風とともにラクウショウの葉が舞い落ちる道をゆっくり通り抜けてゆき、
こうして木々を見上げて時々たたずむのが好き。
どうしてこんなにきれいなの？木漏れ日の優しい落ち着いた雰囲気のコナラの林。
もうすぐで、2021年が終わりますね。
今年のしぜん・ふしぎ・ワンダーランドの活動は、
せっかく開催準備していたのに、化石発掘体験が新型コロナ対策のため急遽開催中止をせざるを得なくなり、ほんとうに残念でした。
農家さんの茶摘みのお手伝いや、木のプレート作りなど木に触れる体験、星空観察会が開催できてよかったです。
この市民団体のワンダーランドができて10年余り、イベントへの参加者募集のみならず、ワンダーランドの運営スタッフや活動をお手伝いしていただける方も募集してきました。
さて、来年度の活動は、何ができるだろう？
まずは、湧水が滞留して落ち葉が腐ったヘドロ臭をなんとかしようと、湧水の通り道を掘って、遊歩道には簡易な木橋をかける作業から、開始。
この、ぐちょぐちょなぬかるみをクワや剣スコップでドロをすくって、根っこを切りながら向こうの池まで勾配をつけて溝を掘る。
みんなでドロだらけになりながら。
溝が埋まらないように両側には土留に丸太をならべ、
橋を渡すところには、杭を打ち込み木橋を渡っても沈み込まないようにアイデアを出しあいながら工夫して、みんな汗を流して湧水対策したよ。
木橋も、できたー
マスクまでドロ。くちゃいドロだらけだー
樹齢を重ねたコナラがとうとう枯れた。
6月頃、キクイムシの来襲をうけて、キクイムシの幼虫がコナラの幹の中を食い荒らして道管を詰まらせたから、とうとうコナラは水を吸い上げられなくなって枯死したそうです。
立ち枯れのままだと、いつ、遊歩道に倒れてくるか
このままだと危険だからチェンソーで伐り倒しておいた。
幹は、階段作りに利用して、今日の作業は、これでおしまい。
おつかれさまでした。
きれいになったしぜん・ふしぎのひろばでは、
ほら、ウリハダカエデが花を咲かしていましたよ。
紅葉が始まった東山ふれあいの森を
ぜひ、散策してみてくださいね。
きれいですね〜
ほんのりコナラの葉っぱは色づきはじめましたよ。
ヤシャブシは、緑の葉脈が透けて見えるね。
木漏れ日に、うーん
て、伸びをすると気持ちいい。
2021年11月6日（土）は、9時から名張市東山ふれあいの森で
散策路に木の階段をつけたり、
滲み出てきた伏流水が溜まり水にならないように水路を整備したりしますよ。
しぜん・ふしぎのひろばの入り口には、
手頃な太さの木を伐採して、ベンチを設置してみよう。
チェーンソー部隊と、スコップ部隊、木の杭をカケヤで打ち込むコンコン部隊の３編成でみんなでちょっとずつでも、安心して散策できる里山にしていきたいですね。
自然栽培のお茶。5月にバリカン歯で新芽を刈り込み、荒茶に加工したもの。
やかんに湯を沸かして軽くひと握りの茶葉を入れた。
茶葉ひとつを口に入れてみた。抹茶より爽やかなグリーンノートが鼻に抜けた。
桜の紅葉の季節、
温かいお茶をいただきます。
来年も茶刈りのお手伝い、できるといいな。
本年度のしぜん・ふしぎ・ワンダーランドの企画は、あとひとつ。冬の野鳥観察会です。毎月第一土曜日の森整備の活動も、楽しみです。
