素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

今もこういうの居るよねぇ

2017年05月29日 19時50分43秒 | 日記
「(桂や山県らは)常に玉座の蔭に隠れて、政敵を狙撃するが如き挙動をとっているのである。彼等は玉座をもって胸壁と成し、詔勅をもって弾丸に代えて政敵を倒さんとするものではないか」

今日の朝けの空にで載ってた名演説。
赤線引いときたいレベルで大事な言葉だと思ったですわ。

俺こそが陛下の忠実な臣下だ!俺に反するものは逆賊だぞ黙れ。
こういう行動は卑怯極まりないと言ってる言葉ですね。

自分の我を通すために、天皇陛下に「こういう勅語をいただけないか」とお願いする。
勅語をいただけさえすれば、反対勢力を全て黙らせる効果があるから。
そして天皇陛下は臣下たちが決めたことに「No」という選択肢は無いわけで。
何故って立憲君主制だから。
卑劣極まりない。

でもさ。

これ読んで思ったんですけど。
大正時代も、今とあんまり変わらなかったのじゃないの?

政治の世界。
今も居るよね、こういうの。
誰がそうだとは言わないですけど
言ってしまうと、下手すると彼らと同じ「玉座をもって胸壁と成す」ような人間と同レベルになるような気がするんで。

昔の政治家は立派で、今の政治家はダメだ、みたいな認識。
薄甘くあるような気がするんですが。

そんなこと無いのでは。

少なくとも、大正時代は違うような気がするなぁ。