しぜん・ふしぎ・ワンダーランド

ふと、まわりの自然に 気がついたときから
ゆっくりと大きなとびらがひらかれていきます

ミツバチと採蜜と

2022-06-14 07:38:48 | 日記

いちごハウスで働いていたミツバチたちは、女王蜂が毎日3,000個もの卵を産んでいく卵から孵った幼虫たちの育児におおわらわ。

少しずつ働く仲間の数が増えてきて、巣箱の中では巣板の枚数を増やしているところです。

 

育児係の若い働き蜂は、経験を積んで花の蜜や花粉集めに飛びまわります。よく見かけるミツバチは、働き盛りのミツバチたち。

 

年老いてきた働き蜂は、巣箱の門番の係に。

若い働き蜂が間違えて他の巣箱に帰ってきたら、門番の係の蜂は匂いの違いで判別して、ここは、貴女のお家じゃないよと教えてあげる。

 

 

そんなことを採蜜作業している養蜂家さんに教わりました。

 

蜜フタを切って巣板をぐるぐる回して採蜜作業。

巣板には、両側に巣の穴があるから、遠心分離して蜜を飛ばしたら、反対回転。ハンドルを逆に回すと、また、蜜が巣板から飛び出してトロリ、トロリ、トロリと蜜が出てくる。

 

おもしろいから、ハンドルぐるぐる回した。あんまり勢いよくぐるぐるすると、巣板には、蜜だけじゃなく、卵や幼虫もいるからそれらが巣穴から吹っ飛んでしまう。かげんしてハンドルを回すことを教わりました。

 

蜜が、いっぱいになりました。

さらに細かいメッシュで二回濾して、瓶詰め。

まったく殺菌や加熱をしていない活性した酵素が溶け込んだまんまの生のハチミツ。養蜂家さんは、このハチミツの効能を活かすため、料理に使うときも70℃以下で使うそうです。だから、ハチミツを仕上げに使ったりするんだね。

 

 

ひやー

いっぱいいる。でも、襲ってこない、怖くない。

蜜を採った巣板はまた、巣箱にセットして1週間から10日ごとに、また、採蜜作業を夏までされるそうです。

 

ハウスの花粉交配用のミツバチ群の育成と採蜜作業と花粉交配用巣箱にミツバチのエサを与えに行ったり、農薬散布の際には、あらかじめ巣箱の出入り口を塞いで薬害から避ける作業と、養蜂家さんも働きものです。

ミツバチへの繊細な観察と重い巣箱の運搬など、ほんとうに頭が下がります。こうしておいしいいちごが実ったり、貴重なハチミツが手元に届いているのですね、ありがとうございます。

蜜フタをいただきました。

これには、まだ、蜜が付いているから袋の先を切って蜜が下がってくるのを受けました。蜜フタは、蜜ロウでできているから、煮溶かして蜜ロウラップを作ろうかな。

 

 

梅仕事のついでに、ハチミツと同量の梅でハチミツ梅の酵素ドリンク作りましょ。

梅酒には、波照間島の黒砂糖を使おうかな。

 

ミネラルたくさん、甘さは控えめな梅酒にしたいから、味を見ながら氷砂糖を加えます。

コメント
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