今週の相棒を見て

今週の相棒、銃が話の軸になる話でしたけどさ。

銃規制のせいで、銃を持たない人間が非常に不利な世の中になってる。
これは問題だ。

って、作中のおっさんが見当外れのことを言ってましたの。
右京さんは「人を守るのは銃では無く法だと思う」って、ピントのずれた返しをしてましたけど。

それ以前の問題でしょ。

銃を持ってても、銃から身を守ることは出来ないよー。

何故なら、銃は攻撃力が高すぎるので、先に撃った者がほぼ確実に勝者になる武器だから。
この場合、勝者になれない＝殺されてる、ってことだから。

死体になってから何が出来るの？　って話。

普通の人は軽々しく銃を抜かないので、どのみち先手を取るのは超難しい。
なので、銃を持っていても銃から身を守ることは無理。

でも、普通に銃を持ってることが当たり前の状況と、無いのが普通の状況じゃ、銃を持った犯罪者側の心理的に軽々しく銃犯罪を犯せるじゃん。

うん。そうかもしれないけど、銃を持ってても先に抜かなきゃ効果を発揮できないから、それで身を守るなら戦闘訓練を受けまくって達人レベルになることが要求されるんだけど？
そんなの誰でもは無理な相談だし、寝てるところを襲われたら、まともに抵抗できずに終わるじゃん。
犯罪者相手に「寝込みを襲うのは卑怯だからやめるべき」なんて言うわけ？

だから、対抗で銃を所持してもまず意味無いわけですよ。

そこら辺を攻めて欲しかったです。

「一般的に銃が出回ってる世の中が銃から身を守れる社会のわけがないじゃないですか。例え根絶が無理だったとしても、銃所持を禁止していくことが、銃から身を守ることに繋がるのです」

って言って欲しかった！