素振りブログ。

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こないだ実家に帰ったときに話した事

2017年05月12日 21時33分11秒 | 日記
こないだ実家に帰ったとき、親と産経新聞小説の「朝けの空」の話になって。
「明治天皇ひどくない?」と親が言ったんですわ。

明治天皇、大正天皇の妃である節子妃に休みなしの皇族活動を命じて、大正天皇には「お前は休め」と療養を命じた。

ここのところで。

私としては「明治天皇は身内にとても厳しい人だった」から、この行動は納得できるんですけども。
「愛する者は遠ざける」ってのを信条にしてた人ですからの。
全ての国民を平等に愛するために、自分が個人で愛する者は遠ざける。
そういう人だったらしく。
その流れで、皇族が「楽しむ事」を極端に嫌ったらしい。
皇族が観光に行ったり、避暑地でのんびりすることを「けしからん」と思っていたとか。

だから節子妃に「お前は休むな」って言ったんじゃないかと。
皇族である以上、節子妃にはのんびりと休むヒマなど無い。
そういうことでは。

じゃあ何で大正天皇は休むんだ、と言われるかもですけど。

大正天皇の場合は基礎体力が不安ですからの。
病弱な方ですし。

馬車馬のように皇族活動させて、体調崩して万一のことがあったら。
困るじゃ無いですか。

この療養を命じたときにはすでに昭和天皇が誕生されていたとはいえ、まだ少年も少年。小学校に上がるか上がらないかってときですし。
そんなときに皇太子に万一のことがあったら。

あまりにも幼い皇太子の誕生。

これはマズいっすよなぁ。
それを考えたら、大正天皇療養は納得できる選択だと思うんですけどね。