を諦めてしまうことがよくあるそう
2020年、その損益の推定額は1兆円に達するのではという説もあるほど
●国はもう「キャッシュレス」の方向に動いている
銀行、カード会社、商店街にもカード化するよう呼びかけている
メール:なんとなく不安
専門家:「ETC」と同じで慣れたら当たり前の時代になる
メール:スマホとか分からない高齢者はどうする?
専門家:最初はクレジットカードを使ってもらって慣れてもらう
現金を落とした被害総額が毎年すごい
平成26年の1年間で現金を落とした総額は368億円!
その中で、拾われた額は164億円
毎年200億円近い現金が落としたまま戻ってこないのが現状
カードだと履歴が残り、保障もしてくれる
(私も財布を電車内でスラれて、交番に行ったら「現金は戻りませんよ」と最初に言われたっけ
その後、拾ってくれた方がいたけど、カードが残っていただけラッキーだった
●災害時の対応も早くなる?
東日本大震災で、現金が津波で流されたという経験がある
後で取り戻そうとしてもデータがないため、復旧に時間がかかる
「キャッシュレス」のほうが復旧の対応が早く、給付金も早い
アメリカでは、被災者に「プリペイドカード」を配ったという事例もある
●「キャッシュレス」のほうが手数料が下がる?
銀行での手数料は3~5%
その理由は、カード決済だと、支払いに時差があり
銀行口座に間に合わない人のリスクを銀行が立て替えているから
「キャッシュレス」は、使った時点で決済されるため、手数料が下がる
デビッドカードもすぐ決済(デビッドカードって何だろう???
Q:カードが盗まれたら?
カードを使うには4ケタの暗証番号が必要
たとえ盗まれても履歴が残る
Q:使い過ぎてしまうのでは?
「家計簿アプリ」を使うことで、「見える化」されて自制することができる
現金はコストがかかる
●「お金」という日本の伝統的文化の背景
専門家:
「お年玉」とか「冠婚葬祭」に水引きに入れてとか
日本には独特のお金に対する伝統文化があるのが抵抗感が強い要因の1つだと思う
中国では「お年玉」も電子マネーになっている
日本でもタクシーで「Suica」が使えるようになってきた
個人タクシーでも使えるようになると簡単で、利用客も喜んでくれるという声もある 「効率化」
Q:お金のありがたみが薄れるのでは?
専門家:
日本はお札がキレイで衛生的 外国ではしわくちゃなお札が多い
それだけ大事にしていることが分かる
でも、固定電話や公衆電話がなくなってきたように、「文化」は変化していくもの
中国では3年前から取り組んで劇的に変わった
お年玉だけでも何兆円という額が動いている 経済効果も望める
●真の目的は「キャッシュレス」で闇の金の動きを抑制すること?
(政治屋の闇の金の流れを一番防ぎたいね
専門家:
国は表沙汰には言わないが、「脱税防止」がとても重要だと思っている
闇経済、不正な取引、タンス貯金なども出来なくなる(そうかな
これからどんどん人口が減り、サラリーマンの税の負担も重くなる
お金に余裕のある人からもっと負担してもらう(政治屋とかね
「見える化」することで「マネーロンダリング」などがなくなる
現金だとなかなか防げない
新興国の店にこそ「キャッシュレス」を義務化することで売り上げを把握する
●アリババグループ ジャック・マー会長の戦略とは?!
「アリペイ」は中国でよく使われているアプリ
マー会長は、国・警察と絡んでいるのでは?という説が流れている
利用客の「信用度」を数値化
数値をアップさせのための対策がヒートアップ
逆に数値がダウンすると・・・
専門家:マー会長と警察、国がつながっているのではと言われている
●もっとも怖いのは「総監視社会」
映画化もされた『1984』のように、個人情報が他のデータと結びついて
個人のすべてが監視・操作されてしまうのはもっとも避けたい
「サイバー犯罪」のリスクもある
topics~“スマホ乗っ取り”にご用心!@あさイチ ほか
●個人が決める? データ活用
自分のどのデータを、どこに預けるか、を自分がそれぞれ決められる仕組みが理想的
Q:全国一斉にできるもの?
専門家:
地方では使えない、というのでは困る
まだこのシステム自体知られていないのが現状
Q:雇用が減るのでは?
専門家:
議論は2つある
人手不足が効率化によって解消されるor雇用が減る
まだ今の段階では分からない
地方では人手不足が深刻なので、「キャッシュレス」のメリットのほうが大きいのではないか
「キャッシュレス」が大きなビジネスチャンスにつながればよい
<今週のグラフィックレコーディング>