なんかもったいないなぁ

今日の「朝けの空に」で、大韓帝国最後の皇太子・李垠（りぎん）の話が出てたんですが。

読んで思った。

韓国は何でこの人を担がなかったのか。

人格は問題なさそうなのに。
（大正天皇と兄弟のように深く親交したとのことなので）
（どのくらい深かったかというと、彼と通訳無しで話すために、大正天皇が韓国語を勉強したくらい）
（結婚した方子女王ともとても仲が良かったみたいだし）

彼を担げば、今、半万年の歴史なんて嘘つかなくても、大韓帝国の後継国家って体裁は取れたと思うんですけど。

……まぁ、李承晩が悪いんだろうけどね。

彼が李垠氏に韓国籍を認めず、帰国も許さなかったらしいので。
やっぱあれかな。
彼が帰ってくると、自分の権力が揺らぐとでも思ったのかしら。
多分、彼が帝国軍人で中将にまで出世したってのは関係ないのではないかと。
（後で軍事クーデターで政権を握った朴ちゃん元大統領のお父様の高木さんだって元帝国軍人ですしの）
（まぁ、彼の場合は中尉で終戦を迎えたようですが）

……ゴミ袋の中に宝石が落ちていたのに、無視してゴミ収集車に出しちゃった。

そんなもったいなさを感じてしまいましたね。