しぜん・ふしぎ・ワンダーランド

ふと、まわりの自然に 気がついたときから
ゆっくりと大きなとびらがひらかれていきます

しいたけ植菌里山体験

2021-03-15 07:22:09 | 日記

2021年3月14日(日曜日)晴れ、9時。暖かな陽射しの東山ふれあいの森に、5人が集まって準備運動。発電機、コードリール3つ、ドリル2つ、ハンマー2、木槌3、しいたけ菌駒1,000駒、かけや、杭、看板を持って集まった。

今日は、しいたけ菌の植菌とゴミ捨て禁止看板を設置する作業日。コナラの丸太に30個〜40個の穴をドリルで開けていき、培養されたしいたけ菌駒を穴に打ち込んでいく。

木槌が木を叩く軽やかな音がいくつも重なり打楽器の演奏を聴いているような気分。

ふかふかの落ち葉に陽射しが届く林床で、腰をかがめて作業する。時おり腰を伸ばしてふと見ると、カエルも演奏を聴いていた。ポカポカな光とコンコン叩く音をカエルも一緒にたのしんでいるみたい。

自然学習に興味をもつ小学校の先生も作業に加わり、しいたけ菌を打ち込んだ20本の原木を仮伏せできた。

 

「先生からのメッセージ」

お疲れ様です!
今、帰ってきました。

貴重な体験をありがとうございました。
里山の環境をこれ以上荒れていかないように、ひとりひとりが今、できることをやってみるという行動や、その願いを聴けて新鮮でした。
それと同時にどうにかできないかな?
自分にできることは無いかな?
と考えながら帰ってきました。

少なからず今回は2人の教員が経験して子供たちに還元していくと思います。

また、体験させてもらったり何かお願いをするかもしれませんがよろしくお願いします!

とてもうれしいメッセージをいただきました。

興味を持った先生が体験して、考え、それぞれの地域で活動をしている団体や個人と連携して普段の学習指導では、なかなか体験させてあげられないことを児童さんにもつながって伝わっていくといいな。

 

去年植菌したホダ木には、気の早いしいたけが顔をのぞかせています。今年の秋から本格的に発生するでしょうから、楽しみですね。

杉の丸太を輪切りにしてみた。

先生たちには、それをドリルで穴あけ作業をしていただきました。木の名前を書いて吊るすプレート作り。

6月3日には、今日植菌したホダ木を立てて本伏せする作業と、里山散策しながら、木を学ぶ学習会。プレートを吊るしてまわります。

 

そんな里山体験、してみませんか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちいさな活動

2021-03-05 22:12:56 | 日記

名張市の東山ふれあいの森。

もとは、炭や焚き木の燃料や、

落ち葉を肥料に利用されてきた丘陵地の里山のひとつ。

いまは、利用されなくなった樹々は、大木に育ち、そして枯れた。

立ち枯れて、風にあおられ揺れている。

だれもいない

枯れたの木の間には、鹿の通りみちができていた。

枯れ木と常緑広葉樹を伐って、

ひとが安心して歩けるこみちを拓く。

 

林床に光が差し込み、そよ風が抜けていく、

明るく見通しのよい里山の遊歩道を

少しずつでも、整備していくと

ひとと小鳥たちがあそびにやってきてくれる。

ほんの

ちいさな活動。

次回は、3月14日9時からです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする